母が、マツコデラックスに見えてきた
わたしが今まで見た人間のなかで一番変わっていると思うのは、実の母だ。どう変わっているか説明しきる自信がないので、ジャブ程度で頑張りたい。
現在の話からすると、70歳を過ぎてミュージシャン活動をしていらっしゃる。なぜか全盛期を迎えている。
楽器は、琴だ。師匠が高齢化してしまって、師匠に来ていた仕事がぜんぶ回ってくるのだそうだ。小中学校の授業にも組み入れらているらしく、大変そうだ。

定年退職した父と同じ住所で暮らしているが、生活は完全に分割されている。父のことをゲジゲジか何かだと思っている。
よく「夫婦関係が冷え込んでいる」という表現が使われるが、冷え込んでいるのではなくて、祟りの領域に突入している。何世紀も消えることのない強烈な怨恨。
(記事から引用)わたしの両親は、ただ離婚していないだけの夫婦。母は、未来永劫、父を呪うための存在であり、父は呪われるだけの存在だ。
もともと強い力を持って生まれた人というか、上級の術師みたいな雰囲気があるので、そういう人の念は恐ろしい。

父はただ震えている。こればかりは仕方がない。わたしからは、そうやって少しずつ罪を償ってください、としか言いようがない。何が罪なのかわかっていないところがいっそう罪深い。
最近、スピリチュアルへの傾倒が鳴りを潜めた気がするが、大丈夫だろうか、陰でひそかに進行しているなんてことはないだろうか……。これだけが心配だ。
でも、大丈夫だと思う。今は、音楽を通じて人に囲まれているから、あまり変な方向に進まないはずだ。人間、孤独な状態のときが一番危険だ。孤独、子離れ、更年期……。人生の危機は姿かたちを変えて現れる。
ひとは、なにかしら拠り所を必要とするのだが、このタイミングで宗教に行ってしまうとやばい。
うちの奥さんは、子離れの時期を迎え、韓国アイドルの方向に行ってしまったが、母にくらべてば、あまりに健全だ。
母もまあ、実家に行くとでかい水晶とか置いてあるけれど、引き返せるギリギリのところで踏みとどまったのではないだろうか。

地元のお寺との交流もよかったのかもしれない。セカンドオピニオンができたことで、血も涙もないスピリチュアル・ビジネス(※霊感商法のことを指しています)に完全に食い尽くされずに済んだ。
知能犯との戦いのような側面もあるので、母の頭脳がちょっとだけ知能犯を上回ったのではないかとも推測している。とにかく優秀な人だった。
わたしの祖父、つまり母の父は、地元で成功した経営者だったのだが、後継者に母を選ぶべきだった。そうしなかったことにより、才能が行き場をなくし、マグマのように地中にエネルギーを溜めることになってしまった。
母がたの祖父について書いた記事はこれくらい。とんでもない人だったらしいのでいつかちゃんと記事にしたい。ニューヨークの発明コンテストでドクター中松と一緒に表彰された人(行きの飛行機で席がとなり)
それが家族にも、本人にも悪影響を与えたし、ときどき謎の能力としても地表に現れた。
基本的には専業主婦なのだが、英語を独学して塾講師になったり、資格をとって建築物のパースを書く仕事をしたり、正体不明の行動力を発揮して市会議員になったりもした。選挙カーを使わずに、自転車で選挙活動をしたため、地方新聞にも載った。
常に年齢不詳。登山家になったり、書道家になったり、占い師になったりした。
いい意味でも悪い意味でもすごそうな人だと感じていただければ、今回はそれでよしとしたいと思う。
マツコデラックスの番組に出てても違和感ない人なので、テレビ局に見つからなくて本当によかったと思う。
そういえば、体型は違うけれど、雰囲気もどことなくマツコデラックスに似ている。怒られるかもしれないけど、実の子が言うのだから間違いない。
【公平を期するための追記】本人が言うには、演歌歌手の「藤あや子」に似ているとよく言われるそうです

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