見出し画像

おまけじゃなくて“おためし版”。——ハッピーセット図鑑とnote100円記事に感じた可能性

「マックのハッピーセットって、おもちゃがメインでしょ?」

正直、そう思ってた。
でもある日、注文のときに気づいた。

「絵本か図鑑も選べます」って書いてある。

息子に聞くと、「恐竜の図鑑がいい!」と即答。

そのとき渡されたのは、手のひらサイズのミニ図鑑。
小学館の本格図鑑をベースにしていて、写真や解説もしっかりしてる。
もちろん分量は少ないけど、一つひとつの情報は“本物”だった。


おためし版から始まる、ちいさなハマり道



そして先日、またハッピーセットを頼んだら、今度は「シールブック」がついてきた。

シールを貼れるのは、全部で3ページ。
ペガサス、ティラノサウルス、そして遊園地の絵。

恐竜好きの息子は、迷わずティラノのページを開く。

知育絵本らしく、シールはただ貼るだけじゃない。

指定された数字のスペースに、対応する番号のシールを貼っていくスタイルになっていた。

ちょうど数字を覚え始めた5歳の息子は、「これは5だね」「これは1と3だね」と確認しながら、集中して1枚ずつ貼っていく。

普段はすぐ飽きてしまうのに、恐竜だけは別らしい。
何回かに分けて、じーちゃんも巻き込みながら、夜には見事に完成。

40枚近くのシールを貼り終えて、「できた〜!」と満足げな顔を見せてくれた。


どうやら、それも大元に市販の本があって、これは“おためし版”という立ち位置らしい。

そして私は——迷わず、その「本」を息子の誕生日プレゼントに選んだ。

noteの100円記事って、もしかしてこれと同じ?


この流れ、どこかで見たことある気がした。

そう、noteの「100円記事」だ。

中身のクオリティは有料記事と同じ。
でも、分量は少なく、テーマも1つに絞られている。

読者からすれば、「この書き手、気になるけど、いきなり500円はハードル高い」というときに、
100円記事はちょうどいい“入口”になる。

「おまけ」や「安さ」の裏にある、本気の設計


おためししてもらって、「あ、いいかも」って思ってもらえたら、
今度はもっと長い記事や、メンバーシップ、有料マガジンへと繋がっていく。

マックの図鑑や絵本が、「おまけ」の顔をした“未来の本好き”への入り口なら、
noteの100円記事も、「安価」の顔をした“信頼”への第一歩なんじゃないか。

採算度外視でも、「まずギブ」。その意味が少しわかった


正直、あのシールブックのクオリティを考えると、ハッピーセットの価格では採算が取れているとは思えない。

図鑑や絵本だってそう。
小学館の本格シリーズをベースに、これだけの内容をこの価格で出すのは、普通に考えたら赤字なんじゃないかと思ってしまう。


でもたぶん、それでもいいんだろう。
まずは「手に取ってもらうこと」。
まずは「好きになってもらうこと」

そんなふうに、“ギブの精神”で設計されているように感じた。


noteでも、よく言われる。
「まずは出し惜しみせずに、ギブしよう」と。
でも、それって言葉で言うほど簡単じゃない。

自分の時間をかけて書いた文章だからこそ、つい「これは無料で出していいのかな」って迷ってしまう。

だけど今回、マックのシールブックで実際に“ギブされる側”になってみて、ようやく少し腑に落ちた気がする。
「出し惜しみしないって、こういうことなんだな」って。


たった100円からでも、「また読みたい」は生まれる


私もそんな100円記事、書いてみようかな。

“ちょっと読んでみたい”が、“もっと読みたい”に変わる瞬間
それって、ものすごくささやかで、小さくて、でも確かにあたたかい。

だからこそ、その芽をちゃんと見つけて、そっと育てていけるような書き手でいたいと思う。

届け方に悩むこともあるし、伝わらないことだってある。
それでも——信頼は、一気に築くものじゃなくて、
「また読もうかな」と思ってもらえる、その小さな積み重ねの先にあると信じたい。


最後まで、お読みいただきありがとうございます😊

「スキ」「フォロー」していただけると、励みになります。

最近はエピソードベースの記事買いてます👇

連日、海の事故多いなぁ。海に慣れていない人ほど、気をつけて。


いいなと思ったら応援しよう!

ポッチャリ夫と島暮らし|家庭と社会のはざまを綴る人 ギブ&テイクの「ギブ」をそっと差し出せるあなた✨その生き方、すごくかっこいいです。きっと、心の余白作りが上手なんでしょうね。その秘訣、ぜひ、教えてください!☺️