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【活動記録】"ぐるっとまるごと七沢" vol.2――梅と畑とのらぼうなの春がきた

今日も朝からまで、文字どおり "ぐるっとまるごと七沢" な一日。

先月に続いて、七沢里山づくりの会の活動に参加してきました。

前回の記事はこちら。


七沢はもう春だった

到着して最初に目に飛び込んできたのは、梅。

紅梅が咲き揃い、一気に春の空気。

棚田の斜面を埋め尽くす紅梅。
まだ2月なのに、七沢はもう春の陽気です。

白梅も負けじと咲いている。
蕾がほころぶ瞬間の、あのふわっとした感じがたまらない。

青空に白梅が映える。
山の緑をバックに、白い花が斜面いっぱいに広がっていました。

前回(1月)はちらほら咲き始めだった梅が、 たった一ヶ月でこれ。

季節は確実に動いている。
里山で時間の流れを感じるのは、こういう瞬間です。


今日の現場作業

七沢里山マルチライブプラン」の作業、今日のメニューは――

  • 畑の整備(草取り・土起こし)

  • のらぼう菜の植え付け

  • 道路にはみ出した枝の剪定

みんなで畑に膝をついて、地道な作業。

草を抜く。土を起こす。苗を植える。
ひとつひとつは地味だけど、この積み重ねが畑を畑たらしめている。

横一列に並んで進む草取り。
こういう光景、好きです。

手前に見えるのが、のらぼう菜の苗。
ダイコンの隣で、すくすく育っていく予定。

作業の合間に、山の中で打ち合わせ。
道路にはみ出した枝をどう処理するか、現場で確認しながら進めます。


なぜ里山づくりは大切なのか

今日やっていた作業を並べると、地味なことばかりです。

草を取る。 土を起こす。 苗を植える。 はみ出した枝を切る。

でも、この「地味なこと」をやめた瞬間から、里山は里山でなくなる。

里山は「手つかずの自然」ではありません。 人が関わり、手を入れ続けることで成り立ってきた風景。 畑を放置すれば荒れ地になり、道を放置すれば藪に飲まれ、水路を放置すれば湧水の環境も変わっていく。

今日咲いていた梅も、 誰かが植えて、誰かが手入れしてきたから、あの景色がある。

里山づくりとは、 自然を支配することでも、自然に任せることでもなく、 人と自然の「ちょうどいい距離感」を保ち続ける作業です。

そしてもうひとつ。 同じ現場で汗を流すと、肩書きも年齢も関係なくなる。 里山づくりは環境の保全であると同時に、人のつながりの保全でもある。

七沢里山マルチライブプランは令和8年3月で現在の枠組みが終了する。
でも、終わりじゃない。 むしろここからが、次の七沢のはじまりです。


のらぼう菜のこと

「のらぼう菜」って知ってますか?

東京・埼玉の多摩地域を中心に古くから栽培されてきた伝統野菜。
正直なところ、ぶっちゃけ雑草みたいに強い。

でもこれが、春先に出てくる菜の花のような茎が甘くて美味い。
おひたし、炒め物、パスタ、何にでも合う万能選手。

ときがわベース時代(埼玉の山の中で観光ガイドやってた頃)、 近所の農家さんにめっちゃもらって毎日食べてました。

あの味を七沢でも再現できるかもしれない。
楽しみしかない。


午後は恒例の―― #湧き水LOVEの会

作業のあとはおなじみ、

#湧き水LOVEの会 活動

林道 二の足線。 幅員3.6〜4.0m、延長1,775m。
杉林の中を抜ける、静かな道。

木漏れ日が気持ちいい。 この林道、MTBで走っても最高だろうな。

と思ったら、実際に走ってる人がいた。 はいがんば〜🚴‍♀️

ちなみにここ、広沢寺温泉♨️から不動尻まで約5km、標高差300m。
奥武蔵のアレや檜原村のコレに近いコースレイアウト。

元レーサー兼イベンターとしては、 ここでヒルクライムイベントやりたい衝動を抑えきれない。
いろいろやれそうな希ガス。

まずは来月のミツマタイベントかな。

不動尻のミツマタ群生地、ピークは3月の三連休あたり。

広沢寺温泉 1.4km ← → 不動尻 2.3km

この道標の先に、湧水ポイントがある。

湧水ハンター業務、完了

竹の筒から流れ出る、透き通った水。
苔むした岩の間から、絶え間なく湧き出している。

水量、問題なし。 環境もよし。

drinkmate のボトルに直接汲む。
使う分だけ汲む、が "湧き水LOVEの会" の掟。

#湧水ハンター #湧き水LOVEの会

今日も任務完了です。

カーブミラーで記念撮影。 「注意」って書いてあるけど、注意すべきは花粉だけ。


仕上げは愛宕社へ

今回もシメは 愛宕社の参拝

苔むした石段。朱色の幟。 山あいの小さな社ならではの、凛とした空気。

由来板によると、1533年(天文2年)に廣澤寺本堂正面に対峙する愛宕社として草創。 愛宕山大権現を勧請し、のちに多くの権現を合祀。 神仏混淆の名残が色濃く残る、七沢らしい社です。

「七澤養鶏組合」の献燈が並ぶ。 地域の暮らしと信仰が、ここではまだひとつながり。

「愛宕社」の扁額。 廣澤寺の住職による揮毫。

神様に感謝。 今日も無事に、いい一日でした。


本日の報酬

河鹿の沢バス停でバス待ち。 リュックを下ろして、今日を振り返る。

さて、本日の報酬は――

  • 七沢の湧水 2.5L

  • のらぼうなの苗 いっぱい

畑作業しながら苗をポッケに入れるのはダメよー、ダメダメ🤣

うりぼー農園がのらぼうなで埋め尽くされる予感しかしない。


実存経済の話

報酬を金額に換算してみましょう。

  • 湧水 2.5L → 市販のミネラルウォーター換算で約250円

  • のらぼうなの苗 → ホームセンター価格で1株80円×たくさん=???円

……って、そういう話じゃない。

里山で汗を流して、 湧水を汲んで、 梅を愛でて、 神社に手を合わせて、 苗をもらって帰る。

これが 実存経済 というやつです。

お金では測れない。評価されるものでもない。
でも、現場には確実に "豊かさ" がある。

自分の手と足で動いて得たものは、 Amazonでは買えません。
もちろん、AIが教えてくれることもありません。


ぐるっと回って見えてくるもの

里山作業 → 梅 → 林道偵察 → 湧水ハンター → 愛宕社参拝 → 戦利品

全部つながっているのが七沢。
まさに "ぐるっとまるごと七沢" vol.2。

来月はミツマタの季節。
不動尻のミツマタ群生地が黄金色に染まる。
3月の三連休がピーク、谷あいに広がる黄金色のトンネルは圧巻です。
不動尻のミツマタ群生地が黄金色に染まるはず。

七沢はまだまだ面白くなる。

一言でまとめるなら―― 今日もいい感じでした❗️

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