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元漫画家アシスタントの チェンマイ淡々通信 31 「タイのお葬式2」

 
《 写真上:棺桶屋さん。安いものだと、1万円ほどからあります。普通は3~8万円みたいです。この時は、「天国の家」を注文しました。2026年3月 》
 

 

             淡々通信 31


2026年3月5日、母が亡くなった翌日、葬儀第2日目です‥‥

「天国の家」というのは、故人があの世で使う家です。

木製の模型( 2万円弱 )で、その中には生活必需品などの日用雑貨品が納められます。( 下の写真 )

この模型は、焼香台の横に置かれました。まだ、中の日用品は準備されていません。

この模型は、故人と共に火がつけられますが、中の日用雑貨品は近隣の貧しい方々に無料で供されます。 棺桶などは高価な物もありますが、貧しい人はお寺で寄付された棺桶を無料で受け取る事も出来ます。

 

下の写真は、ガソリンスタンドに並ぶ車列です。 3月5日、母が亡くなった翌日です。 棺桶屋さんへ行った帰り道に撮影しました。
 
タイでは、イラン戦争の影響でホルムズ海峡がヤバいとのニュースが広がり、ガソリンパニックになっていました。

首都やチェンマイ市街など、ガソリンスタンドが沢山ある所は大丈夫なのですが‥‥ 地方は、すぐに「売り切れ」「補給待ち」になるため、50台以上の車が並びます。 半分以上のガソリンスタンドが売り切れ御免状態。

中には、トラックに4,5人の女性を乗せ、それぞれに一斗缶を両手に持たせてガソリンスタンドへ乗り込んで来る猛者(?)もいます。

 

下の写真は、正面玄関のガレージ部分に設置された焼香台と、会葬者の座る座席です。 ここ以外にも沢山の座席を各所に設置しました。

3月4日には50人分、この日( 3月5日 )は、70人分。告別式まで、どんどん会葬者の数は増えていきます。
 

下の写真は、連日、調理や配膳などのヘルプに来てくれる近隣住民やカミさんの友人たちです。 この日も朝から夕方まで70人分の食事の準備に大忙しでした。( 遺族って、ほとんど挨拶と管理する位なのです )

ところで、食材なのですが‥‥ とにかく人数が多いので、この費用( 昼食、夕食 )が大変でした‥‥‥‥

メインは鶏肉で、その量は約100kg‥‥‥‥ これで8万円以上、ここから値切りの交渉が始まります。( お金の話は憂鬱になります!)

さらに、水のペットボトルが1000本、魚も50kg、そして、豚肉、野菜に果物‥‥‥‥

会葬者の数は‥‥‥‥ 3月4日は、50人。 3月5日は、70人。 3月6日は、100人。 3月7日は、150人‥‥‥‥

レンタル食器、調理器具、アイスクーラー、レンタル椅子、レンタルテーブル、それに合わせたテントの設置‥‥‥‥

最終日には、近所の小学校の校長以下、教師先生全員も参列! さらに中学校のボランティアの学生たちが50人! 町内青年団20人!

大急ぎで銀行へ行って、定期預金( ロングステイビザのための預金 )から100万円以上引き出しますが‥‥‥‥ もう、手が震えます‥‥‥‥
 

皆さま‥‥ どうか‥‥ 来ないでください‥‥などと言って、お断りする事など、出来ませんのです!( 感謝あるのみ!)
 
私の母( 認知症の日本人、寝たきり要介護度5、享年98歳 )とは、なんの関係もない方々、縁もゆかりもない方々がゾロゾロと‥‥‥‥

ど~なってるんだよ‥‥‥‥ タイの葬式!

 

まだまだ続きます‥‥‥‥ 「タイのお葬式3」!

 
 
 
 

              「 チェンマイ淡々通信 32 」 へつづく‥‥

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