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知ってもらう前に、まず読みに行く。noteのつながりを支える4つの道具|おはようカノジョ #221

はじめに

「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30にいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。生成AIを使った個人開発の開発日記を毎日書いている。

ミナトさんのメンバーシップ限定Discordで、あいびよりさんとやり取りしていたときのこと。
フォロワーさんの記事をどう読みに行っているか、という話の流れで「おはヨミ next」を出した。
そのとき、あいびよりさんがこのツールを知らなかったことに気づいた。

作ったときには記事を書いた。サイトからも使える。
でも、一度紹介しただけで、新しくつながった人にまで届き続けるわけではない。

当たり前なのに、作った側はすぐ忘れる。

ただ、ツールを四つ並べて機能を説明するだけでは、また同じことになる。
僕がこれらを使って何をしているのか。今回は、そちらから紹介したい。


投稿して待つだけでは、つながりは始まりにくい

記事を書いて投稿するだけでは、存在を知ってもらう機会は限られる。

自分から他のクリエイターの記事を読む。
コメントを残し、相手を知る。

読んでもらうためにコメントを置く、という話ではない。
相手の記事を読み、言葉を交わした結果として、こちらの記事も知ってもらう機会が生まれる。

知ってもらいたいなら、先に相手を知りに行く。


全員を読もうとして、誰にも会えなくなった|おはヨミ next

元のおはヨミは、登録したクリエイターを一つのリストに並べ、上から順番に読む仕組みだった。登録人数が少ない時期には機能していたが、30人ほどに増え、仕事やメンバーシップ運営で読む時間も減った。朝の通勤時間では途中までしか読めず、夜に続きを開いても疲れて閉じる。毎朝のリセットによって、前日の積み残しも消えていた。

問題は「多くの人を読みたい」こと自体ではない。

全員を同じ頻度で読もうとした結果、いつもリストの後ろにいる人へたどり着けなかった。

そこで、読む相手を「毎日」「週単位」「月単位」に分け、今日読む人を自動で絞る設計へ作り直した。今日読まなくてもいい「ゆっくり」という場所も設けた。

自分から読みに行くことは大事だ。
でも、全員を毎日読もうとして続かなくなったら意味がない。

おはヨミ nextは、たくさん読むための道具というより、無理なく会い続けるための道具になった。

今も朝に開いて、今日会いに行く人をここから決めている。

おはヨミ nextを使う
誕生記事を読む

コメントを返せない人がいた。だから作った|おへんじ帖

おへんじ帖は、僕自身の返信漏れから始まったわけではない。

発端は、透子さんの「noteの通知が見にくく、返信済みか分からない」という記事だった。noteではスキとコメントの通知が時系列で混ざり、記事が増えるほど「あれ、返したっけ?」が起きる。透子さんの記事を読んで、コメント欄で使用環境を確認し、「スマホで使う未返信コメント一覧」という要件を固めてPWAを作った。

透子さんに最初に使ってもらうと、実際に未返信コメントが見つかった。その後、自分でも使ってみると、こちらにも未返信が残っていた。他の人の困りごとを解くために作ったものが、自分の取りこぼしも見つけた。

その後、透子さんはおへんじ帖を記事で紹介してくれた。しかも、僕と透子さんのキャラクターを描いたファンアートまで添えて。

困りごとを一つ解いただけのつもりが、想像していなかった形で言葉と絵が返ってきた。おへんじ帖は、コメントを管理するだけでなく、僕自身がnoteのつながりを実感した道具にもなった。

コメントが増えた日は、記事を書き終えたあとに未返信が残っていないか確認する。

コメント返信は、通知を処理する作業ではない。
来てくれた人との会話を、そこで切らないためのものだ。

おへんじ帖を使う
誕生記事を読む

昨日の数字すら覚えていなかった|積み上げノート

noteのダッシュボードでは現在のフォロワー数は分かるが、推移グラフがなかった。毎日投稿を続ける中で、フォロワーが増えた感覚はあっても、いつ増えたのか、どの記事が影響したのか、昨日の数字さえ思い出せない。それを知りたくて、フォロワー数を記録する仕組みを作った。

最初はGitHub Actionsで毎日自動取得する、自分用の仕組みだった。でも、AIイラスト界隈のnoteユーザーにも使ってもらうにはGitHubの設定が難しい。そこでブラウザ内保存のPWAへ作り直し、誰でも使える形にした。

記録した数字は、記事や活動を振り返るときの手がかりにしてきた。

積み上げノートは、つながりを作る道具ではない。
日々の活動で何が変わったのかを、あとから振り返るための道具。

今の積み上げノートは、毎日開いて「今すぐ更新」を押す必要がある。押した日の数字は残る。でも、忘れた日の数字は残らない。

メンバーシップでは、「観測は続く。」がフォロワー数などを記録している。今は、そのデータを使って振り返りやすくするアプリ「おはメモ」へのリニューアルを考えている。

積み上げノートを使う
誕生記事を読む

好きになると、最初の記事まで読みたくなった|YOMIASA

YOMIASAを作った理由は、ざっくり3つある。

ひとつ目は、推しクリエイターの記事を初期から順にたどりたかったこと。noteの記事一覧は新しい順で、初期記事へ行くには「もっと見る」を何度も押す必要がある。開いて一覧に戻ると先頭に戻っていることもあり、別タブを使えば今度はどこまで読んだか分かりにくくなる。

ふたつ目は、KITAさんの過去記事を読み漁って、月間ランキング上位に入ってイラストを描いてもらいたかったこと。正直に言う。描いてほしい。かなり描いてほしい。

みっつ目は、KOTAYAさんから似た相談をもらったこと。過去記事をたどりにくいから、年や月で絞り込めるツールはないか、という話だった。自分だけの不満ではなく、好きなクリエイターの記事をちゃんと読もうとする人に共通する不便なのかもしれないと腑に落ちた。

おはヨミ nextでいろいろな人の記事を読んでいると、もっと知りたい人が出てくる。最近の記事だけでは足りない。最初は何を書いていたのか、どこで今のテーマへ変わったのかまで追いたくなる。

最近気になった人はおはヨミ nextへ、もっと深く読みたくなった人はYOMIASAへ登録している。

おはヨミ nextは、複数のクリエイターへ無理なく会い続けるための道具。
YOMIASAは、好きになった一人の時間を、初期から追いかけるための道具。

YOMIASAを使う
誕生記事を読む


四つは、最初からセットだったわけではない

四つのツールは、最初から一つの計画で作ったものではない。

自分の数字を知りたかった。
誰かの未返信をなくしたかった。
全員を読もうとして、誰にも会えない状態をやめたかった。
推しの記事を最初から読み漁りたかった。

火種は、全部違う。

でも今並べると、同じ場所を支えていた。
noteで記事を書くだけではなく、人を読み、言葉を返し、変化を振り返り、もっと深く知る。その行動を続けるための道具だった。

おわりに

ツールが、人とのつながりを作ってくれるわけではない。道具が減らすのは、忘れること、迷うこと、探し直すこと。そこで余った力を、人を知ることに使う。

知ってもらいたいなら、先に相手を知りに行く。

この四つの道具を使いながら続けてきた活動の記録は、観測室にまとめている。

観測室 OBSERVATORYはこちら👇


今回のきっかけになった方々

ミナトさんのメンバーシップ

今回のやり取りが生まれた、AIイラストを学び合うコミュニティです。

あいびよりさん

Discordでの何気ないやり取りから、今回の記事の入口をくれた方です。


るなの一言

待ってるだけじゃ、もったいないって!
気になる人の記事、こっちから読みに行こ!

👉「おはようカノジョ」は @ohayo_kanojo で毎朝7:30に投稿しています


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