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元漫画家アシスタントの チェンマイ淡々通信 37 「タイの散骨花火」

 
《 写真上:火葬が済み散骨の日、親族と僧侶と火葬人だけ。2026年3月 》
 
 

 
「チェンマイ淡々通信」にお越しいただき、ありがとうございます。

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             淡々通信 37

 
 
下の写真は、火葬日から2日後の正午、親族だけが火葬場へ向かいます。 火葬炉を開き、木炭などを使って火葬された遺骨を集めます。 

焼骨台が引き出されます。 ここまでは、淡々と静かに進みます。

下の写真は、私が遺骨を骨壺へ収めているところです。 肉親者だけなので、寂しい収骨になります。

集めた骨は、僧侶が読経するための式台へ移されます。

橙色のタオル、僧侶へのお布施と供物、中央にお骨の入った壺が置かれています。

4人の僧侶がお骨を囲むようにして読経をはじめます。

読経している時の僧侶は、みなさん履物を脱いでいます。

骨は一旦、石臼へ移して細かく砕きます。

砕いた骨をロケット花火に入れます。



僧侶が最後の読経をあげて、薄曇りの中、空へ向けて点火となります。
バ~~ンッ パンパンツ という大きな音が出ます。

上空でパ~~ンッという破裂音が響くと、全ての式が終わります。

本当に、何事も無かったように‥‥

誰も一言も喋らないまま‥‥

後はただ‥‥‥‥

黙って帰るだけなのです‥‥‥‥

 

これが、タイのお葬式と、散骨式です‥‥‥‥

お金持ちも、貧乏人も、男も女も、LGBTQも‥‥

子供も、老人も、若者も、みんな同じです。

墓苑はもちろん、お墓もありません。

位牌も戒名もありません。

遺骨もありません。
 
 
 
 
 

              「 チェンマイ淡々通信 38 」 へつづく‥‥

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