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早稲田アカデミー 4年間の費用を全公開|432万円の内訳と「誰も教えてくれない追加費用」

塾の費用を4年間、全部記録していた。その合計が432万円だった。

この記事は、中学受験を検討中・進行中で「実際のところ、塾代はいくらかかるの?」と気になっている親御さんに向けて書きました。

​仕事では25年、管理部門の実務に携わってきました。大きなお金の流れを管理し、数字の妥当性を判断するのが私の日常です。

​ですが、そんな私ですら、息子の塾代に関しては、心のどこかで「ブレーキ」が効かなくなっていました。

家計管理アプリには毎月の支払いが淡々と記録されていく。でも、その総額を直視することだけは、無意識に避けていた気がします。

数年前の私が一番知りたかったことを、一人の父親として正直に書きます。


4年間で、約432万円。

この数字を見て「高い」と思うか「そんなものか」と思うか、人によって違うと思います。

ただ一つ言えるのは、この432万円という数字は、入塾前の私にはまったく見えていなかったということです。

最初の年、請求書を見たとき。

「思ったより、いける」と感じました。

その感覚が、どこで、どう変わっていったのか。


前提:わが家の受験スタート時期

息子が進学塾に通い始めたのは、小2の2月(新小3)からです。

一般的には新小4(小3の2月)スタートが多いと聞いていましたので、1年早めのスタートでした。

そのため、塾費用の発生期間も他のご家庭より1年長くなっています。

また、今回ご紹介する金額は塾に支払った費用のみです。
受験料・交通費・お弁当代・塾以外の教材費などは含んでいません(!)

「受験にかかる費用の全体」ではなく、「塾費用だけを切り出した数字」としてご覧ください。


年別の塾費用、公開します

4年間の塾費用、合計で約432万円

改めて数字にしてみると、自分でも「そうか、そんなにかかったんだな」と感じます。
(まじめに考えると発狂しそうなのですよ。。)

2022・2023年は手元に記録がなく記憶ベースのため、実際はもう少し前後している可能性があります。

2024・2025年は実際の支払い金額です。


学年が上がるほど、費用も上がっていく

表を見ていただくと、学年が上がるごとに費用が増えているのがわかります。

新小3の60万円に対して、小6は162万円。約2.7倍です。

これには理由があります。学年が上がるにつれて、

  • 授業のコマ数が増える

  • 季節講習(夏期・冬期・春期)の費用がかさむ

  • 志望校対策の特別講座が加わる

といったことが重なっていくためです。

「最初の年は思ったより安く感じた」という声を聞くことがありますが、それは低学年のうちは費用が抑えられているから、という側面もあるかもしれません。

2024年に130万円に到達したことを認識したとき、「2025年はどうなるんだ……」と戦々恐々としていたのを覚えています。


受験費用はこれだけではない

繰り返しになりますが、今回の432万円塾費用のみです。

これに加えて、実際には

  • 各学校への受験料(1校あたり2〜3万円程度が多いとされています)

  • 塾への交通費

  • 模試・テスト代

  • 参考書・問題集代

  • 合格後の入学金・制服・学用品

なども発生します。

「塾費用だけでこの金額」という前提で、早めに全体の費用感をつかんでおくことが大切だと感じています。


​わが家だけ、なぜ高くなったのか

ここで、大手進学塾の一つ「早稲田アカデミー」の一般的な費用例と比較してみます。

教育情報サイト「リセマム」に掲載されていた2026年度版の試算によると、小3から小6までの4年間の合計は約323万円とされています。

3年生:40万1,940円
4年生:66万1,100円
5年生:101万900円
6年生:115万3,880円

※いずれも消費税込。各期講習会・必修テスト・カリキュラムテストを受講した場合の料金。6年生は土曜YT講座を受講したと仮定。教材・合宿・集中特訓・正月特訓及び志望校別対策講座は含まない。

出典:リセマム."【中学受験の塾選び】早稲田アカデミーの特徴と費用・合格実績(2026年度版)"

​わが家の実績(約432万円)との差は、約100万円
この差がどこから生まれたのか。それこそが「塾代のリアル」です。

​この差額は、主に以下の「オプション講座」によるものです。

  • ​NN志望校別コース(「何が何でも」の略称で知られる、早稲アカ名物の志望校別対策)

  • 季節ごとの合宿・集中特訓

  • 正月特訓

​つまり、基本コースだけなら300万円台で収まるかもしれません。

しかし、本気で志望校を狙い、ライバルとしのぎを削るための「武装」を重ねていくと、プラス100万円の壁はあっさりと超えてくるのです。


 ​財務の実務家として、改めて思うこと

​この432万円という数字を単なる「消費」と考えると、あまりに高額です。

ですが、財務の仕事を通じて多くの「投資」を見てきた私の目から見ると、少し違う景色も見えます。

​伴走した4年間、息子が壁にぶつかり、涙を流しながらも机に向かった時間。
親子で一つの目標に向かって対話を重ねた日々。

それは、親の私にとっても、数字だけでは計れない「未来への投資」だったのかもしれません。

​とはいえ、キャッシュフロー(現金)として出ていくのは紛れもない事実です。
中学受験は、走り始めてみないとわからない金銭的負担があります。

だからこそ、「早めにリアルな総額を知っておくこと」が、家計を守るうえでも、親の心の平穏を保つ上でも、一番の防衛策になると感じています。


まとめ

  • わが家の塾費用は4年間で約432万円(※一部記憶ベースを含む)

  • ​基本料金以外の「オプション(合宿・特訓)」で、+100万円以上の差が出る可能性

  • ​早期スタートはその分、費用発生の期間も長くなる

  • ​「塾代」以外にも、受験料や入学金などの出口戦略のお金が必要


「この432万円、家計でどうやって回したの?」
——その疑問には、次の記事で答えています。

数字を直視できなかった私が、家計を「見える化」して、不安が軽くなるまでの記録です。


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このシリーズの一覧 「経験者パパが教える中学受験のリアル」


私については、こちらをご覧になってください。


中学受験を終えた直後の、息子の様子をエッセイ風にしています。


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ハト 不器用ながら、実務での気づきや日々の葛藤をありのままに綴っています。最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。いただいたお気持ちは、執筆活動のために、大切に大切に使わせていただきます。皆様の温かな応援が、何よりの励みになります。