ストレートアイロン ナノイーって本当に要る?パナソニックEH-HN50で考えた使い分け
ドライヤーがナノイーなら、ストレートアイロンもナノイーじゃないと中途半端な気がする。でも逆に、両方ナノイーなんて、機能がかぶった分をただ買い足しているだけじゃないのか。
アイロンまでナノイー搭載と聞いて、私が最初に引っかかったのはそこだった。パナソニックのEH-HN50を調べたのは、その素朴な疑問に答えが欲しかったからだ。
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■ アイロンのナノイーは、ドライヤーのナノイーと役割が違うらしい
結論から言うと、当てている「場面」がそもそも違う、というのが調べての印象だ。
ドライヤーのナノイーは、髪を乾かす工程の全体に当たる。一方でアイロンは、高温のプレートで髪を直接挟むツールだ。
公式の説明では、アイロンの熱で髪は水分が抜けた「ドライスポット」ができてパサつきやすくなる、とされている。EH-HN50の高浸透ナノイー&ミネラルは、その熱の局面でドライスポットに水分を補給し、水分バランスを整えるとメーカーは説明している。
公式がドライヤーと並べて「役割が違う」と言っているわけではない。ただ当てる場面で切り分けると、ドライヤーは乾かす工程、アイロンは熱を加える工程と整理できる。同じナノイーでも、担当する場面が分かれていると読める。
■ 温度は5段階。低めから選べるという設計
EH-HN50の温度は約130〜200℃の5段階で、低めの温度から選べるのが目を引く。
約130/155/170/185/200℃。立ち上がりは約20秒(約100℃まで)とされている。
プレートには髪の凹凸に追従する3Dクッション機能。高温で一気に伸ばす方向ではなく、低めの温度でも形をつけにいける設計に振っている。
■ 430gという重さと、細身の本体
数字で見ると、質量は約430g。キャップを付けると約445gになる。
430g。毎日握るものとしては、軽量を売りにするタイプではない。
ただ本体は高さ28.7×幅6.0×奥行3.6cmの細身で、握ったとき手になじむ。毎日通すのが前髪や毛先の数分なら、重さより取り回しのよさが勝つ場面も多いだろう。
コードは約1.7mで360°回転。約60分で自動的に電源が切れるので、出かけたあとの「消したかな」が残りにくい。海外対応ではない点は、旅行先で使いたい人は気をつけたい。
■ 結局、ドライヤーがナノイーなら、アイロンは要らない?
ここが、私が最初に引っかかった点の答えになる。
調べた限り、これは「アイロンを毎日使うかどうか」で分かれる話だった。
アイロンをたまにしか使わない人なら、乾かす工程はドライヤーのナノイーでカバーできる。アイロンにナノイーが載っていても、働くのはアイロンを使う場面だけ。出番が少なければ、活きる回数も少ない。
逆に、朝のうねる前髪に毎日アイロンを通すたび、毛先のパサつきが気になっていた人。その「熱を加える局面」こそ髪に負担がかかりやすいとされる場面だ。毎日来るその場面に水分を補う機能があるかどうかは、受け取り方が変わってくる。
土俵を分けると見えやすい。ストレートアイロンには「高温で一気に伸ばすタイプ」と「低めの温度でじっくり形をつけるタイプ」がある。ナノイーを積まない機種は前者で、温度の高さやプレートのすべりで速さを前面に出すことが多い。EH-HN50は後者で、低めの温度から選べて、熱の局面に水分を補うという置き方だ。
向くのは、毎日アイロンを使い、髪の乾燥やパサつきが気になっていて、低めの温度で時間をかけても構わない人。向かないのは、使うのはたまにで、高温で手早く終わらせたい人。
■ 「かぶり」だと思っていた人へ
最初に私が引っかかった「ドライヤーとかぶってないか」は、調べた末に「当てる場面が違うから、かぶらない。ただ活きるかは使い方しだい」に落ち着いた。
毎日アイロンを通すたび、熱で水分が抜けやすい場面に水分を足しにいく。その考え方が自分の髪の手入れに合うと感じたなら、同じ悩みで選んだ人がどう受け止めているか、レビューでのぞいてみてほしい。
スペックや価格は変わることがある。
気になった点は公式サイトでも確認してみてください。
※調査時点の情報をもとに作成しています。
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