見出し画像

疲れが出た日こそ、予定を詰め直さない

ハイサイ。
ととのえ職人、五木田穣ごきたゆたかです。

疲れていることに気づいたのに、
予定を、詰め直そうとしてはいませんか。

生活を整えなきゃ。
遅れを取り戻さなきゃ。
ちゃんと動かなきゃ。
このままではいけない。

そう思って、
疲れている自分に、
休みをつくるのではなく、
さらに、予定を足してしまう。

疲れに気づいたならば、
予定を増やそうとせず、
余白をつくろうとすることが大切です。



予定を詰めると、安心することがある

予定を立てることには、
安心感があります。

何をするかが決まっている。
何時に動くかが決まっている。
やるべきことが見えている。
進んでいる感じがする。

予定があると、自分を保ちやすい。
ちゃんと、できている気がする。

だから、疲れていても、
ついつい予定を詰めてしまう。

崩れてしまうのが怖いから。

ちゃんと管理しないと、
また乱れてしまいそうだから。

予定を詰めることで、
安心を得ているように見えます。

ですが、
本当は、不安をただ埋めているだけです。

立ち止まったら、
もっと崩れてしまいそう。

何もしないと、
自分がダメになってしまいそう。

そんな不安を隠すように、
予定を入れてしまう。

けれど、
本当は疲れているのに、予定を詰めすぎると、
体と心はさらに置き去りになってしまいます。


疲れが出た日は、余白が必要な日

疲れが出た日は、
自分が止まってしまった日ではありません。

心と体が、
今の状態を教えてくれている日です。

少し、使いすぎているよ。

少し、抱えすぎているよ。

少し、急ぎすぎているよ。

少し、休ませてほしいよ。

そうやって、
体と心が、静かに知らせてくれている。

だから、
疲れが出た日に必要なのは、
すぐに予定を立て直すことではなく、
まず、余白をつくることです。

何かをしない時間。

何かを終わらせなくてもいい時間。

すぐ次へ進まない時間。

少し座る時間。

少し息を吐く時間。

少しぼんやりする時間。

その余白の中で、
心と体は、自分の位置を取り戻していきます。

外側から見れば、
何も進んでいないように見えるかもしれません。

でも、
内側ではちゃんと、
戻るための準備が起きています。


ととのえるとは、足すことだけではない

ととのえようとして、
何かを、足そうとする人は多いです。

運動を足す。
習慣を足す。
学びを足す。
予定を足す。
やるべきことを足す。

もちろん、
それもととのえることの一部です。

不足しているものであれば、足せば調和が取れるからです。

でも、ととのえることは、
足すことだけではありません。

減らすこと。
空けること。
手放すこと。
後回しにすること。
今日はここまでにすること。

そうやって、調和を取り戻していく。
それも、大切なととのえ方です。

だから、

疲れていると気づいた日には、
予定を足すのではなく、
ひとつ減らしてみる。

今日やらなくてもいいことを、
明日にまわしてみる。

完璧に終わらせるのではなく、
途中で止めてみる。

整える。
調える。

その両方を含んだものとして、
私は「ととのえる」という言葉を使っていますが、

整えることも、調えることも必要です。

ただ、整えるだけだと、形だけ、表面だけが整理されただけで、
その内側の調和は取れていません。

予定を立て直すのは、整えるで、
予定を減らしたり、全体の調整をするのは、調えるです。

疲れが出た日には、
整えるよりも、
今の自分に合わせて、調えることが大切です。


理想の予定ではなく、今日の呼吸に合う予定へ

予定を立てるとき、
私たちはつい、理想の自分を前提に考えがちです。

元気な自分。
集中できる自分。
やる気のある自分。
ちゃんと動ける自分。
いつもの調子の自分。

その自分を基準にして予定を立てると、
疲れている日の自分には、
少し重すぎることがあります。

今日の自分は、
どれくらい動けるのか。

今日の呼吸は、
どれくらい余裕があるのか。

今日の体は、
何を求めているのか。

今日の心は、
どこまでなら受け取れそうなのか。

予定は、
理想の自分に合わせるものではなく、
今の自分に合わせて調えた方がいい。

今日は、少し重い。

今日は、呼吸が浅い。

今日は、頭がぼんやりしている。

今日は、少し早めに休みたい。

そう気づけたなら、
その自分に合わせて、
予定の形を少し変えてあげる。

それは甘えではありません。

自分を置き去りにしないための、
大切な調整です。

例えば、今日ジムに行く予定だった。でも、疲れている自分に気がついた。それでもジムに行くというのも素晴らしいことですが、調子がイマイチなら、休んでもいい。調子が良い時に行けばいい。スケジュールを調整することも、ととのえることの一つです。


今日やらなくてもいいことを、ひとつ見つける

疲れが出た日にできることは、
大きなことでなくていい。

むしろ、
小さなことでいい。

今日やらなくてもいいことを、
ひとつ見つける。

返信をひとつ、明日にまわす。

片づけを全部ではなく、
ひと区切りで終える。

買い物を無理に行かず、
家にあるもので済ませる。

運動をしっかりやる代わりに、
少し歩くだけにする。

考えごとを続ける代わりに、
いったんノートを閉じる。

予定をなくせない日でも、
力を少し抜けるスキマはあるかもしれません。

全部を減らさなくていい。

全部を休みにしなくていい。

ただ、
今日の自分が少し呼吸しやすくなるように、
ひとつだけ軽くしてあげる。

それだけでも、
疲れた日の過ごし方は変わります。


予定を減らすことにも、勇気がいる

予定を減らすことは、
簡単なようで、意外と勇気がいります。

やらなかった自分を責めてしまうから。

後回しにしたことが気になるから。

誰かに迷惑をかける気がするから。

自分が甘えているように感じるから。

でも、
予定を減らすことは、
投げ出すことではありません。

今の自分に合わせて、
支え方を変えることです。

疲れている自分を、
無理にいつもの速さで走らせないことです。

今日の体と心に、
少し余白を渡してあげることです。

もちろん、
すべてを後回しにできるわけではありません。

やらなければいけないこともある。

守らなければいけない約束もある。

でもその中でも、
少しだけ軽くできる部分を探してみる。

完璧ではなくても、
少しだけ調える。

その小さな選択が、
疲れた自分を守ってくれます。


疲れた日ほど、自分に厳しくなりやすい

疲れているときほど、
私たちは自分に厳しくなりやすいものです。

こんなことで疲れている場合じゃない。

もっと頑張れるはず。

みんなは普通にやっている。

自分だけ休んでいてはいけない。

そうやって、
疲れている自分に、
さらに厳しい言葉をかけてしまう。

でも、
疲れているときに必要なのは、
追い立てる言葉ではありません。

少し立ち止まっていいよ。

全部を今日やらなくていいよ。

疲れていることに気づいていいよ。

今日は少し軽くしていいよ。

そんな言葉です。

厳しさで動ける日もあります。

でも、
厳しさだけで動き続けると、
自分の感覚が少しずつ遠くなってしまいます。

疲れた日ほど、
自分にかける言葉をやさしくする。

それも、大切なととのえるです。


余白は、次に進むための準備になる

余白を残すことは、
ただ休むことではありません。

次に進むための準備でもあります。

何も入っていない時間があるから、
呼吸が戻る。

少し空いている時間があるから、
自分の状態に気づける。

予定と予定の間に隙間があるから、
心と体が追いついてくる。

余白がないまま進み続けると、
動けているように見えても、
内側が少しずつ置き去りになります。

だから、
疲れが出た日こそ、
余白を残してあげる。

それは、
今日の自分を甘やかすためだけではありません。

明日の自分を、
少し呼吸しやすくするためでもあります。

今日、少し余白を残したから、
明日、少し軽く動けるかもしれない。

今日、予定を詰めすぎなかったから、
明日、自分の声を聴きやすくなるかもしれない。

余白は、
何もない時間ではなく、
回復が起きる場所です。


今日の予定を、少しだけ調えてみる

もし今日、
疲れが出ているなら、

予定を全部変えなくても大丈夫です。

ただ、少しだけ見直してみる。

これは、本当に今日必要なことだろうか。

これは、少し軽くできるだろうか。

これは、明日にまわしても大丈夫だろうか。

これは、完璧にやらなくてもいいだろうか。

これは、誰かに頼れるだろうか。

これは、今の自分の呼吸に合っているだろうか。

そうやって、
今日の予定を、
今の自分に合わせて調えてみる。

予定に、自分を合わせるのではなく、
自分の状態に、予定を合わせる。

それは、
自分を大切にするための、とても現実的な方法です。


立て直すより、少しゆるめる

疲れが出た日には、
立て直すより、少しゆるめたほうがいい。

生活を完璧に戻そうとするより、
今日の重さを見てあげる。

予定を詰め直すより、
少し余白を残す。

遅れを取り戻すより、
今の呼吸を取り戻す。

そういう日があってもいいのだと思います。

元気な日には、
進めばいい。

動ける日には、
動けばいい。

でも、
疲れが出た日には、
疲れが出た日の過ごし方があります。

その日の自分に合った速度があります。

その日の自分に合った予定があります。

その日の自分に合った、ととのえ方があります。

いつも同じように頑張らなくてもいい。

今日の自分に合わせて、
少しずつ調えていけばいいのです。

あなたに合った方法が、必ずあります。


疲れが出た日こそ

疲れが出た日こそ、
予定を詰め直さない。

もっと頑張るために、
自分を管理し直さない。

遅れを取り戻すために、
余白を削らない。

まずは、
疲れている自分に気づく。

そして、
今日の予定に少し余白を残す。

ひとつ、減らす。

ひとつ、軽くする。

ひとつ、後回しにする。

ひとつ、やさしい言葉をかける。

それくらいで十分です。

疲れた自分を責めなくていい。

予定通りに動けない自分を、
ダメだと決めなくていい。

立て直せない日があってもいい。

その日には、
その日の戻り方があります。

疲れが出た日こそ、
予定を詰め直すのではなく、
自分が戻るための余白を残してあげる。

今日の呼吸に合うように、
今日の予定を少しだけ調えてあげる。

そこから、
また少しずつ日常の中へ戻っていけばいい。

また、次の記事でお会いしましょう。

ととのえ職人
五木田穣


関連記事

疲れが出た日こそ、予定を詰め直さない。

その疲れは、
怠けているサインではなく、
心と体が今の状態を教えてくれているサインかもしれません。

あわせて、こちらの記事も読んでみてください。

・日常へ戻ったあとに、少し疲れが出るあなたへ

連休明けを越えて、
日常に戻ったあとに少し遅れて疲れが出る。
そんな状態について書きました。

・日常に戻る前に、自分の呼吸を戻す

日常へ戻る前に、
いきなり頑張り直すのではなく、
まず自分の呼吸を戻すことについて書いています。

・休むことに、まだ許可が出せない日

疲れているのに休めない。
何もしない自分を責めてしまう。
そんなときに読んでほしい記事です。

・予定のない日を、ちゃんと味わう

予定のない日を、
空白ではなく余白として受け取ることについて書いています。


いいなと思ったら応援しよう!

ととのえ職人|五木田穣@沖縄 最後までお読みいただきありがとうございました! サポートも嬉しいですが、スキやコメントなどのリアクションもいただけると、とても励みになります☆