#311_教材分析から授業を考える④
前回は、この教材が示す仮説「おおかみは、くまと出会って、相手に寄り添った行動ができるようになった。」をもとにして、
問題の抽出を投げかけた。(「人は、〇〇されると△△になるのか」など)
#310_教材分析から授業を考える③|せっちー
例えば、こんな問題が考えられる。

この問題を出して焦点化するのが「ねらい」である。
ねらいが定まれば、授業づくりの半分は終わったようなもの。
例えば(1)人は優しさに触れるとどのような気持ちになるのだろう について考える授業を構想するのであれば
①おおかみの立場に立って、くまに優しくされたときの気持ちを考える
②うさぎに優しくしたときのおおかみの気持ちを考える
③役割演技を通して体験する
等の手立てが浮かんでくる。
(2)人は、きっかけがあれば相手に寄り添った行動ができるようになるのだろうか について考える授業を構想するのであれば
①おおかみの行動は変わったのか
②おおかみの心は本当に変わったのか
③行動は変わったが心は変わってないのではないか
等と論を展開することができる。(これが発問や問い返しにつながる。)

(3)何がきっかけで、人は相手に寄り添った行動ができるようになるのか について考える授業を構想するのであれば
①くまと出会えなかったらおおかみは優しい行動を取れなかったのだろうか
②もしもくまではなく違う形で「渡し方」を教えてもらっても、おおかみは変われたのだろうか
③おおかみは本当に優しくなったのだろうか
④そもそも、くまは優しさでおおかみを抱き上げたのか
等と論を展開することができる。(これも発問や問い返しにつながる。)

もし、橋をわたしてくれるロボットにであったとしたら?は生徒が進行を担った際にわたしが提案した発問である。(生徒は、それききたい!と面白そうに乗ってくれた。)


授業で何を問題にするか?によってさまざまな展開を考えることができる。
続きはまた明日。
