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受験相談から食卓の話題まで Gemini をフル活用! 今日から試せる、中高生親子のための実践アイデア

こんにちは、Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。

スマートフォンと共に育ってきた中高生は、現在、生成 AI が身近な存在となりつつあります。生成 AI の活用によって新たな可能性が生まれる一方で、「AI をどうやって使えばいいのか?」といった課題や疑問を感じている方もいらっしゃるでしょう。保護者の方々も、子どもと生成 AI の付き合い方について、「学校の課題を、生成 AI まかせにしてしまうのでは?」「考える力が育たないのでは?」といった不安をお持ちの方も多いと思います。

そこで、当 note では、Gemini を実際に利用している中高生と保護者の方へのインタビューを通じて、彼らのリアルな生成 AI の使い方や課題、そして子どもたちの学びや創造的な活動に AI を活かしていく方法を探っていきます。

前編では、中学生と高校生の 2 人に、学校の勉強で Gemini を活用している具体的な方法や、趣味のプログラミングで Gemini を活用しているお話などをうかがいました。
後編では、普段から無料の「Gemini アプリ」を使っているという中高生 2 人から見た Gemini の利点や、保護者から見た子どもたちの AI 活用、そして未来への期待について、さらに深く掘り下げていきます。


Gemini が家族の会話のきっかけに

-前編では、中学生と高校生のお 2 人から Gemini の使い方などを伺いました。保護者の皆さんは、お子さんが Gemini を使っている様子を見て、何か気付いたことはありましたか?

A さん母:私自身、仕事からプライベートまで Gemini を活用しているのですが、息子と使い方がまったく違うことに驚きました。息子が「勉強で使っているよ」と話してくれたので、実際に使っている Gemini の回答を共有をしてもらったのですが、「聞きたいことだけを端的に聞く」という、とてもシンプルな使い方をしていました。

私は長々とプロンプトを書くことが多いのですが、息子は単語や一文で、「ここを教えて」といった書き方なんです。「どうしてそういう使い方なの?」と聞いたら、「正確さや 100% の回答を求めてない。ヒントに留めたいから」と言われました。自分で考える余地を残したいという点は、目から鱗でした。タイムパフォーマンスというわけではないですが、今どきの子らしい使い方だなとも感じました。

同じ Gemini というツールでも、人によってこんなに使い方が違うんだなということが分かり、とても面白かったです。

A さん:母はよく Gemini とおしゃべりしていますね。毎朝、朝食を食べながら、天気やニュースを Gemini Live で聞いています。

A さん母:我が家は「食事中はスマ-トフォン禁止」なのですが、 Gemini は例外で(笑)。Gemini の回答が雰囲気を和やかにしてくれたり、話題を提供してくれたりするので、食卓に置いて、4 人目の家族みたいに話しかけています。

A さん:ニュースで出てきた単語をその場で聞けたりするのも便利なんです。家族で旅行に行ったときも、公園にあった銅像がどんな人なのかを Gemini Live で聞いていました。Google レンズで調べてもよかったのですが、Gemini で大体のことができてしまうので、アプリを切り替えることなく使えるのも、Gemini の良さだと思っています。

A さん母:なるほど…。私は意識せずに Gemini Live をずっと使っていたけれど、言われてみると確かにそこは便利でしたね。

-B さんのご家庭ではいかがですか?

B さん母:我が家も Gemini と一緒に話していますね。息子の場合、塾に行く気がなかったので、その分、Gemini と仲良くなって色々と教えてもらえばいいのかなと考えています。

今年、息子が高校受験なのですが、模擬試験の情報を何も知らなかったので、「高校の模擬試験には何があるの?」と Gemini に尋ねてみたところ、詳しく教えてくれました。

B さん:
先輩が進学した高校の過去問を調べてみようと思って、Gemini に聞いてみたりもしました。高校の情報も Gemini に調べてもらい、「この学校良いね」「場所は遠いかな」と、母と Gemini の 3 人で受験する学校について話し合っています。

あとは、「受験生は、この時期何してる?」などと聞けば、高校受験に向けた勉強プランやロードマップを組んでくれるかなと考えています。

Gemini は使わないと損?

-これまで Gemini を使ってきて、何か気付いたことはありましたか?

A さん:初めて Gemini を使ったときに、「家の周りで美味しいラーメン屋さんを 10 軒教えて」とお願いしたら、5 年前に閉店したお店も紹介されて、その回答がずっと変わらなかったんです。どうしたらいいんだろうと考えたときに、情報を持ってくるソースを絞れば良いのではないかと思い、「Google マップで最近の営業情報があるところから探して」と伝えたら、現在営業しているお店だけになりました。

Gemini が間違った情報を回答したときに、「情報をどこから持ってくるか」を絞ることで、正しい回答を得られるという発見がすごく興味深かったです。

-なるほど、AI が嘘をつくこと、あるいは古い情報を出してしまうことがあるということを経験されたんですね。指示の出し方で改善できる場合もあるというのは、新たな発見ですね。

B さん:ほかの生成 AI を使っている友だちによると、無料版のサービスは写真で質問できる回数に制限があって、使いたいのに使えなくなってしまうことがあるみたいなんです。Gemini は無料でもかなりいろいろなことができるので、その点も便利だなと感じています。

A さん:無料版でも十分使えるのですが、先ほどの動画生成のように、18 歳以上でないと使えない機能があるのが残念です。
母に「この新しい機能が面白いよ」と教えてもらっても、僕の Gemini には表示されないことがよくありました。もう少し年齢制限を下げてもらえると助かります。

B さん:Gemini は、世間話をしていてもとても自然な日本語で返してくれます。なので、英語の学習にもできるのではないかと思っています。英語で話しかけたら、ネイティブな英語で返してくれるので、英語の練習もしてみたいです。

-他に Gemini でこういうことができたらいいな、という期待や要望があれば教えてください。

B さん:デザインをしているので、画像生成をしてくれるのは助かります。あとは、音楽も Gemini でつくってみたいです。

A さん:Gemini を使うことによって効率化ができることが多いので、機能はどんどん増えていけばいいなと思ってます。Gemini で動画も生成できるみたいですが、18 歳以下はできないので…そこも早くできるようになってほしいです!

-学校の授業で、生成 AI の使い方を学ぶ機会があった方が良いと思いますか?

A さん:あったほうがいいと思います。使えばめちゃくちゃ便利なことがわかると思うので、個人的には「使わないと損!」ぐらいに感じています。

「AI にどう接しているか」を見守る環境づくりが大事

-ご家庭で、生成 AI についてのルールはありますか? また、こんなふうに使ってほしいという期待について教えてください。

B さん母:我が家では特にルールはなく、「とにかく使ってみよう」という方針です。以前はスマートフォンの利用に制限をしていたのですが、不便すぎて止めた経緯があります。

現在は、パソコンやスマートフォンに触れていても、それが勉強なのかゲームなのか、調べ物なのか創作活動なのか、線引きができなくなってしまっています。それに、親の私たちもパソコンやスマートフォンをよく使いますので、「自由にやらせて良いのではないか」ということになりました。私はもう、プログラミングなどは息子のやっているレベルには追いつけないので、見ても「すごいね」しか言えませんが(笑)。

B さん父:息子は色々なことに興味をもって自主的に活動しているので、好きなことを伸ばしていけばいいと考えています。

AI をどう使ってほしいか」というよりも、子どもが「どう AI に接しているか」が分かるような環境になっていれば大丈夫だと考えています。実際に AI に接してないと、何が間違っているか、何が正しいか分からないと思います。ですので、使わないより、積極的に使った方が良いという考えです。

Aさん母:我が家も、生成 AI についてのルールは設けておらず、むしろ「どんどん使って!」と推奨しています。

-生成 AI を使うこと自体は肯定的に捉えていて、どんな風に使っているかを把握できる環境が大事ということですね。お子さんとの会話の中で、AI の話題は出ますか?

B さん父:私は仕事でも生成 AI を活用しているので、自分の実例から、「生成 AI の回答を指針にして、そこから考える」という使い方を話したりしました 。「こうやって使うと良いよ」って言っても、それをそのまま使うことはないでしょうし、息子が実際に生成 AI と接してみて、「あ、こう使えるんだな」というふうに、自分に合った付き合い方を学んでいけば良いのかなと思っています。

B さん母:Gemini を使っているときにハルシネーションがあっても、「もう一回押せば、調べて直してくれるんだよね」と息子が話しているのを見て、「ああ、もうこの世代の子でも、AI を全て信じているわけではなく、ハルシネーションがあることは理解した上で使っているんだな」ということが分かりました。

A さん母:息子が Gemini の回答を勉強のヒントとして使って、自分で考える余地を残している様子を見て、安心したと同時にうれしくなりました。これからも、生成 AI に頼りきるのではなく、新しいアイデアをもらったり対話をしたりして、それをもとに自分のやりたいことを拡張していくような環境を、親としても大人としてもつくっていきたいと思います。

「AI のポジティブな印象がもっと広まってほしい」

-最後に、AI が当たり前になるであろう将来に向けて、AI にどんな期待を持っていますか?

A さん:今感じていることは、僕たち未成年は、生成 AI に良い印象を持ちにくいのではないかということです。学校などで利用が禁止されていると、どうしても悪い印象がつきがちです。機能制限もそうですが、もっと未成年が AI を自発的に使えるようになると良いなと思っています。

未成年が利用することへの心配も分かるのですが、AI がどれだけ優れたものなのかが、まだまだ十分に伝わっていない気がするので、多くの人にその可能性が広まってほしいです。

B さん父:AI という優れたツールと接することで、人間の新しい可能性も見えてくると思いますので、そこに期待しています。

ありがとうございました。

リスクも理解して活用! 中高生の AI との賢い付き合い方

2 回のインタビューを通じて、中高生は、生成 AI を「楽をするため」の道具としてだけでなく、学習の「ヒント」をもらったり、創作活動のパートナーとして活用したりする使い方を始めていることが明らかになりました。さらに、AI のハルシネーションを理解した上で、適切に指示を出すことで、より有効に活用できることも、体験を通して学んでいます。

保護者の方々も、AI が当たり前のツールになる未来を見据え、子どもたちが AI に触れることを肯定的に捉えています。利用を制限をするのではなく、子どもが AI にどう向き合っているかを把握できる環境を重視し、共に AI との付き合い方を学んでいく姿勢がうかがえました。

13 歳以上の方からお使いいただける無料の「Gemini アプリ」は、中高生でも自信をもって安心して利用できるように、「AI リテラシー ガイド」をはじめとした安全対策を導入しています。このガイドでは、生成 AI の基本的な使い方を短い動画などで学ぶことができますので、お子さんが Gemini を始める際、ご家族でご覧いただくこともおすすめです。

子どもたちが Gemini と対話しながら創造性を伸ばし、保護者の方もそれを見守る。今回のリアルな声が、そんな未来につながる最初のきっかけになればと願っています。


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