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【推察】『良いこと悪いこと』〜旅人に尋ねた僕は誰だったのか〜

最初に宣言(^_^)/
犯人はコイツだ!と絞ってません。

みんなに可能性がありすぎるし、なさすぎるから(笑) 

この推察記事は、普段創作する私の脳のクセだと思って頂きたい。ドラマチックな動機の可能性は色々考えてしまうので、このドラマが楽しい✨


高木将(キング)

1話の仕事場で煙草を吸おうとしたところを娘の花音にたしなめられるシーン。
その後の夫婦のアイコンタクト。
なんだか違和感があるんだけど、
「作業場での煙草の禁止」
が妻からのきついお達しならまぁ、わかる。
けど、ドラマ中にそういう描写ないんだよなぁ……

カレーの福神漬が見えてなかったり、8話で森先生が家に上がっているのに気づかなかったり。こういう描写は、キングは視野が狭いという事を表しているのかなぁ……と思っている。

8話で森先生の存在がハッキリした時に、ぼやけていた先生の姿がハッキリしたりと、登場人物の意識と映像のリンクが顕著だと思うのだ。

そうなると、高木将(キング)はW主演という役柄ながら、視聴者に見せていない心理面や現状があるのではないかと考える。

1話のタイムカプセルを掘り起こすシーンを見ると、キングのリアクションの薄さや猿橋園子に向ける目線がやはり気になる。
話題の猿橋園子に話しかけるキングのグループや、クラスメイト。
実状を知ってから見ると、視聴者としては皆忘れすぎだし、過去を覚えていて微妙なリアクションを取る人物もいないのがかなり気持ち悪い。

キングは、この時点で自分が過去にしていた事を覚えていて後悔や反省などしている。

それはスナックイマクニにて「どの子」と話し出す様子にも表れている。
卒業アルバムに黒塗りされていたから思い出したのではなく、覚えていて参加していたから「猿橋園子の復讐の可能性」を考えていたのだ。
それはドラマ中にも表れている。


8話で顕著に感じたのだけれど、妻とキングの距離感のある会話。

「私は親としての話をしているのよ」
って言い方が、どうしても引っかかる。キングが、「俺はみんなのリーダーなんだからみんなを守らないと」って言葉を言ったのだとしたら、妻が前記の言葉を言うのもわかるんだけれど。
キングは「もう少しで終わる」だけだった。
それを受けての妻の“親の役割としての話をしたいの”という言葉は、少しずれている気がするのだ。
例えば「あなたは花音の父親でしょう?」的な言葉なら、論点は変わらないと思うのだけれど……

言い方の差なんだけど、それまでのキングとその妻との距離感の違和感がどうしても引っかかる。

キングの妻、高木加奈

加奈は36歳とキングたちの年齢より上。
娘は花音(かのん)という名前。

瀬戸紫苑の(しおん)と音が似ているのと、クラシック音楽のカノンは“輪唱”と訳される。

もし、キングの妻が、瀬戸紫苑の関係者なら?
「ちゃんと向き合って生きようとしているんだ」というキングが、森先生に言った言葉の意味。というか、キングの中で確かなものとしてある思想は、キングが過去の罪と向き合って現在を生きている事に基づいているのではないだろうか。

だがさすがに、『わたしの夢』の映像に紫苑がいるとは思っていなかったのではないだろうか。
瀬戸紫苑の“身内”だけど、周りにそれを明かさないでいる。
1話目で園子に「やるんなら俺をやれよ」って言ったのも、リーダーとしての責任感。と、いうよりかは“自分だけがやった”という意識が強いのではないだろうか。
けれど、映像に出てきてしまった。
同窓会で猿橋園子へのいじめをみんなが“認識していない”事で言えなくなった、キングの孤独な罪との向き合い方が暴かれる瞬間でもあるのかもしれない。

高木加奈(キングの妻)が犯人?

瀬戸紫苑の身内である可能性のキングの妻、高木加奈にみると、加奈が犯人なのではないかという説も浮上する。
ただ、キングと結婚する時に瀬戸紫苑の身内だとバレないで結婚できるとは思えないので、私はこの説の可能性は薄いと思う。

委員長へ差し出した傘

6話の委員長へ最後に差し出した傘も、意味合いが変わってくる。
委員長、小林紗季の弟が猿橋園子の週刊誌をきっかけに自殺した。
それを、園子が加害者だといって恨んでいた。
姉─弟の関係を、妻・加奈と瀬戸紫苑との関係に重ねていたとしたら?

キングが犯人?

「ちゃんと向き合って生きようとしている」と言ったキングは、森先生に対して「悪いことをした過去」と向き合っているように見えないと思っているような印象だった。

キング自身が、ずっと、過去の自分の加害の事実と向き合って生きているとしたら?

と、なると、もう一つの可能性も浮かび上がる。それが、高木犯人説。

自分の罪と向き合って生きていて、同窓会があると知って。

自分は罪とこんなに向き合っているのに、他のメンバーは?と、独りよがりな正義感……いや、もっと断罪的な、偽善的な想いが生まれたとしたら?


「悪いこが良いこになったって、良いはずだろ?」


この場合、瀬戸紫苑はどこかの時点で亡くなっている事が必須になる。
亡くなっている方が、悪いこが良いこのヒーローへと返り咲く為のきっかけになりやすいからだ。

そして、花音ちゃんが瀬戸紫苑の子供であれば、キングが犯行におよぶ可能性もあがる。
紫苑と向き合い、紫苑の子供と向き合っている中で(この場合キングの子供か、子供じゃないかでまた話が変わってくる)過去への悔恨と清算の気持ちが生まれたとしたら?

問題があるとすれば。

高木が犯人だとすると、大谷先生とのやりとりが発生しているから立場がむずかしくなる。

大谷先生への指示→森

実行犯→真犯人

だとは思うんだけど、高木が犯人だと大谷先生とのやりとりが「用意されたシナリオ」となってしまうんだよね。


ひとつ思いついたこと

次回の話、第9話のタイトルが「カノン」

パッヘルベル作曲のカノンは、輪唱曲。
童謡「森のくまさん」も輪唱曲として楽しんでいた人も多いだろう。

輪唱。
犯人が複数いる事が示唆されている。

・貧ちゃん
カンタロー
にこちゃん
【ターボー】
(カンタロー2回目)
先生(本来は森先生?)
ちょんまげ
【高木】


2人が交互に………いや、それ重唱だな?

うーーん……


小山隆弘(ターボー)

ターボーはね……
あやしい挙動も見せているし、7話の犯人を追いかける時、無意味に上着を脱いでいたりとか意味深だけれど……

今のところ動機だと思われている“いじめ”との親和性がねぇ……ないんだよね……

瀬戸紫苑のことが動機で、わざと言わずにいる。という可能性はあるけどね。


東雲晴香

週刊アポロの同僚、東雲晴香も同学年。ただし、同級生ではない。今のところ。
瀬戸紫苑という、もう一人いじめられていたドの子が現れた事で東雲も最有力候補には上がる。

と、いうか、メインの人物以外が犯人なら、東雲か加奈くらいしかいないんだよね。

東雲が犯人なら、瀬戸紫苑当人。名前は、編集部だからペンネームで仕事してるとか?

にこちゃんの時は、クラブで園子と別れている。クラブににこちゃんがいないから園子を泳がせて、にこちゃんを見つけ出して犯行に及んだ。とも取れる。

ターボーの時も、会場にいたからね……

とりあえず、東雲が持ってるボールペンはジェットストリームLiteだってのはわかった🖊️

瀬戸紫苑と、森先生が共犯で犯行に及んだ?
いじめの復讐と、正義側だと自認したいというそれぞれの動機で。
そうなると……

森先生(森智也)

犯人複数説が有力な中、共犯者は森先生で間違いないと思う。
小学校の教員として大谷先生と会った時に、大谷先生がわからなかったとは思えないからだ。
だから、大谷先生にみんなの夢の映像を抜くように指示したのは森先生じゃないのかなと思っている。

キングたちが最初に学校へ行った時に電話をかけかけてやめたのも、写真に写っている孫が自分のいる小学校にいるのだとしたら?
犯人から直接人質的な事を言われているか、森先生から直接指示を受けたから自分の孫がどうなるか恐れたか……

ちなみに、犯人複数説が有力だと思ったのは5話で大谷先生が車に乗り込む瞬間、スライドドアの席の方向に会釈したようにみえるからだ。


宇都見

警察内部で、実は事件をもみ消せる位置にいるのでは?
カンタローの焼死が起こるまで、事故で処理されたのは内部からの力?
という怪しさから疑われがちだと思う。

動機となるのは正義感や、瀬戸紫苑側の人間かもしれない点。
ただ、そういう動機をうかがわせるような描写は見つからない。

体格的には、登場人物の中で一番成人男性である貧ちゃんを突き落としたのが納得できる。

イマクニ店主 今國

いやぁ……正直、彼が犯人だと、もうなんでもありになっちゃいません?
みんなと同い年だけど、動機も不明だし、瀬戸紫苑との接点は?
身内???うーん……加奈と違って、苗字が違うと違和感が……

猿橋園子

W主演の一人。
それこそ、巻き込まれた側の人間だとは思うのよね。あと、みんなの夢に誓った決意として、いじめの復讐心も悪いことだと思ってそうだし。
さらに、瀬戸紫苑も絡んでくるのなら「誰ですか?」と聞いた園子はやはり除外をして良いのでは?

大穴も大穴、キングと園子が組んでる……と、いうのは……🤔
まぁ、現状の描写ではないだろうけど、そういう流れでもストーリーとしては面白いよなぁ……

ちょんまげの言う“ドの子”

実はちょんまげは初見の時からずっと“ドの子”と言っている。
字幕で追うとわかるのだけれど、セリフの間としても表れているのは5話のオープニング前、キングとターボーと3人で振り返りをしている場面。
「“ド” のこ、ちゃん?」
と、少し間が空いている。
ちょんまげは最初からドの子、瀬戸紫苑が犯人ではないかと疑っていたのだろう。

森くんが作った掲示板で、ドの子、瀬戸紫苑をいじめる流れを増長させてしまった。
それが動機で、森先生と瀬戸紫苑が犯人では?とちょんまげが考えていたとしたら?

加害者はいつまでも懺悔しなければならないのか 被害者はいつまでも可哀想でなければならないのか

「結局覚えてるのは都合のいい部分だけで悪いところはすぐに忘れる。いやむしろ思い出さないようにしている。」
という猿橋園子の言葉も同じテーマだと思っている。

小学校の頃にあったイジメを中心に、人が起こす善悪、後悔、贖罪、更生と再生。

ちょんまげがドの子、瀬戸紫苑が犯人だと考えていたのは、猿橋園子、どの子は“成功”しているようにみえて復讐を考えるとは思っていなかったのではないだろうか?

もしくは、5話でターボーたちが紫苑の事を話題に上げていないのを見て、言わなかった瀬戸紫苑に関する何か犯行動機になりえる出来事があるのか?


被害者・加害者それぞれが、されたこと・したことに縛られ続けなければならないのだろうか。
それが再生の道?贖罪の道?

再生と贖罪の先には、幸せになるという道があってもいいのではないのだろうか?

……もちろん、私だって“悪いこと”をした人が“のうのうと暮らしている”のを見ると赦せないだろう。
けれど、赦す・赦さないで互いを縛るべきではないのだ。

では、どうすればいい?


それは、当事者同士が考えればいいことで、被害者の意識不在の代理復讐には何ら意味はない。

旅人に尋ねてみた
どこまで行くのかと
いつになれば終えるのかと
旅人は答えた
終わりなどはないさ
終わらせることは出来るけど

「アゲハ蝶」より



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波 香月 -なみ かづき- サポートして頂いたら、とんでもなく舞い上がります。 「頑張ってるね」の気持ちを素直に嬉しく受け取る体験をしたのはnoteが初めてかもしれません。 あなたのサポートを糧に、他の誰かに「頑張ってるね✨」を届けたい✨

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