元漫画家アシスタントの チェンマイ淡々通信 17 誰のプレゼントかな?
《 写真上: 2025年の大晦日、自宅でする年越しパーティーのプレゼントが積まれています。各箱は番号で振り分けられ‥‥ その意味は後ほど! 》
淡々通信 17
毎年、大晦日には親類や友人が集まって、年越しパーティーがおこなわれます。 多くの場合、深夜までカラオケと酒盛りのドンチャン騒ぎがつづき、12時を過ぎる瞬間に花火をあげます。
それは、どこの家でも( 隣近所全ての家庭で )同じなので、この深夜に鳴り響く花火は滝に打たれたように「ダダダダダダダダ~~ッ」と響きわたります。
下の写真は、タイの年越しパーティーの華、夜9時頃から始まるプレゼント交換会の写真です。 各人が一個づつ持ち寄ったプレゼントに、それぞれ番号を振り分けて、くじ引きで引いた番号のプレゼントを受け取れるのです。

自分のプレゼントを誰が受け取るのか、自分は誰のプレゼントをもらえるのか‥‥‥‥ そのため、一つ、一つのプレゼントを贈る本人から、直接手渡しされる時には大歓声がわき起こります。
このプレゼントには、何が入っているのかなぁ‥‥と興味津々!

最近は、食品や化粧品、飲み物や日用品の何気ないプレゼントのなかに1000円から2000円ほどの現金まで入っているので、博打好きのタイ人には大人気のイベントになっています。
私には、カミさんと寝たきり老母が二人いますので、もらえるプレゼントも多くなります。 下の写真が、もらったプレゼントです。

プレゼントの中身は、鍋や釜の事もあるし、ビスケット缶の事もあるし‥‥ でもやっぱり、何気に封筒に入った現金が嬉しいですね。
ちなみに、上の各写真を見てお気付きだと思いますが、12月、1月はタイで一番涼しい季節なので、夜や早朝は上着がないと寒くてたまりません。
ジャケットやマフラー、セーターにダウンと、タイの暑いイメージとはかなり違う服装が面白いです。
お正月の1日、2日は、皆さん飲み過ぎ食べ過ぎで寝正月になります。タイのお正月はホントに静かで、3日目からは通常の生活に戻るのですが‥‥
今年は、3日(土曜)、4日(日曜)なので、皆さん新年の嬉しさは、例年に増して大きいようです。
さて‥‥‥‥
実は、2025年の6月に送った「ポプラ社小説新人賞」の応募作ですが‥‥
もう、そろそろ、発表されているはずなのですが‥‥‥‥ まだ、何の連絡もなく‥‥ メール一本もないところを見ると、ダメだったのか‥‥
2026年1月下旬には、ホームページ上で発表されるはずなのですが‥‥ 2月1日現在、まだ発表されていない‥‥ そこで、「問い合わせ」にメールして返信を待っていましたが、2月2日の夕方(タイ時間は夜)に公開されて結果は予想通りダメでした。
ポプラ小説新人賞、応募総数996篇の中で、第1次選考通過71篇、第2次選考通過22篇。
通過作品のタイトルを見ると‥‥ 異世界、冒険、魔法使い、などを題材にしたファンタジーが多いですね。
朝起きたら江戸時代に戻ったとか、ケーキ屋さんに魔女がいたとか、穴を掘ったらUFOの残骸が出たとか、場末のレストランのドアを開けたら火星コロニーだった‥‥‥‥こんなんばっかり。( たぶんね )
ジジイの書いた昭和の漫画家アシスタントの話なんかお呼びじゃない。
実録物とか、昭和の仕事話や、出版業界の裏話など、ライトノベル(SF、ミステリー、ファンタジー、恋愛)全盛のこのご時世には売れないのかなぁ‥‥‥‥
いや、仮に技術的な問題や、創作上の欠陥があったとしても、私にはどこが悪いのかまったくわからないのです。 選考を担当する編集員じゃないとこればかりはわかりません。
漫画だと、応募原稿を、直接持ち込めば編集員の評価を直接聞けるし、質問する事もできます。 しかし、小説では読むのに時間がかかるので、編集員のアドバイスなど受けられるわけもありません。
書き上げるのに半年、1年かかった原稿を送って、6ヵ月待たされてから何の返事( 批評 )もないだけです。
まったく、張り合いがありません。
こんなやり方で、新人が育つのでしょうか‥‥‥‥ そんな疑問をこの丸2年間抱いていましたが‥‥‥‥ こんな疑問、何の役にも立ちません。
最近は、こうした状況に応じて、「小説を批評します」という、元編集員だの、現役作家だのが運営する有料の批評サイトが沢山出来てきています。
私が書いた長編(10万~15万文字)なら1万円前後で批評してくれます。それは、それで結構な事だと思いますが‥‥‥‥
それすらも、円安の嵐と物価の荒波の中、タイで年金暮らしの身にはキビシイわけで‥‥‥‥
ちなみに、素人が小説を読んで感想文を送ります‥‥ ってな商売もあります。 小説読んでお金( 2~3千円 )がもらえる結構な商売です。 ‥‥そんな事はともかく‥‥‥‥
しばらく、「漫画業界貧乏物語」から離れて、お笑い短編集、ナンセンスやミステリーでもコツコツ書いてみようか‥‥‥‥ などと考えながら( 諦めながら )、原稿の書き直し作業をつづけています‥‥‥‥
まるで‥‥ 昭和の敗残兵‥‥
うらぶれこの身に 吹く風悲し‥‥
昭和も遠くなりにけり‥‥‥‥
「 チェンマイ淡々通信 18 」 へつづく‥‥
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