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タートン 淡々短信 〈10〉 タイ全土で上がる灯 9.16

 
《 写真上:2024年11月のロイクラトンの祭り。自宅駐車場の脇にイルミネーションを付け、門や壁、植木に行燈をかけて賑やかに夜を楽しみます 》



           漫画家アシスタント移住物語
 
       

        タートン淡々短信 25年9月16日

 

友人の家族と一緒にコムロイという行燈を準備します。これは、どの家庭でも必ず一つや二つは空に上げます。ちなみに値段は一個150円ほど・・・・ 2024年、11月、撮影

 

ドーナツ状の燃料に点火して、行燈を充分に温めればゆっくりと上がって行きます・・・・

 

まず両親の健康を願って、そして、恋人や親類、子供のために・・・・

 

一つのコムロイにいくつもの希望や夢をこめて・・・・

 

家族や親しい友人たちとコムロイが空の彼方へと去って行くのを静かに見つめています・・・・


ロイクラトン( 灯籠流しの祭り )のコムロイを上げる時に、家族や友人たちがそれぞれに願いを込めるのは、上記の通りなのですが‥‥

私自身は、いったい何を願うのか‥‥

宗教儀式とか、宗教文化とかには、まったく興味のない私にとって、人の願い事には関心もなく‥‥

『 欲しい物は自分の力で取る。ダメならさっさと諦める! 』

いわんや、こんな150円の行燈一つで願いが叶うなら誰も苦労はしない‥‥ 
 
‥‥ってな、シラケた人間です。

そこが、良くなかったのかなぁ‥‥‥‥

人は本来、人と人がいて、人に成る生き物ですから、ただの個人主義や合理主義はある種のカルトかもしれませんね。

もっと、心清らかに‥‥

「 わ~、ロイクラトンは綺麗だね~!」

「 なんて感動的なんだろう! 」 

「 神様、仏様! どうか私の願いを‥‥! 」

‥‥ってな人間なら、運にも恵まれたかも‥‥‥‥

私は最近、自分がだんだんと「 クリスマスキャロル 」( ディケンズ )のスクルージ( 冷淡でケチな孤老 )に似てきたような‥‥‥‥
 
 
 
 
             「淡々短信〈11〉 9.19」次回 へつづく‥‥

                    「短信〈9〉」へもどる‥‥
 
 
 
 
 
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