空気がピリつく前に、私が怒ってしまう。——そんな帰省の話。
怒りたくて怒ってるわけじゃないのに、
気づいたら、怒ってた。
そんなこと、最近よくある。
子どもが言うことを聞かないから?
自分の気持ちに余裕がないから?
いろいろ理由はあるのかもしれないけど——
よく考えたら、私が怒ってる相手は、子どもじゃなかったのかもしれない。
うちでは、タブレットの距離感はわりとゆるい。
5歳の息子は、よくタブレットを使う。
ゲームをしたり、アマプラでアニメを観たり。
最近は、ひらがなの練習までそのタブレットでしている。
だから私は、「タブレット=悪」みたいに決めつけるつもりはなくて、
本人が楽しんで使ってるなら、ある程度は自由にさせてる。
アニメを見るときに、目が悪くなるから離れて観てほしい、とは思う。
でも、ゲームのときは画面を近づけないと操作しづらいこともあるし、
私も毎回チェックしてるわけじゃないから、多少近くで観てても、
家ではスルーしてしまうことの方が多い。
でも——実家に帰省すると、それが一気に変わる。
実家では、私の“ゆるさ”が通用しない。
私の両親は、すごくうるさい。
「目悪くなるから、もっと離れて見なさい」
「何度言えばわかるの!」
朝から晩まで何回言ってるだろうってくらい、息子に注意が飛ぶ。
でも、息子は集中していて聞こえていなかったり、
時には“聞こえないふり”をすることもあって、
その態度に両親がさらに怒る。
だんだん、空気がピリついてくる。
私はそれが、すごく嫌だ。
せっかくの帰省なのに、
たまにしか会えないのに、
こんな空気になってしまうのは、なんかもったいない気がする。
かといって、「怒らないでよ」なんて言えば、
「ちゃんと注意してるだけなのに」って、今度は両親を責めるみたいになってしまう。
だって、彼らは本気で、孫の目を心配してくれてるんだから。
怒ることで、“怒らせないように”してた。
だから私は、「空気が壊れる前」に、先回りして怒る。
「こら、言うこと聞きなさい!」
「何回言わせるの、ちゃんとしなさい!」
……気づいたら、いつもならスルーしてたことに、
私まで怒ってる。
「パパに言うよ」
必殺最終奥義ワードも頻繁に使う。
なんなら、両親より厳しい口調になってたりする。
自宅に戻ったら、そんなに怒らないことなのに。
怒ってたのは、子どもじゃなくて“空気”だった
思うに私は、息子に怒ってるというより、
“場の空気”を立て直そうとしてるだけだった。
「誰かが怒ってる空気」に耐えられないだけ。
でも、それって本当に“私が怒るべきこと”だったのかな。
「怒り」が感情じゃなくて、
“空気を整えるツール”になってしまっている。
息子からしたら、「理不尽」に思うよね。
“怒る以外”の方法を、もう少し持っていたい
今度、実家に帰るときは——
たぶん、また両親は「目が悪くなる!」って言うし、
息子は“聞こえないふり”をするし、
空気は、ちょっとピリつく。
でもそのときは、
「私が怒る」以外の選択肢を持っていたい。
たとえば。
1. 「実況」して空気をやわらげる
息子がタブレットに夢中になってたら、
「お、今はアニメかな?ゲームかな?」って、
ただ“実況”するように声をかけるだけでも、
空気って少しやわらぐ気がする。
2.「選択肢」を渡す
「そろそろ目が疲れてきそうだね。ちょっと休憩する?それとも離れて観る?」
って、命令じゃなくて提案にしてみるのもいいかもしれない。
3.「共犯者モード」で寄り添う
うるさく言われてしょんぼりしてたら、
「じいじ、ほんま昔からあれ言うよな〜。私もしょっちゅう怒られてた」
って、こっそり共犯者モードで寄り添うのもアリかも。
怒って空気を正そうとするんじゃなくて、
やわらかく、ゆるやかに場を整える方法を、
もっと増やしていけたらいいなって思う。
思ってても、結局怒ってしまうんだけど。。。
夏の帰省、ひとつでも“怒らない選択肢”を持って帰れたらいいな。
最後まで、お読みいただきありがとうございます😊
「スキ」「フォロー」していただけたら、励みになります。
島暮らしの息子。無事に海では洗礼を受けました。
たまに都会に出てくると、当たり前じゃない世界に、感性が光りまくり。
いいなと思ったら応援しよう!
ギブ&テイクの「ギブ」をそっと差し出せるあなた✨その生き方、すごくかっこいいです。きっと、心の余白作りが上手なんでしょうね。その秘訣、ぜひ、教えてください!☺️