推しクリエイターの記事を初期からたどりたくて、YOMIASAを作った|おはようカノジョ #180
はじめに
「おはようカノジョ」は、AIイラストの彼女が毎朝7:30にいってらっしゃいを言ってくれるXアカウント。生成AIを使った個人開発の開発日記を毎日書いている。
noteで好きなクリエイターの記事を、初期の記事から順に読みたいときがある。
最近の記事だけじゃなくて、その人が最初の頃に何を書いていたのか。
どんなテーマから始まって、どう変わってきたのか。
そういう流れを、古い記事から順にたどりたくなる。
でも、noteでそれをやろうとすると、けっこう大変だ。
まず、初期の記事にたどり着くまで「もっと見る」を何度も押す必要がある。
何度も押して、ようやく昔の記事まで戻る。
その記事を開いて、読んで、一覧に戻る。
すると、また一覧の先頭に戻っていることがある。
また「もっと見る」を押す。
また押す。
さっき読んだあたりまで、もう一度戻る。
かなりしんどい。
別タブで開けば一覧の位置は残せる。
でも今度は、どの記事まで読んだのかが分かりづらくなる。
推しクリエイターの記事を初期から順に読みたいだけなのに、なぜこんなに画面操作と記憶力を要求されるのか。
なので、作った。
YOMIASA。
好きなクリエイターの記事を、年月でたどるための小さなWebツールだ。

好きなクリエイターの記事を、年月でたどっていくための小さな道具。
作った理由は3つある
YOMIASAを作った理由は、ざっくり3つある。
ひとつ目は、推しクリエイターの記事を初期から順にたどりたかったこと。
ふたつ目は、KITAさんの過去記事を読み漁って、月間ランキング上位を狙いたかったこと。
みっつ目は、KOTAYAさんから似た相談をもらった。
順番に書く。
1. 推しクリエイターの記事を初期から順にたどりたかった
YOMIASAを作った一番の理由は、推しクリエイターの記事を初期の記事から順にたどりたかったことだ。
noteの記事一覧は、新しい記事から並んでいる。
最近の記事を読むには便利だ。
でも、初期の記事から読みたいときには少しつらい。
古い記事まで行くには「もっと見る」を何度も押す必要がある。
やっと古い記事を開いて読んでも、戻ると一覧の先頭に戻ってしまうことがある。
また同じところまで「もっと見る」を押し直す。
別タブで開くという回避策はある。
でも、今度はどこまで読んだかが分かりづらい。
未読と読了の管理も、自分の記憶頼みになる。
YOMIASAでは、クリエイターの記事を年月別に表示して、読んだ記事にチェックを付けられるようにした。
これなら、古い記事から順に読んでいくときにも、どこまで読んだかを残せる。
2. KITAさんの月間ランキング上位を狙いたかった
もうひとつ、かなり個人的な理由がある。
KITAさんの記事を読みたかった。
KITAさんは、noteで月間ランキングを発表している。
上位に入ると、KITAさんがイラストを描いてくれる。
正直に言う。描いてほしい。かなり描いてほしい。
なので、KITAさんの記事をもっと読みたい。
せっかく読むなら、最近の記事だけではなく、初期の記事からたどっていきたい。
でも、そのためには「もっと見る」を何度も押して、昔の記事まで戻る必要がある。
だったら、YOMIASAで年月別に並べて、読みやすくすればいい。
きれいごとだけで作ったツールではない。
欲もある。欲があるから手が動く。
人間、だいたいそんなものだ。
3. KOTAYAさんから、似た相談をもらった
そんなことを考えていたタイミングで、最近メンシプに参加してくれたKOTAYAさんから似た相談をもらった。
noteのUIは過去記事をたどりにくい。
人によっては記事が数百件あるから、年や月で絞り込めると全部を追いやすい。
そういうツールはないか――ざっくり言うと、そういう話だった。
聞いていて、かなり腑に落ちた。
これは自分だけの不満ではなく、好きなクリエイターの記事をちゃんと読もうとする人に共通する不便なのかもしれない。
自分も困っていた。
KITAさんの記事も漁りたかった。
そして、ほしそうな人がもうひとりいた。
じゃあ、作ろう。
そうしてYOMIASAを作り始めた。
作ったもの
YOMIASAは、noteクリエイターの記事を年月別に表示するツールだ。
クリエイターを登録すると、その人の記事一覧を取得して、年と月で絞り込めるようにする。
記事タイトルの検索もできる。
読んだ記事にはチェックを付けられる。
読了数と未読数も見える。
ログインは不要。認証も不要。
誰でも使える無料ツールとして作った。

まずは誰を読むかを選ぶ画面。
クリエイター一覧では、登録した人ごとに記事数、読了数、未読数が表示される。
KITAさんの記事は、取得してみると400件近くあった。
こうして数字で見ると、それだけで少し燃える。
全部読むのは大変だけど、どこまで読んだかが見えると、少しずつ進めたくなる。
YOMIASAは、そういう「読み進める感覚」を見えるようにする道具でもある。

年・月・タイトル検索・未読のみで絞り込める。
記事一覧では、年と月で絞り込める。
たとえば、ある年の12月の記事だけを見る。
タイトルで検索する。
未読だけを見る。
読んだ記事には「読んだ」を付ける。
そうすると、あとから見たときに、どこまで読んだか分かる。
note標準の一覧だと、どうしても「流れていく記事」を追う感じになる。
YOMIASAでは、ひとりのクリエイターの記事を、年月ごとにたどる感じにしたかった。
YOMIASAでできること
YOMIASAでは、今のところ次のことができる。
noteクリエイターを登録できる(noteのURLまたはIDから登録)
複数のクリエイターを登録できる
登録したクリエイターの記事一覧を取得できる
記事を年月別に表示できる
年と月で絞り込める
タイトル検索できる
未読の記事だけを表示できる
読んだ記事にチェックを付けられる
読了数、未読数、進捗率を確認できる
登録データと読了状態をエクスポートできる
エクスポートしたデータをインポートできる
スマホでも使える
登録したクリエイターや読了状態は、ブラウザ内に保存される。
使い方
使い方はシンプルだ。
1. クリエイターを追加する
noteのURLか、クリエイターIDを入力して追加する。
たとえば、
https://note.com/<クリエイターID>または、
<クリエイターID>のように入力する。
2. 記事一覧を取得する
クリエイターを追加したら、その人の記事一覧を取得する。
取得した記事は、年月別に並ぶ。
3. 年月や検索で記事を探す
年を選ぶ。月を選ぶ。タイトルで検索する。未読のみ表示する。
過去記事を探すときに、何度も「もっと見る」を押さなくていい。
4. 読んだ記事にチェックする
記事を読んだら、「読んだ」を押す。
すると、その記事が読了扱いになる。進捗率にも反映される。
読書記録というほど大げさではない。
でも、どこまで読んだかを忘れないためには十分だ。
5. 必要ならバックアップする
YOMIASAには、エクスポートとインポート機能も入れている。
登録したクリエイターや読了状態をテキストとして保存できる。
別のブラウザで使いたいときや、念のため読了状態を残しておきたいときは、エクスポートしておくと安心だ。
既読の初期設定について
最初にクリエイターを追加した時点で、すでに読んでいる過去記事があるかもしれない。
本当は、スキ済みの記事を自動で既読にできたら便利だと思った。
でも、それをやろうとすると記事取得の呼び出しが増える。
今回のYOMIASAは、誰でも軽く使える無料ツールにしたかった。
なので、最初のバージョンではスキ済みの自動判定は入れていない。
代わりに、読んだ記事は手動でチェックする形にしている。
ここは今後、まとめて既読にする機能や、年月単位で既読設定する機能を追加するかもしれない。
まずは、軽さを優先した。
データ保存について
YOMIASAのデータは、ブラウザ内に保存される。
登録したクリエイター。記事一覧。読了状態。
これらはサーバーには保存していない。
そのため、ログインなしで使える。
こちら側でユーザー情報を持たない。
一方で、注意点もある。
ブラウザの設定や利用環境によっては、保存データが消える可能性がある。
特にSafariなどでは、一定期間使っていないサイトのブラウザ内データが消える場合がある。
そのため、YOMIASAではエクスポートとインポート機能を用意している。
大事な読了記録を残したい場合や、別の環境に移したい場合は、エクスポートしておくと安心だ。
保存したデータは、あとからインポートして復元できる。
ローカル保存の軽さは残しつつ、消えたときに何もできない状態にはしない。
このくらいが、今回の小さな無料ツールにはちょうどいいと思っている。
YOMIASAは、好きな人の記事をちゃんと読みに行くための道具
流れてくる記事だけでは、その人の一部しか見えない。
初期の記事からたどると、どんなテーマから始まり、どんなふうに変わってきたのかが少し見える。
YOMIASAは、その流れを追いやすくするための道具だ。
KITAさんの記事を読みたかった。
同じ不便を感じている人がいた。
自分でも「これほしい」と思った。
だから作った。
おまけ:ほかの無料ツールも少しだけ
YOMIASA以外にも、noteまわりで使える小さな無料ツールをいくつか作っている。
おはヨミ next
今日だれを読みに行くかを整えるツール。
YOMIASAが「過去記事をたどる」道具なら、おはヨミ nextは「今日読む人を選ぶ」道具だ。
積み上げノート
noteのフォロワー数を記録して、変化をあとから振り返るためのツール。
YOMIASAが読んだ足跡を残すなら、積み上げノートは日々の数字の足跡を残す。
おへんじ帖
noteのコメント返信を整理するためのツール。
YOMIASAが「読んだ」を残す道具なら、おへんじ帖は「返した」を残す道具だ。
おわりに
過去記事は、消えていない。ただ、たどりにくいだけだった。
土曜の朝に、その道具をそっと置いておく。
関連記事
KITAさんの無料ツール SNAP KAITARO はこちら↓
おはヨミ next の紹介ページはこちら↓
おへんじ帖 の紹介ページはこちら↓
まひるの一言

今日はゆっくり、ひとつずつたどろ。
次の一歩を考えたときに。
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👉「おはようカノジョ」は @ohayo_kanojo で毎朝7:30に投稿しています
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