キャバ嬢の指名客はどんな人?閉店後何してる?【夜職10年の裏側】

【はじめに】
はじめまして。過去にキャバクラで10年働いていました。ナンバーワンの時期も長かったです。コロナ禍でお店辞めて昼職に転職しました。
当時私の指名客、ほとんど同業者でした。他店のキャバ嬢、店長、ボーイ、そしてホスト。一般のお客さんよりそっちの方が多かったくらいです。
最初は自分でも「なんでだろう」と思ってました。でも続けるうちにわかってきた。売れる子って、売ろうとしてない子なんだと。
この記事では、同業者にしか指名されなかった元ナンバーワンが、指名される本当の理由を全部話します。
【なぜ私の指名客は同業者ばかりだったのか】
他店のキャバ嬢や店長が来てくれるのは、アフターがきっかけでした。
アフターって、お客さんと閉店後に飲みに行くやつです。そこで他のキャバクラのスタッフと知り合って、「今度店行くわ」って指名が入る流れ。
一般のお客さんと違って、同業者は接客されることに慣れています。営業トークも全部わかってる。だから逆に、普通に話せる子の方が居心地がいいんです。
私が同業者に好かれてた理由はシンプルで、営業しなかったから。「また来てくださいね」とか「寂しいです」とか、そういうセリフを言わなかった。ただ普通に話してた。それだけです。
【他店スタッフが常連になる仕組み】
夜職の人たちは、仕事終わりにどこかで飲むことが多いです。そのアフター先として選ばれることが重要で、一度来てくれると次も来てくれる。
しかも同業者のお客さんはありがたいことに、気を遣わなくていい。裏側を知ってるから「ドリンクもらっていい?」とか「延長するわ」とかをフラットに言ってくれる。お互いプロ同士みたいな感覚です。
他店の店長が来てくれる時は、そのお店のリアルな話とか、業界のあれこれを普通に話してました。私も興味があったから聞いてたし、向こうも喜んでくれてた。キャバ嬢とお客さんじゃなくて、同じ業界の人間同士みたいな関係性でした。
そして他店のボーイや店長の指名客は、一般のお客さんを連れてきてくれることもありました。「いい子いるから今度連れてくよ」って感じで、紹介で新規が来る流れです。
さらに「あの人今日飲みに出てるよ」って情報をくれることも。夜職の世界って意外と狭くて、お客さんがどこにいるか情報が回ってくるんです。それで「じゃあうちに来てもらえますか?」ってなることもあった笑
これ、普通に営業してたら絶対得られない情報です。同業者と本音で付き合ってたからこそ、自然と回ってきてた。同業者の指名客は、ただのお客さん以上の存在だったんです。
【ホストが営業しに来て友達になった話】
これが一番面白いエピソードかもしれない笑
ホストって、キャバ嬢を口説いてお店に来させるのが営業の一つだったりします。だから最初に来た時、「ああ、営業で来たんだな」ってすぐわかりました。こっちも同業者だから。
でも私、それを指摘しなかった。普通に話してただけ。そしたら向こうも「あ、この子わかってるな」ってなったのか、営業モードが外れて素で話してくれるようになった。
結果、何回か来てくれて普通に友達みたいになりました。そのホストの店には一回も行ってないですけど笑
これ、私が特別だったわけじゃなくて、営業を受け流しながら普通に接したら自然とそうなった話です。
【10年間、一度も指名を外さなかったお客さんの話】
私が10年キャバクラをやっていた中で、最初から最後まで指名を外さなかったお客さんがいます。
最初に来た時はホストでした。さっき書いたように、最初は営業目的だったと思います。でもそのうち普通に友達みたいな関係になって、ずっと来てくれるようになった。
その間に彼はホストを辞めて、結婚して、子供が生まれて、キャッチの仕事に変わった。人生が全部変わってるのに、ずっと指名を入れてくれてた。私が辞める時も来てくれました。10年です。
店終わりにそのホスト仲間たちと一緒にラーメン食べに行ったり、ダーツしに行ったり、普通に飲みに行ったりしてました。完全に友達のノリです。キャバ嬢とホスト軍団で夜中にダーツって、なかなかない光景だと思う笑でもそれが自然だった。仕事が終わったら同じ夜職仲間、みたいな感覚でした。
なんでそんなに長く続いたのか、自分なりに考えてみると色恋営業をしなかったからだと思います。
色恋営業って、お客さんに「好き」とか「特別」とか思わせて指名や売上を取る方法です。確かに短期間では効果がある。でも必ずどこかで「あ、営業だったんだ」ってなる瞬間が来る。そうなったら終わりです。
私はそれをやらなかった。だから変に期待させることもなかったし、裏切ることもなかった。ただの「話しやすい子」として10年居続けられた。
結婚しても子供が生まれても来てくれたのは、そういう関係だったからだと思います。恋愛感情じゃなくて、居心地の良さで来てくれてた。これが色恋営業との一番の違いです。
こういう関係って、営業してたら絶対作れないんですよね。お客さんとキャバ嬢じゃなくて、人対人になれた時に初めてできる関係です。
【同業者に好かれるキャバ嬢の3つの特徴】
①営業しない
「また来てね」「会いたい」「寂しい」これを言わない。同業者には全部バレてるので逆効果。普通に話す方が100倍刺さります。
②裏側の話ができる
業界の話、他の店の話、仕事のしんどさ。こういう話を対等にできる子は貴重です。キャバクラのお客さんとしてじゃなく、同じ夜職の人間として話せる子に居心地の良さを感じてもらえます。
③プロとして接する
同業者は接客のプロです。テクニックやセリフで感動させることはできない。だからこそ、テクニックじゃなくて人として好きになってもらうしかない。それができる子が長く愛されます。
【売れようとしてないのに売れた本当の理由】
正直に言います。私、ナンバーワンを目指してたわけじゃなかったです。
毎月ランキングを意識して、指名を取るために必死に営業して、みたいな感じじゃなかった。ただ来てくれたお客さんと楽しく話してただけ。10年間ずっとそのスタンスでした。
それがよかったんだと思います。
売ろうとしてる子って、わかるんですよね。お客さん側に。特に同業者には秒でわかる。でも楽しそうに話してる子、自分のペースで接客してる子には、不思議と人が集まってくる。
キャバクラで売れたいなら、売れようとしないこと。これが私の結論です。
【おわりに】
指名客がほとんど同業者だったキャバ嬢の話、いかがでしたか?
華やかな世界に見えるキャバクラも、結局は人と人の話だなと今でも思います。営業じゃなくて、人として好きになってもらえた時が一番強い。
10年やってきて一番実感したのは、長く続く関係は絶対に本物だということ。色恋でもなく、営業でもなく、ただ「この人と話したい」と思ってもらえることが全てでした。
これからキャバクラで働く方、今働いている方の参考に少しでもなれたら嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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