元漫画家アシスタントの チェンマイ淡々通信 36 「タイのお葬式7」
《 写真上:火葬の直前に、親族だけでお清めの儀式をおこないます。 》
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淡々通信 36
下の写真は、聖水を使ってお清めの儀式の後、最後の礼拝をしています。

棺は、青年団員の方々に、火葬炉へ運ばれて行きます。


火葬炉の中へ入れる直前に、棺前の祭壇へ全会葬者で献花します。


棺へ献花された花を供えます。

下の写真は‥‥ 左側が火葬炉で、右側が、山車を燃やす焼却台になります。
今、点火されたところです‥‥ 花火が準備されているので、全てが一気に燃え上がることになります。

パ~ン、バリバリバリバリ~ッ という音と共に火が付きます。 かなり大きな音なのでビックリします。

パンパンパンッ 派手な音、導火線を走る火花と、綺麗な花火だけみたら、とても葬儀だとは思えません。


山車も一緒に燃やされます。
下の火葬炉に火が入るのに、少し時間がかかります。 これで、式は全て終わりで、後は、「 散骨式 」( 2日後 )を残すだけです。

母が煙になって、どこへ飛んで行ったのかはわかりませんが‥‥‥‥
まだ、地球上のどこかを飛んでいることだけは確かだと思います。

いずれ、地球を‥‥ 宇宙を‥‥ 構成する分子になるのですから、大したものだと思いますが‥‥‥‥
哲学的な言い方をすれば‥‥‥‥
母は、もうどこにもいませんが、同時に、どこにでもいる‥‥‥‥ ということになります。
私が死んだら、母に再会できるかどうかはわかりませんが‥‥‥‥
分子が、混ざり合う可能性はありそうです‥‥‥‥
ところで‥‥
ちょっと補足なのですが‥‥
火葬の後、帰りのトラックで会葬者4,5人と、私たちとお坊さんがひとり一緒に( 荷台で相乗り に )なったのですが、車がお寺に着いた時に、お坊さんが降りるのを忘れていました。
( 以下はタイ語を軽く翻訳しました )
若いお坊さん( 寺の№2 )が、驚いて立ち上がります‥‥
「 あっ いけねぇ! オレ、ここで降りなきゃいけないんだ! 」
「 自分の家、忘れてるのかい? 」
「 しょうがねぇな~、自分の寺、忘れるなよ! 」
「 オレ、何処へ行くつもりだったんだろう!? 」
坊主頭をかきながら、荷台から飛び降りて境内へ笑いながら帰って行かれました。
‥‥‥‥お坊さんも、会葬者も、みんながゲラゲラ笑っていたのが印象に残っています。
( 私は、ブログに書くネタが出来たと喜んでいました )
「 チェンマイ淡々通信 37 」 へつづく‥‥
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