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『夕暮れに残る、ふたつの光』|資産10億円を目指す投資日記

僕は、夕飯のあとに歩きに出る。
その時間だけは、投資のことを忘れる。

理由は、うまく説明できない。
堤防を歩きながら、気づくと空を見上げている。

夜空に、何かを探すみたいに。

西の空に、やけに明るい光が並んでいる。

ひとつは、宵の明星と呼ばれる金星。
もうひとつは、木星。

今の夜空で、いちばん目立つ光だと思う。

名前を知らなくても、
人はああいう光を見つける。

理由はわからないのに、
なぜか目がいく。

明るすぎるものは、説明がなくても選ばれる。

空でも、地上でも。

ふと反対側を見ると、
東の空には、もう別の形が広がっている。

春の大三角形。
アークトゥルス、スピカ、デネボラ。

不思議と、見ていて落ち着く。

西の光のような派手さはない。
でも、やわらかく空に馴染んでいる。

やがて光は沈み、
東では、静かに広がっていく。

星は、何も変わっていないのに。
見える景色だけが、入れ替わっていく。

僕はただ、歩きながらそれを見ている。

何かを考えるわけでもなく、
何かを得るわけでもなく、

ただ、少しだけ軽くなる。

宇宙は、僕の願いを
そっと叶えてくれる気がする。

明日を戦うための、
静かな準備をさせてくれるみたいに。








夜空を見上げたあとの余韻を、さらに深めてくれる本たちです。
『天空の贈り物に探して』 はKAGAYAの新刊です。



私が選んだ道についての記録です。
ぜひ読んでください。

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