【ドラマ小説】300日目のコーヒー☕️(300円の壁)
先日「#八風ちゃんの50案」と言う企画から、この【ショートショート】を発表させていただきました。
他のお題で行き詰まってる時に、お題を変えたら、つらつらつらっと割と楽しく書けました。
その後、お友達noterさんの企画「きのころネクスト」に間に合わなかった再生作品として、続きのお話を発表しました。
いつも通り、お話の展開は行き当たりばったりですが、もう少し広げて、私らしい表現のできるお話を続けたいと思い、【ドラマ小説】というジャンルとします。
(不定期発表。回収週に1話up目標。)
そして毎回トライできるか分からないのですが、こちらの記事内にある「#八風ちゃんの50案」から、サブタイトル又は、50案の中の言葉を入れてチャレンジします。
既に50案から選ばれた題名を付けた物語なのですが、辻褄が合った時は、すごく達成感があり、自分の中で自己肯定感が上がります笑
反対にモヤっとすることもあるかもしれないけど。。
1人で書いてるから、ネタが思い浮かばなかったり、方向性に迷った時に、あの50案は使えるかもと思っています。
もし50案を使って、書いてみたい方は「#八風ちゃんの50案」のタグ付けしてみてください🍀
物語で一緒に絡んでくれる方も大歓迎!
【ドラマ小説】は珈琲でも飲みながら、お付き合いいただけると嬉しいです☕️☕️
(スタジオの端の休憩コーナー)
AD:お疲れ様です。コニシ俳優。
台本上がりました。
俳優コニシ:待ちくたびれましたよぉ。珈琲何杯飲んだと思ってるんですかぁ〜。
AD:すみません。。どうしても役が欲しいと言う人が居て、追加エピソードがあり、遅くなりました。
台本です。ページ数ありますが、大丈夫ですか?
俳優コニシ:ふむ。私に不可能という字はありません笑。ご安心ください。
俳優コニシは真剣な顔つきで台本をめくる…。
《今までに登場した人物》
🩵八谷 風歌
この物語の主人公(23)
食品会社に勤める営業社員。
同僚に連れて行ってもらった、喫茶店で心和むコーヒーと出会い…。
💚小竹 哲子
風歌の同僚(23)
同期入社で人事部 事務員。
風歌に喫茶『ルワンダ』を引き合わせた女子。
💙幸泉 守
喫茶『ルワンダ』のマスター(40代)
ほっこりフルーティなコーヒーを淹れることに定評のある珈琲焙煎士。
ほぼカウンター内で接客。
🤍幸泉 雅
喫茶『ルワンダ』のママ(30代)
カウンター内の補助。フロアーでの接客担当。
いつも明るく優しい声で「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる。
🧡幸泉 陽大
喫茶『ルワンダ』の長男。
小学3年生(9)
ゲーム、描くことが好き。
💜小丹枝
窓際の席に座る謎の男性。
(これまでのお話)
八谷風歌は新卒の営業社員。
同期入社で人事部事務の小竹哲子に連れられ、喫茶『ルワンダ』で心和むコーヒーに出会い、心がほっこりする時間を楽しむようになる。
喫茶経営者の長男で、小学3年生の陽大に似顔絵を書いてもらった日、謎の男性に出会う。
AD:コニシ俳優?
急に立ち上がってどうしたんですか?
俳優コニシ:スタンバイOKです。
AD:もうセリフ入ったんですか?
流石ですね。。
監督に知らせてきます。
俳優コニシは
俳優の顔になる!
シーン5・6・7
続けて行きます!
すたーてぃん。カァーン!
喫茶『ルワンダ』には、窓際にテーブル席が3つある。
風歌が陽大に似顔絵を描いてもらった日、小丹枝という男性は窓際の真ん中の席に座っていた。
どうやら、ここが彼の指定席のようだ。
陽大:…さん、今日は遅かったんですね。僕、このお姉ちゃんと話してたの。
小丹枝という男性は、風歌に会釈する。
陽大が彼を呼ぶ名前がよく聞き取れないまま、風歌も会釈する。
(カランコローン♪)
哲子:あー風歌ぁ。どうしたの。今日、日曜日だよー。
風歌:あ、哲子…。明日のプレゼンの用意で休日出勤してたの。
哲子:大変だったね。お疲れ様。
実は私も打ち合わせで会社に居たんだよ。
哲子の後ろにもう1人、女の子が立っている。
哲子:紹介するね。
うちの企画部の小室友美さん。
小室友美:こんにちは。はじめまして。
風歌:はじめまして。八谷風歌です。
哲子:友美ちゃんは私たちより年下だけど、先輩なんだよ。
友美:先輩だなんて。。あははは。
店内の窓際の席には小丹枝と陽大が、向かい合って、陽大のノートを見ながら、楽しそうに話している。
女子3人は真ん中のテーブル席に座る。
友美:美味しいコーヒー屋さんがあるって、小竹さんに聞いて、連れてきてもらったんです。あとで私の先輩も合流することになってます。
(ふーん。哲子、いっぱい宣伝してるんだね。。)
(カランコローン♪)
「いらっしゃいませ」
入り口にはロングヘアーの綺麗な女性が立っていた。
友美:絵莉衣さん、ここです。
友美が立ち上がり、入り口に立っている女性に右手を上げて合図を送っている。
呼ばれた女性は私たちのテーブルに近付いてきた。
絵莉衣:遅くなってごめんなさい。
友美:企画部の先輩で、茂木 絵莉衣さんです。
茂木 絵莉衣:はじめまして。
よろしくお願いします。
挨拶しながら、哲子と風歌に名刺をくれた。
(へぇ。。うちの企画部の人なんだ。。)
哲子:絵莉衣さんも友美ちゃんも、ここのコーヒー飲むの初めてでしょう。
どうぞ、特等席で飲んできてください。
2人はカウンター席で、コーヒーを入れてもらっている。
『ルワンダ』の香ばしいコーヒーの香りが店内に充満する。
2人はコーヒーの温かさとフルーティな味にうっとりし、お互いに微笑み合っている。
2人:とっても、美味しかったです。
絵莉衣と友美が再び、風歌たちのテーブルにやってきた。
哲子:マスター、お願いしてたやつ、作ってもらっていいですか?
マスター:オッケー。
風歌:なに?なに?何が始まるの?
哲子はあらかじめマスターに何かお願いしていたようだ。
小丹枝:あれっ!絵莉衣じゃないの?
絵莉衣:あっ、…さん、
なんで?どういうこと?
今日のこと、知ってたんですか?
マスター:私が呼ばせていただきました。
風歌:(小丹枝を意識して)
この方、どなたなんですか?
小丹枝:私はこう言うものです。
そう言って、小丹枝は風歌と哲子に名刺を渡す。
なん葉な出版
小丹枝 進
(出版社の人なんだ。。)
風歌:こ…たん、えだ?
哲子:こにし じゃないの?
小丹枝:惜しいですが、「おにし」です。
風歌:絵莉衣さんは何故、小丹枝さんを知ってるんですか?
絵莉衣:前にうちの企画で、取材してもらったことがあって…。
(小丹枝に向かって)
その節はお世話になりました。
小丹枝も会釈する。
哲子がオーダーしたコーヒーを、ママが風歌、哲子、小丹枝の前に運んでくれた。
絵莉衣:うちで改良中のコーヒー、何回試飲しても、イマイチなんで、もしかして淹れ方が悪いのかなと思って、美味しいコーヒーをいれてくれる喫茶店、探してたんです。
あと、キッチコピーも思いつかなくて。。
表現力のある人に試飲して欲しいなって話してたんだけど、それで小丹枝さんと会えるなんて、びっくりしました。
小丹枝:私はマスターに呼ばれて来ただけですが、そういうことだったんですね。
ん〜香りはいいね。いただきます。
風歌:すみません、ミルクもらってもいいですか?
友美:これ、ミルク派の人向けにミルク無しでも飲めるようなコーヒーを目指して作ってるんで、良かったら飲んで感想もらってもいいですか?
ミルクが無くても飲めるコーヒーって、どんなコーヒーなんだろう。
一口すすって…
飲めないこともないけど、不思議な味だな。。なんて言えばいいんだろう。言葉が出てこない。。
哲子も言葉が出ず、困っているようだ。
絵莉衣:小丹枝さん、どうですか?
小丹枝:そうですね。。
【ここは台本にアドリブでとあり…】
楽器は揃っているのに、演奏できないエアーバンドのようとでも言いますか。。
小丹枝の表現に、一同、宇宙へ🪐
1人だけ…
絵莉衣:やっぱりインパクトが弱いってことですよね。なんかいい案ないかな〜
友美:なるほど。。小丹枝さん、絵莉衣さん、勉強になります。
マスター:絵莉衣さん、もしよければ、私にもお手伝いさせてくれませんか?
絵莉衣:えっ、手伝ってくださるんですか?
マスター:業務の合間にということになりますが…。
友美:嬉しい。マスターと小丹枝さんが居てくれたら、鬼に金棒だぁ!
はい!カット!
監督:コニシ俳優!
よかったですよぉ。
台本の無茶振りすみませんでした。
俳優コニシ:どうってことないです!
監督:素晴らしい!
本日、最後のシーン行きますよ。
シーン 8
すたーてぃん!カァーン
小丹枝:それで、絵莉衣さん、このコーヒー完成したらどんな販売方法を取られるんですか?
絵莉衣:コスト面も考えるといろいろ難しいんですけど…「300円の壁」という言葉もありますしね。
飲む人の価値観に合ったシーン、価格設定は難しいですよね。
友美:コーヒー屋さんに1人で行って飲むのもなんか寂しいなって時や、お家時間にほっこりしたい時に、自分で淹れて美味しいのが飲めたら、嬉しいですよね。
哲子:ここのコーヒーはマスターがスペシャルなのを淹れてくれるし、ママや陽大くんにも会えるから来てるけど、確かに自分好みのコーヒーがお家や、オフィスの休憩時間に飲めたら、そこでもほっこりできるよね。
絵莉衣:もし良ければ、哲子さんや風歌さんにモニターになっていただけないかしら?
哲子:飲んだ感想言うくらいなら。。ね、風歌。
風歌:はい…モニターやってもいいですよ。
絵莉衣:ありがとうございます。
じゃあ、モニターの集計と『ルワンダ』さんとの連絡は小室(友美)さんにリーダーを任せるわ。
友美:えっ!リーダー?
急に言われても…リーダーなんて初めてなんですけど。。
絵莉衣:大丈夫よ。最初から完璧にできる人なんて居ない。誰でも最初は初めてなんだから。
友美:はい。頑張ります。
絵莉衣さん、ありがとうございます。
絵莉衣さんと友美ちゃんの様子を見て、
(こんな風に言ってくれる先輩、いいな。。)
風歌は陽大にもらった「HP300の風歌」の絵を取り出した。
そこには、はっきりしたタッチの鉛筆デッサンで自分の絵が描かれてる。
それを見ているとなんだか元気がわいてきた。
窓際の席で大人達が話しているのを大人しく聞いていた陽大と目が合い…
私も頑張ろう。。
つづく
※これはTKの妄想物語です。
※ 小室友美は以前に参加したお友達noterさんの企画・妄想物語「すっぱいチェリーたち🍒」の小室友美をキャスティングしています。
(キャラクターがまだ出てませんね💦)
《あとがき》
ここまで読んでいただき、ありがとうございます😊
登場人物が2人増えて、ごちゃごちゃしてますけど、この話から読んだ人って付いて来れてるのかな。。
理解しにくかったら、前の2つのお話も読んでいただけると嬉しいです🍀
ありがとうございます♪
《information》
この物語はシンガーソングライター八風(やふぅ)ちゃん応援企画から始まりました。
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物語の参考にさせていただいているコーヒー屋さんからは、新商品が販売されています。
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