元漫画家アシスタントの チェンマイ淡々通信 37 「タイの散骨花火」
《 写真上:火葬が済み散骨の日、親族と僧侶と火葬人だけ。2026年3月 》
「チェンマイ淡々通信」にお越しいただき、ありがとうございます。
はじめての方は、「漫画家アシスタント移住物語」(マガジン)なんかがお薦めです。 タイ移住初期の正直な苦労話がお読みいただけます。
一番新しい「タイ移住シリーズ」は、「チェンマイ淡々通信1~20」で、こちらもマガジンでお読みいただけます。(掲載、2025年10月~26年2月)
淡々通信 37
下の写真は、火葬日から2日後の正午、親族だけが火葬場へ向かいます。 火葬炉を開き、木炭などを使って火葬された遺骨を集めます。

焼骨台が引き出されます。 ここまでは、淡々と静かに進みます。

下の写真は、私が遺骨を骨壺へ収めているところです。 肉親者だけなので、寂しい収骨になります。

集めた骨は、僧侶が読経するための式台へ移されます。

橙色のタオル、僧侶へのお布施と供物、中央にお骨の入った壺が置かれています。

4人の僧侶がお骨を囲むようにして読経をはじめます。

読経している時の僧侶は、みなさん履物を脱いでいます。

骨は一旦、石臼へ移して細かく砕きます。

砕いた骨をロケット花火に入れます。


僧侶が最後の読経をあげて、薄曇りの中、空へ向けて点火となります。
バ~~ンッ パンパンツ という大きな音が出ます。

上空でパ~~ンッという破裂音が響くと、全ての式が終わります。

本当に、何事も無かったように‥‥
誰も一言も喋らないまま‥‥
後はただ‥‥‥‥
黙って帰るだけなのです‥‥‥‥
これが、タイのお葬式と、散骨式です‥‥‥‥
お金持ちも、貧乏人も、男も女も、LGBTQも‥‥
子供も、老人も、若者も、みんな同じです。
墓苑はもちろん、お墓もありません。
位牌も戒名もありません。
遺骨もありません。
「 チェンマイ淡々通信 38 」 へつづく‥‥
「 淡々通信 36」へ戻る‥‥
「漫画家アシスタント タイ移住物語」と、その続編「タートン淡々短信」も無料マガジンでお楽しみいただけます!
⇩⇩ イエス小池、血と汗と涙の実録昭和物語‥‥マガジン・シリーズ!
いいなと思ったら応援しよう!
年金生活者にとって、とても嬉しいご支援! 感謝申し上げます!