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うつで本を読めなくなった私が、当時読めなかった本を読み直して | 休職日記

幼い頃から本が好きだった。
学生時代は図書館に入り浸ってたし、クリスマスプレゼントも本やマンガだった。バイトの動機も、本(や友人と遊ぶお金)が欲しいで、社会人になって初のボーナスでKindleを買った。
社会人になって、読みたい本が図書館や古本になるまで待たなくても沢山買える事が最高だった。

私は、うつになって、あれだけ好きだった読書ができなくなった。
本が読めなくなった。

言葉や文字が目から滑るし、集中できない。
でも、大丈夫、長編は無理でも短編集なら。
短編集が無理なら、詩集がある。
詩集がダメなら、マンガに画集に。
それもダメなら、絵本なら。
絵本がダメなら、、、どうすればいいんだろう。

うつになって、これまで支柱になっていた好きがメタメタに壊れた。好きだけで心を守れないことを実感した。

底辺になったできることをひとつ、ひとつ拾い直して、ようやく少しずつ戻ってきた本を読む力。

約1年の月日を経て、ようやく、ひとつのきっかけになった「読めなかった絵本」を読み直すことができました。
内容の感想に関しては、👇記事にてまとめています。(無料です)

絵本が読めなくなった時の話はこちら👇。
これだけで読めますが、今回の記事とふんわりつながっています。(こちらも無料です)


こちらは私主体の、やっと読めた!わっしょい!語りです。プライベート一色なこもともあり、初の有料エリアとさせていただきました。

応援がてら読んでみようか...という方や、同じように本を読むのがつらい方に届くようにと書きました。
未来でまた、読むことがしんどくなった私へのエールでもあります。

※文字から目が滑る人に伝えたいのは、太字のみです。たくさん寝て、ふと思い出した時にでも開いてください💭


紙もすこしざらざらの手触りがあるいいやつ。


やっっっと読めた。
ヨシタケシンスケ。おしごとそうだんセンター。

読んだ(めくった)ことがあるはずなのに、ほぼ憶えてなかった。
当時の"読めない"ことへの絶望と焦燥、虚無は鮮明に憶えているのに、本の内容なんてほぼ初めての感覚。

この本の印象を、そんなことから変えたいなとずっと思ってた。
多少、苦しくても上書きがしたかった。



読み直して、読み切って、開放感に溢れている。
正直、本の感想と同じくらいに読み切れたというタスク完了の充実感があって、少しこの本をフラットに読めなかったことへの罪悪感があった。

しかし、過去を振り返ると読み始められない本なんて多々あった。

・友人にすすめられて借りたのに読めていない本
・買ったことに満足して読めていない本
・何故か背表紙を見つめてばかりの本
・なんか増えてた本
電子書籍が台頭してから、積読はより増した。とても、とても増えた。



読み始めても、読み切れない本がたくさんある。
文体に馴染めない、文章に入り込めない、集中できない、今じゃない。

私達は、楽しみだけではない、大なり小なりの葛藤を持ちながら本を開くことが結構ある。

立読みで読み切ってしまった本も、知ったかぶりしてしまった本も、買ったのに読まずに売ってしまった本もある。


本への感想って、読んだ内容だけでなく、当時の自分の内面からも浮かんでくるものだ。


幼い頃から、何度も読み返す人生のお守本、短期留学に持っていった短編集、読んだタイミングが悪くて、責められてるように感じた本、その時出会えたことに感謝した本。

様々な場所での、様々な向き合い方の読書を重ねて個人の読書歴は構築されていく。

今日、またひとつ“少し引っかかっていた本”を読書歴に追加できたことが嬉しい。

"あの本を読めた"が読書歴に加わる。

もう、読書歴は更新されないかもと心の何処かで思っていた。
私の読書のほとんどは義務でなくて、趣味だったから。あの、紙面の中を飛び回るような快感と没頭はないのかなと悲しく思っていた。

違った。
たくさん読める時も、読まない時も、読めない時も、読みたくない時も。
その思い出も、次の本へと託すことができる。

大丈夫。何度読めなくても、絶対に大丈夫。
他の事をやればいい、できることをやるしかない、なにもできないなら横になればいい。本なんてどこかに投げるか置いておけばいい。

そして、それでも本を開きたい時が来たら、また開けばいい。
本は待っててくれる。いつまででも。

今日でも1年後でも10年後でも、それ以降でも。
私は心でそう唱えてる。
大丈夫。本は待っててくれる。



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都築あかり ここまで読んで下さりありがとうございます。 大切な時間を使ってもらい嬉しいです💐 よろしければ無理のない範囲で応援をお願いします。 いただいたチップで紅茶と本買って、また書きます🫖