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偉人の力を借りて編み出した「将来、仕事が成功するかこれでわかってしまう」論!

「お仕事うまくいってますか?」

なるほど、そうですか。

「将来、そのお仕事、成功させたいですか?」 

はい、どちらかと言えば、わたしもそうです。将来のことは誰もわからないけれども。

「でも、成功 or 失敗、どちらの方向かだけでも知りたくないですか?」

うん、たぶんわかっちゃう。

偉人の考え方を組み合わせると、シンプルな人間関係のスタイルに落とし込めそうなんだ。

今回登場する偉人は、経営の神様、稲盛和夫。

昨年、今さらだと思いつつも、稲盛和夫氏の「生き方」を読んでみた。あまりにも有名な本だ。

これまでなぜ手を出さなかったかというと、精神論に飽き飽きしていたからだ。自己啓発本は自分を変えてくれない。

また、過去、クライアントの中で稲盛和夫を尊敬しているという人に出会ったことがあるのだけど、ものすごくクセが強かった(大企業の年配の女性)。

宇宙人のような人で、話が通じないうえに自己中心的。

「用事がなくても毎日電話してこい」と意味不明なことを言い、さすがに用事がないのに毎日は嫌なので、1日置いてから電話をすると、「え、なんの用ですか?」と迷惑がられた。

これが稲盛スタイルなのか? 

そんなわけはない。

逆ブランディングが効きすぎて放置していたが、いろいろな著書の中で紹介されているので、さすがに手に取ってみることにした。そして、やはりバリバリの精神論だった。

本の感想はすでにこちらの記事に書いています。

著書では「よく生きる」ための原則が示されている。

人間の成功・幸福=考え方✕情熱✕能力


稲盛氏は、能力があっても道を踏み外す人が多いことを嘆く。その原因は、上の方程式にある。

右端の「能力」は、先天的な要素が強い。1~100などプラスの数値で表すことができる。

真ん中の「情熱」は、後天的な要素が強く、これがあれば能力のある人間に打ち勝つことができるという。これも、1~100などプラスの数値。

問題は左端の「考え方」だ。
数値が、マイナスにもなり得る。ー100~100。

「能力✕情熱」がいくら優れていても、「考え方」次第で、「成功・幸福」がマイナスになってしまう。しかも、「能力✕情熱」が大きいほどマイナスってペナルティがキツすぎる!

さすがにこれは真剣に考えざるを得ない。

考え方とは、その人の哲学や理念であり、利他の精神である。

利他: 他人に利益を与えること。自分の事よりも他人の幸福を願うこと。

辞書より

とても抽象的なので、この部分をわかりやすくシンプルにしてみたいと思う。今回、わたしが着想したのは、Win-Loseのフレーム。

  • 自分が勝つ(Win)・負ける(Lose)

  • 相手が勝つ(Win)・負ける(Lose)

これを組み合わせると、人間関係の在り方は4つの型になる。

  1. Win-Win(自分が勝って相手も勝つ)

  2. Win-Lose(自分が勝って相手が負ける)

  3. Lose-Win(自分が負けて相手が勝つ)

  4. Lose-Lose(自分が負けて相手も負ける)

ここからは、自分がどの型を使うことが多いか意識して読んでみてね!

1. Win-Win

一番いい関係がWin-Win。自分も勝つけど、相手にも勝ってもらう。あるいは、相手に勝ってもらうことで自分も勝つ。(※この2つの違いもけっこう大きいかもしれませんね。)

わたしはいつでもこの領域を目指している。ディレクター業の経験が大きいかもしれない。多くの関係者を巻き込むとき、すべての線をWin-Winの関係にしないと、プロジェクトがうまく回らない。

2. Lose-Win

いつもWin-Winにできるなら言うことがないのだけど、ときにはLose-Winの型も必要になる。

自分が負けて相手に花を持たせるということ。わたしは、家庭の中でこの型を取ることが多い気がする……。

なんにせよ、適度に負けることも大事だと思う。何事も勝ち過ぎは禁物。

3. Win-Lose

Win-Lose。これは相手を一方的に負かすということ。わたしが苦手とする型だが、どうしても必要なときはある(ディレクターの仕事でいうと、この人の言うことだけ聞いてるとプロジェクトが回らなくなるときだね)。

しかし、あまり気分がいいものではない。それに、そのときは勝っても絶対に禍根が残る。

その人の性格もあるのかも。少年時代は試合にわざと負けていた。

4. Lose-Lose

Lose-Loseは言うまでもなく最悪の関係だ。足の引っ張り合いをして、どちらも勝者になれない。他人の悪口ばかり言ってる人は典型的なLose-Loseの人。

◇ ◇ ◇

通常は、この4つの型を場面に応じて使い分けることになる。

ふだん、どの型をどれくらいの割合で使っているか考えてみようか。合計が10になるように考えてみてね。

わたしの場合はこんな感じ(あくまで主観)。

  • Win-Win(7)

  • Win-Lose(1)

  • Lose-Win(2)

  • Lose-Lose(0)

さて、先ほどの方程式に戻ろう。

人間の成功・幸福=考え方✕情熱✕能力


この「考え方」の部分を、稲盛氏の教えに沿って、「自己中心的ではなく、利他の精神があること」とするならば、Win-Loseのフレームから自分の利他が測れる。

自分と相手のWinを合計して、どちらが大きいか見てみるといい。

わたしの場合は、自分のWinの合計が8個で、相手のWinの合計が9個。ちゃんと利他の形になっている。つまり「考え方」はプラスに作用する!

自分のWinが上回ってしまった人はちょっと気を付けたほうがいいかもしれない。

わたしの利他判定法はざっくりしてるので、お遊びとして楽しんでください!

せっかく努力して(情熱↑)、スキルアップして(能力↑)、成功が大きなマイナスになるってキツくないですか?

いや、別に聖者になる必要はないんだ。

わたしは+1で十分だと思ってるよ。

生き方。

せめてプラスならそれでいいんだって


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