2026年 ヨーロッパ旅行② ラトル/ウィーンフィル
4月17日 2日目
前回の記事では、日本からミュンヘンを経由してウィーンに到着したところまででした。
ウィーン空港

さぁ、やってきました。ヨーロッパ!
ウィーンの空港はこじんまりとしていて、到着出口も一つしかない模様。
乗継空港のミュンヘンでシェンゲン協定国に入国しているので、ここでは国内線と同じように、手荷物を受け取って到着ロビーに出ていきます。

早速衝撃を受けます。エビアン3.5ユーロ。約700円!!
この旅行中はクレジットカードにもよりますが1ユーロ191〜194円くらいが請求レートでしたので、わかりやすいように1ユーロ200円として計算していました。それにしても200円高いし、このエビアン700円とは恐ろしい。

コカコーラも3.2ユーロと衝撃です。
日本でもコンビニよりスーパーでペットボトルの飲み物を買った方が安いですが、ヨーロッパではコンビニや自販機で気軽に飲み物は買えません。
(スーパーは1ユーロ台で購入できることが多い)

空港からウィーン市内までは、電車かUberなどの選択肢がありましたが、Googleマップで調べたところOBB(オーストリア国鉄)の快速?電車が早く着くようだったので窓口でチケットを購入しました。
窓口で買ったからか、切符の有効化の方法がいまいちわかりませんでした。


乗車券のみで乗車できる快速列車は9時49分発。
窓口では40分ごろに切符を買って、受付のお姉さんにも次は49分発よ。
なんて、言われたので安心していましたがプラットホームに降りてから列車までの距離がまぁ遠いこと。
おそらく特急列車であれば階段を降りてすぐのところに停車していたと思いますが、快速列車はだいぶ離れたところです。
危うく乗り過ごすところでした。


列車は空港を出発すると工業地帯を少し走ります。
アウトレットモールのような場所を通過すると段々と人が住んでいる気配と共にヨーロッパに来た実感が出てきます。

25分ほどでウィーンミッテ駅に到着しました。
どうでもいいけど、この駅名標京阪電車に見えます。
ウィーン到着

地上に出てきました。
まずは、2泊するインターコンチネンタルを目指します。
なんとなく中央口から出てきましたが、インターコンチに近い出口もあったようです。また、地下鉄4号線に乗り換えればホテルまでは1駅です。

シュタットパーク(市立公園)を抜けてくると地下鉄の駅にたどり着きます。この目の前にインターコンチネンタルウィーンがあります。
ひとまずチェックイン(まだ朝10時半)してみると、13時には部屋の支度が終わるわよ、とのことでスーツケースを置いて街を散策します。

写真左手が旧市街となる

フィグルミュラーでシュニッツェル
シュニッツェルの名店フィグルミュラーを目指して、てくてくお散歩。
なんとなく歩いていたら旧市街の際を歩きながらたどり着きました。
お店の前に到着するとちょうど開店時間の11時。
予約していなかったものの、12時までなら大丈夫だよと言われて席に着くことが出来ました。ネットからも予約ができそうだったので日本から予約するつもりだったのに、すっかり失念していて気がついたときには満席で予約できなかったのでありがたい。



シュニッツェルはとにかく美味しかったです。
しっかり味がついていて、思ったよりも濃い味。周りを見ると1人1枚頼むのがデフォのようでみんなたくさん食べています。
もうひとつ、お店の名物とされていたジャガイモとラムレタスのサラダ。
これがよくわからない味なんだけど、とにかく美味しかった。
あんまり日本では食べたことのないドレッシングなので味の形容が難しいけどとにかく美味しかった。
(ホテルでしげさんの動画を見返したら、全く同じ感想を話していて近い味覚の持ち主だ!そう思い、この後に行くレストランはしげさんの動画で紹介していた場所が多くなりました)
ウィーンの家庭料理?牛肉のスープはシュニッツェルと異なりあっさり優しいお味。スープに28ユーロは高いなぁと思っていましたが、牛肉が2枚も入っていました。おそらく400gはあったかなぁと、いうくらい。こちらでお腹いっぱいになってしまったのでシュニッツェルをもう少し味わいたかった。

こんな感じでシュニッツェルはとにかく薄いです。
でも細かい衣にも味付けしっかりされているので満足度は高い。
冷めやすいので、温かいうちに食べるのが吉。


店内でQRコードからメニューを開くとなんと日本語も選択できました。
海外で初めてのお店で初めての注文。写真と日本語メニューを見ながら必死にオーダーできました。





フィグルミュラーはシュテファン大聖堂のすぐ近く(北東側)にあります。
シュテファン大聖堂の広場の周りはとにかくいろんなお店が集まっていて観光客がたくさん。正直ここまであまり人を見ていなかったので、こんなにウィーンは観光客が多いことを知りませんでした。
また、広場の真下が地下鉄の駅になっているので、アクセスもいいのです。
ザッハトルテ
時刻は12:30。もうすぐホテルにチェックインできそうなので、ぷらぷら歩いているとサッチャーと書かれたお店がありました。
サッチャーってなんだろうね?なんて、会話をしているときにふと思いました。これはサッチャーではなくザッハーだと。
せっかくウィーンにいるんだからザッハトルテを食べたいと思っていたのですが、散歩していたら目の前に本家ホテル・ザッハーが出現致しました。

横断歩道をまっすぐ進んだ左手に入口があり、そこに並んでいたのですがボーイさんに何やら話しかけられました。
何を言っているのか全くわかりませんでしたがw、どうやらここじゃなくてあっちならいいぜ。みたいなニュアンス。
一度外に出て、写真左手までエスコートいただいてそちらから入店しました。
おそらく、最初に入ったところがレストランで、連れて行ってもらった方がカフェ空間(トラディショナルなんちゃらって言ってた)なんだと思います。
英語も喋れない観光客丸出し日本人にも優しくしてもらえるほんと助かります。

ということでザッハトルテをいただきました。
甘い甘いといろんなところで見聞きしていましたが、そんなことなくて非常に美味しいチョコケーキでした。
しかし、3口ほど食べてからはとても甘くなってきます。甘い。
銘菓の味を体験できてよかったです。
本当はウインナーコーヒーを頼みたかったのですが割と暑かったので冷たい飲み物を注文してしまいました。

日本語の看板や日本食レストランを多く見かけました。

リング(環状線)を走るトラム。
ホテルに行く前にちょっと寄り道です。


夜のコンサートを前に、場所の確認がてら楽友協会まで歩いてきました。
ここがあの楽友協会なのか。とワクワクします。
昔の楽友協会は御触書のように木の板にコンサート内容を書いていたのかしら?と思わせる土色に藍色の文字の掲示がかっこいいですね。
インターコンチネンタルウィーン
さて14時ごろにホテルに戻ってお部屋に向かいます。
今回は、初めての海外、そして新婚旅行ということで有名ホテルに泊まろうということになりました。
また、IHGアンバサダーになったのでインターコンチネンタルはプラチナエリートというステータスになっています。


ありがとうございます。
今回宿泊目的をハネムーンと事前に伝えていたら白鳥のタオルアートを用意してくれていました。
この白鳥たちは3日間机の上に移動して見守っていました。

さらにお水とザッハトルテ笑
本家ホテル・ザッハーでもう当分は甘いのいらないな、なんて思っていたのにすぐに出会ってしまいました。
こっちのケーキの方がとにかく甘くて甘くて甘かったです。
ウィーンフィル 指揮:サイモンラトル
この旅の最大の目的、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の演奏を黄金の間で、しかもラトルの指揮で聴けるイベントが初日にやってきてしまいました。
詳細はおそらく別記事になるはず。
まず、ホール内は撮影禁止とチケットには記載されていましたが、演奏中を除いては暗黙の了解で許可されているようです。
撮影禁止のアナウンスもオーケストラがステージに載ってからありましたが、それ以外の時間帯ではホールの人から注意もありませんでした。
とはいえ、グレーな部分なので少しだけ。
また、ホール内にはリュックサックは持ち込めません。
撮影禁止だと思っていたのでリュックにカメラをしまったまま預けてしまいましたがコンデジくらいなら持ち込んでいる人は見受けられました。
手荷物や、コートなどは1つ85セントで預けます。どうやら1ユーロ渡してお釣りは受け取らないというのがスマートみたいです。
次に演奏会のプログラムです。
日本の演奏会ではチケットをもぎられてプログラムを受け取り座席に向かいますが、楽友協会ではプログラムが有料です。
これは知りませんでした。リサーチ不足。
周りの人がプログラムを持っていることを不思議に思っていると、プログラムを手にホールの人が歩いています。今回の席は2階席の通路から入ったところだったので、もう一度外に出るのが忍びなく終演後に買おうと思いましたがソールドアウトでした。
曲目はマーラーの交響曲第9番とわかりきっていたので、まあ(どうせ買っても中身は読めないので)いいやと思うようにします。
ちなみに、翌日の演奏会では1冊4.5ユーロで販売していました。
こちらも5ユーロ札を出してお釣りを貰わないという人が多かったです。
服装に関してですが、男性はジャケット着用は基本で、スーツでこられている方も多くいました。流石にモーニングの人はいなかったですが、いわゆるスーツスタイルが無難です。
私も楽友協会のために、ジャケット2着と靴を持っていきました。オフィスカジュアルよりもう少しラフなような格好です。正直荷物になるなぁと思いましたが、大正解でした。
むしろ、私の格好は最低限のベースラインでした。
次回いくならば、Yシャツにおしゃれなネクタイでも持っていきたいものです。
このドレスコードはあくまで、ウィーンフィルの定期演奏会に準ずる演奏会に関してのものです。同じ楽友協会のウィーン交響楽団やトーンキュンストラー管弦楽団も定期演奏会のようなかっちりしたプログラムであればジャケットは必要に思います。
一方で、観光客向けに開催されている演奏会はそんなに考えずにラフな格好でいいのかもしれません。
今回のウィーンフィルは、定期演奏会ではないものの翌日の18日には同じプログラムで定期演奏会として披露されるものなので、定期演奏会に準じていると言えるでしょう。
ちなみに、チケットは楽友協会の公式HPから購入しました。
ウィーンフィルの定期演奏会チケットの発売日は、公演の直前なので旅行の日程には組み込みにくいです。


スマホを出してる人たちが多くなってきたので便乗してパシャリ。
演奏はとにかくすごかった。
まず、チューニングでオーボエがAを出した瞬間に違います。
日本ではこのAは442Hzという音程(周波数)が基準としているのですが、ウィーンフィルは444Hzなので少し高い基準音となります。
そんな話を昔聞いたことをすぐに思い出すほど、ウィーンフィルのチューニングは違和感を感じ、サウンドの華やかさに衝撃を受けました。
細かいことは置いておいて、
ラトルすごいし、管楽器が特にすごい。
その中でもホルンのトップはもうやばかった。あのホルン(管楽器)を聞いてしまうと日本オケを聞くときにどうしても比較しちゃうな、というなんともいえない気持ちになりました。
世界でもトッププレーヤーのトップが首席でいるんだから比べちゃ悪いんだけど。
正直、第3楽章までは管楽器の凄さが際立っていましたが、アタッカー気味に突入した第4楽章の弦楽合奏が凄まじい音圧と共に輝いてるサウンド。痺れました。
ところが、ものすごく静かな場面で鳴ったのです、スマホが。
いやぁ残念。でも、そのプツンと切れた空間を一気に引き戻して最後の一音まで素晴らしい演奏でした。

開演を待つ間、カフェスペースでオレンジジュース。
皆さんは、ワインを飲んでいる方が多く見受けられました。ここでどんな服装で着ているのかな、と少し観察。
日本時間16日の23時前に飛行機に乗って、ウィーン時間17日の19時。
正直睡眠不足やら、疲れが見え隠れしていたのでアルコールを飲むと演奏に集中できなそうでした。

クロークは複数箇所あります。
2階にもクロークがあったので、今回はそちらを利用しました。

余韻に浸りながらも、プログラムを探して完売と知りました。

ホテルインペリアル。楽友協会のすぐ隣にあるので多くの指揮者や演奏家のエピソードもたくさんあるらしい。

ウィーンの夜も治安は良さそう。観光地(旧市街)の中ではそんなに危険を感じることはありませんでした。
ホテルのバーラウンジ
夕食を楽友協会から帰ってくるところで取りたかったものの、満席で断られたり、入りにくかったりしたのでホテルのバーで軽く食べます。


しっかりつーんとするナッツです


チェコで食べたかったタルタルがあったので、頼んでしまいました。
そして、好物のジェノベーゼ。コストコに売っているジェノベーゼペーストの味がしていかにも外国に来たなと、ジェノベーゼで感じる。
バーにはピアニストの方がいて、カーペンターズや『MY WAY』など世界中で知られている曲をその場で弾いていましたが、聴き覚えのある曲もありました。さだまさし作曲『舞姫』です。
プッチーニのオペラ『蝶々夫人』は「マダムバタフライ」として音楽の都ウィーンでも知られているはずですが、さださんの舞姫も有名なのか、、、
僕はとても好きな曲なのですが、ウィーンで聴くことになるとは。
結局1時間半ほどラウンジでピアノを楽しんでいました。
最後にチップで10ユーロピアノにおいてきましたが、20ユーロ札が入っていたりして、相場がわからない難しさを実感しました。
