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忙しい福田達夫に、聞いてみた──政治家としての裏側─表に出ない時間の話(5/10)

ここからは、
政治家という仕事の裏側について聞いてみました。

派手な場面ではなく、
判断や感情をどう扱っているのか。
あまり語られない部分です。

Q. 政治家という仕事で、一番孤独を感じる瞬間は

考え抜いてしまって、
思考が伝わりにくくなってしまった時。

福田達夫

考えていない時ではなく、
考え抜いた時に孤独になる、という答えでした。

伝えたいことが複雑になればなるほど、
届きにくくなる。
この仕事ならではの孤独だと思います。


Q. 応援されていると感じるのは、どんな時ですか

見知らぬ人から、そう言われた時。
友達が、何も言わずに何かをやってくれていることに
気づいた時。
家族が、やってくれたことを見る時。

福田達夫

言葉よりも、
行動に反応しているのが印象的でした。


Q. 批判を見て、落ち込むことはありますか

最初は、そりゃー。
とくに、
まったくの誤解や曲解は、イヤね。

福田達夫

慣れてはいるけれど、
無傷ではない。
そこは、ちゃんと人間です。


Q. SNSの反応は、どの程度気にしていますか

しかたないよね、って心境。
「ためにする批判」以外は。

福田達夫

すべてを受け止めるわけでも、
すべてを無視するわけでもない。
線を引いて向き合っている感じです。


Q. 誤解されていると感じる点は何ですか

見た目と中身のギャップ。
カタログデータと、実際のギャップ。

福田達夫

数字や肩書きだけでは、
どうしても伝わらない部分がある。
それを分かった上で、引き受けているようでした。

地元では親しみやすさしかないのですが、東京の人にお話を伺うと「非常に真面目かつ非常に近寄りがたい印象」とのことでした。

福田達夫がEBPM(証拠に基づく政策立案)とデータサイエンスを用いて政策の精度を検討している場面。コロナ禍における支援の偏りを減らすため、統計やRESASなどのデータを基に議論していた当時の様子を伝える画像。
データを見ながら、支援の届け方を考えていた時間。

Q. 「もっと派手にやれ」と言われることはありますか

ありますねぇ……

福田達夫

この一言に、
だいたい全部が詰まっています。

(…もっと派手にやってほしいな…


Q. 地味な仕事を続けることに、迷いはありますか

まったくないですねぇ……

福田達夫

即答でした。
ここは、一切ぶれません。


Q. 評価されにくい仕事を続ける原動力は何ですか

なんだろ……
そういうふうに、育ったから?

福田達夫

使命感というより、
生活習慣のような感覚に近いのかもしれません。


Q. 自分が前に出ない方がいいと思う場面は

「出ること」が不可欠ではない場面、すべて。

福田達夫

前に出ない=引く、ではなく、
必要な時だけ出る、という整理です。


Q. 政治家として、一番大切にしている感覚は何ですか

intuition(直観)。

福田達夫

(いきなり英語キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)

最後は、
とても短い答えでした。

考え抜いた末に残るもの。
これまでの話が、
すべてここにつながっている気がします。


ここまで聞いてみて思うのは、
この人は、

孤独を避けない

評価されなくても手を抜かない

出るべき時と、出ない時を間違えない

次は、
答えなくても、人柄がにじみ出る問いから、
「人として、何を大切にしているか」へ進みます。

(つづく)


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