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兄の笑顔を、事故の日で終わらせたくなかった| 水難事故を減らすために綴る、家族の記録

地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

このような状況で投稿することを迷いましたが、夏休みは海や川、プールへ出かける方が増える時期でもあります。

一人でも水難事故を防ぐきっかけになればという思いで、この記録を公開することにしました。

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私の実家に、一枚の七五三の写真があります。

着物を着た3歳の私の隣には、兄の遺影があります。

兄は笑っていません。

私も笑っていません。

七五三のお祝いの日なのに、その写真だけは、
今も時間が止まったままです。

亡くなる半年前、兄は剣道の大会でトロフィーをいただきました。

はにかみながらトロフィーを抱えるその笑顔は、
今も私たち家族にとって、幸せだった頃の記憶です。


亡くなる半年前の冬に撮られた一枚です。1980年



仏壇には、遺影ではなく、剣道のトロフィーを抱えて嬉しそうに笑う兄の写真が飾られています。


私にとって兄は、「事故の日」ではなく、この笑顔のまま心に残っています。

この先でお伝えすること

兄が亡くなって四十年以上が過ぎました。

それでも、夏が来るたびに考えます。

「どうすれば、一人でも同じ悲しみを減らせるのだろう。」

この先では、兄のこと、そして水難事故について私が調べ、考え続けてきたことをまとめています。

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私の願いは、一人でも同じ悲しみが減ることです。
だから最初に伝えたいのは、遊ぶ前の備えです。

   遊ぶ前に準備しよう。ライフジャケット。
   

正しく着るライフジャケットが、命を守る。






離岸流とは?
 「穏やかな海だから大丈夫」と思っていませんか?
その思い込みが、事故につながることがあります。

離岸流(りがんりゅう)とは、海岸から沖へ向かう強い海の流れです。

波が穏やかな日でも発生し、気づかないうちに沖へ流されることがあります。

流されたら岸と平行に泳いで流れから抜け、難しいときは無理をせず浮いて助けを待ちましょう。


🛟 助かる可能性を高めるために

🏖️ 海では

ライフセーバーや監視員がいる海水浴場は、万が一のときに早く気づいてもらえる安心感があります。

遊ぶ場所を選ぶときの、一つの目安にしてみてください。

🌿 川や湖では

流れや水深、急に深くなる場所などを事前に確認し、ライフジャケットを着用して遊びましょう。

その日の天候や体調に合わせて、無理をしないことも大切です。





🚨一番伝えたいメッセージ


🌊 水辺では、「もしも」に備えることが、
  命を守る第一歩です。


疲れている日は、無理をしない。

✅ 子どもは遊びに夢中になります。
少し目を離しただけでも、事故につながることがあります。

⚠️ こんな日は特に注意

* 寝不足
* 暑さ
* 疲れ
* 飲酒

判断力や集中力が低下しやすくなります。


📝 私の体験

初夏の公園で子どもを遊ばせていたとき、疲労から
5分ほど寝落ちしてしまいました。

目が覚めた瞬間、

🔴 「もしあのとき水辺だったら…」

そう思うと、背筋が冷たくなりました。

🤝 一人で頑張りすぎない

* 大人一人で複数の子どもを見るときは、

✅ 無理をしない
✅ 頼れるときは頼る
✅ 休めるときは休む

自分の体調も大切にしましょう。




💚できる範囲で、みんなで見守る

近くで小さな子どもを見かけたら、

👀 できる範囲で少しだけ気にかけてもらえたら嬉しいです。

子どもは家族だけでなく、
地域や周りの大人の優しいまなざしにも支えられて育っていきます。

🛟 その小さな気づきが、大切な命を守ることにつながるかもしれません。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。




無料部分では、今すぐ命を守るために知ってほしいことをまとめました。

この先では、兄が亡くなった1980年の夏について、
戸籍や当時の記録、祖母から聞いた話など、私が確認できた事実をもとに、一つずつたどっています。

分からないことは、分からないまま残しています。

それでも、「なぜ事故は起きたのか」「同じ悲しみを減らすために何を学べるのか」を、四十年以上考え続けてきました。

この先には、当時の記憶と、40年以上を経て調べ直した事実、そして残された家族が抱えてきた時間を記しています。

この記録を書くまでに

私はこれまで、兄の喪失と、その後の家族について、少しずつ言葉にしてきました。




これらの記事を経て、今回初めて、あの日のことを一つの記録として残しました。

🌿 公開記念価格について

一人でも多くの方に、この記録を届けたいという思いから、公開記念として先着10部まで500円で公開します。

11部目以降は880円となります。


お読みいただけたら幸いです。



第1章「あの日、何が起きたのか」

ここから先は

3,405字 / 4画像

¥ 500

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