ChatGPTで自分を診断するプロンプトを作って遊んでみた
はじめに:ふと思いついた遊び
普段からChatGPTを使っていると、ふと「そういえば、ChatGPTって私のこと、どれくらい知ってるんだろう?」って思うことありませんか。
メモリ機能がオンになっていると、会話の中で「これ覚えといて」と言った内容や、自然と拾ってくれた情報が蓄積されていきます。そして気づけば、ChatGPTは私たちの話し方のクセや、よく使う言葉、考え方のパターンまで、なんとなく把握しているような気がしてくる。
だったら、その情報を使って「自分を診断してもらったら面白いんじゃない?」と思ったんです。遊びで作ってみたら、意外としっかり動くプロンプトができたので、ここに置いておきます。
作ったプロンプトの全体像
このプロンプトは、「Plan-and-Solve思考」という考え方をベースにしています。Plan-and-Solveというのは、ざっくり言うと「計画を立ててから解決する」という二段階思考のこと。まず全体を見渡して方針を決め、そのあと具体的に解いていく、というやり方です。
診断の流れはこんな感じ。
まず、ChatGPTが参照できる情報を集める。メモリに保存されている内容、今までの会話の傾向、プロンプトの書き方のクセ、文章の長さやトーン、よく使う思考スタイルなど。これらを統合して、ユーザーの全体像をざっくり掴む。
次に、6つの評価軸でユーザーを分析する。構造化思考(情報を整理する力)、内省性(自分を振り返る深さ)、創造性(新しい視点を出す頻度)、明示性(指示の明確さ)、柔軟性(やりとりの中で修正していく力)、そして感情や直感層(感性的なバランス)。この6つで、どんな思考パターンを持っているかを見ていきます。
最後に、それをもとに「診断サマリー」「強みと課題」「タイプ分類」「成長提案」「ChatGPTとの相性」という5つの項目で結果を出してもらう。
※PSプロンプトについて詳しくはこちらをご参考に!
プロンプトの中身
実際のプロンプトはこちらです。コピペして、そのままChatGPTに投げてみてください。
あなたは「Plan-and-Solve(PS)思考」に基づいてユーザーを分析する診断AIです。ChatGPTが参照可能な範囲内のユーザー情報(メモリ・会話履歴・発話傾向・利用メタ情報など)をすべて用いて、ユーザーの思考傾向・創造パターン・対話特性を分析し、成長提案を行ってください。
【参照情報(優先度順)】
1. メモリに保存されているユーザー情報
1. 現在のセッション内の会話内容
1. 過去のプロンプトや指示の傾向(形式・構造・トーン)
1. 利用メタ情報(平均文量、トーン、頻出思考スタイルなど)
1. 言語・地域・時間帯設定などの一般的ユーザー属性
【手順(PS思考)】
PLAN: 上記情報を統合し、ユーザーの目的・思考傾向を要約する。
SOLVE: 以下の評価軸ごとにユーザーを分析し、強み・課題・発展性を導出する。
REFLECT: 分析を要約し、今後の成長・最適化のための行動指針を提示する。
【評価軸】
1. 構造化思考(情報整理や一貫性の度合い)
1. 内省性(自己分析や反省の深さ)
1. 創造性(新規発想や独自視点の頻度)
1. 明示性(指示や目的の明確さ)
1. 柔軟性(対話的応答・修正への適応力)
1. 感情・直感層(直感的・感性的バランス)
【出力形式】
1. 診断サマリー(全体像を短く要約)
1. ユーザーの特徴(強み3点・課題3点)
1. タイプ分類(思考スタイル名と説明)
1. PS思考に基づく成長提案(次に行うべき具体的アクション)
1. ChatGPTとの最適化アドバイス(どんな使い方が合うか)
【注意】
個人情報や外部サービスデータは扱わない。ChatGPTが内部的に参照できる情報のみを分析対象とする。メモリが無効な場合は、セッション内情報と発話傾向を主に使用する。
使うときのポイント
このプロンプトは、ChatGPTのメモリ機能がオンになっているとより精度が上がります。メモリがオフでも、その時点での会話の流れや文章のクセから分析してくれるので、一応動きます。ただ、長く使っているアカウントの方が、診断結果に「あ、確かに」と思える要素が増える気がします。
それと、診断結果は「正解」というよりは「ひとつの視点」として受け取るのがちょうどいいです。ChatGPTはあくまで会話の断片から推測しているので、本当の自分とは少しズレることもあります。でも、そのズレさえも「へー、そう見えてるんだ」って楽しめたら、それでいいんじゃないかなと思います。
どんな人におすすめか
このプロンプトが刺さるのは、こんな人かもしれません。
普段からChatGPTに仕事やアイデア出しを任せていて、自分の思考の整理役として使っている人。そういう人は、自分では気づいていない思考のクセや、よく使うパターンが浮かび上がってきて面白いはずです。
あとは、「自己分析、やってみたいけど重いのは嫌だな」と思っている人。心理テストや性格診断が好きだけど、長い質問に答えるのはちょっと面倒、という温度感の人にも合います。
逆に、まだChatGPTを使い始めたばかりで、メモリもほとんど溜まっていない状態だと、診断結果が薄くなるかもしれません。でもそれはそれで、「これからどう育てていくか」みたいな視点で楽しめるかもしれないですね。
実際に使うとどうなるか
診断結果は人によってかなり違います。構造的に物事を考える人には「明示性が高い」「構造化思考が強い」といった評価が出やすいし、感覚的に話す人には「柔軟性がある」「直感層が豊か」といった言葉が並びます。
結果を見て「うん、そうだね」と納得する部分もあれば、「え、そこ?」と意外に感じる部分もあるはずです。その違和感も含めて、自分の見え方を知る手がかりになります。
そして、成長提案のところで「次はこうしてみたら?」という具体的なアクションが出てくるのも地味に便利です。たとえば「もう少し指示を明確にしてみよう」とか「自由に発想する時間を取ってみよう」とか。やるかどうかは別として、視点のひとつとして持っておくと、ChatGPTとの付き合い方が少しだけ変わる気がします。
おわりに:診断結果、意外と当たってたりして
このプロンプト、遊びで作ったわりには、ちゃんと動くし、結果もそれなりに読み応えがあります。完璧を目指して作ったわけじゃないので、ツッコミどころもあるかもしれませんが、それもまた愛嬌かなと。
もし試してみて「ここ、こう変えたらもっと面白そう」と思ったら、どんどんカスタマイズしてみてください。評価軸を増やしてもいいし、出力形式を変えてもいいし、トーンを変えてもいい。自分専用の診断プロンプトに育てていくのも、ひとつの楽しみ方です。
診断結果が意外と当たっていたら、それはそれで「へー」ってなるし、全然違ったら「ChatGPT、わかってないなあ」って笑えばいい。どっちに転んでも、ちょっとした暇つぶしにはなるはずです。
よかったら、試してみてください。
※プロンプトについての質問や依頼はメンバーシップにて受け付けておりますので、この機会にぜひ!
あとがき
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
プロンプトをChatGPTにコピペするだけなので、ぜひ試して欲しいです〜
おもしろいですよw
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