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資産10億円を目指す投資日記[無理だと分かっても、賭ける人がいる]

子供の頃、宇宙に住みたいと思っていた。

アニメの中の話じゃなくて、
本気で「いつか行ける場所」だと信じていた。

機動戦士ガンダムに出てくる、スペースコロニー。
あの中で暮らす自分を、何度も想像していた。

空を見上げれば、隣の街が逆さまに見える世界。

そこでは雨は真っ直ぐではなく、回転の力に逆らって少し弧を描いて降るのかもしれない。

重力も、街も、生活も、
すべて人間が作った世界。

あれが未来だと思っていた。

——でも、その未来は
「現実的には難しい」と言われているらしい。



スペースコロニーは、ただの空想じゃない。

もともとは、科学者が本気で考えた「現実の計画」だ。

提唱したのは、物理学者のジェラルド・オニール。

巨大な円筒を宇宙に作り、
回転させることで人工的な重力を生み出す。

いわゆるオニール・シリンダー。

直径数キロ、長さ数十キロ。
その中に都市があり、森があり、川が流れる。

宇宙の中に、もうひとつの地球を作る構想だった。



かつて、この未来を描いた人がいる。

富野由悠季。

スペースコロニーという世界を生み出した本人は、
後にこう語っている。

「現実的には、かなり難しい」

「閉鎖空間で人間が精神を病まずに生きていけるのか?」

技術の問題だけじゃない。
コストも、規模も、人間の意思も——
すべてが追いついていない。

宇宙に耐えられる素材の研究も進んでいる。
それでも、まだ足りないらしい。

スペースコロニーは、技術的に完全な空想ではない。

理論はある。構造も考えられている。
それでも実現していないのは——

ただ、“やるには重すぎる”だけだった。



その構想を、いまだに「投資の対象」として見ている男がいる。
——ジェフ・ベゾス。

Amazon創業者として知られる彼は、
人類は宇宙に住むべきだと本気で考えている。

不可能だと言われている構想に、
それでも時間と資金を投じている。



無理だと分かった瞬間、
多くの人はやめる。

でも、そこで賭ける人がいる。

未来は、
その人たちに引き寄せられる。

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