見出し画像

EH-HS0J ストレートアイロン、130〜200℃の温度設計とナノイーが引っかかった話

「ナノイー搭載」という表記を商品ページで見た瞬間、ドライヤーのイメージが先に浮かんだ。ストレートアイロンでもナノイーを出しているのか、という少し間の抜けた驚きが最初にあって、EH-HS0Jの名前はそこから記憶に残っている。私が最初に引っかかったのは、加熱するアイロンにイオンを加えることの意味だ。

※PR

■ ナノイーとキューティクル、そのつながりを少し丁寧に読んでみる

ナノイーというのは、パナソニックが開発した微細化した水分を含むイオンのことだ。公式ドキュメントでは「高浸透ナノイー」「毛髪内部への浸透」という言葉が出てくるが、正直に言うと、メカニズムの詳細をWebページで読んでも一度では腑に落ちなかった。

それでも少し調べ直してみると、ナノイーがアイロンに搭載されている理由はキューティクルへのアプローチにある、という説明に行き着く。ヘアアイロンはプレートで熱を加える道具なので、熱によるダメージというのは避けて通れないテーマになる。

「加熱するアイロンにイオンを加える意味」について、この文脈で少し整理できた気がする。パナソニックの説明では、ナノイーを髪に届けることで熱スタイリング中のダメージレス効果を訴求している。「ダメージを与えない」という断定ではなく、「ダメージを受けにくくする」という方向の技術として位置づけられている。

EH-HS0Jのナノイーは「進化型」とされていて、ナノイー発生ユニットが刷新されイオンの放出効率が向上したと商品ページに記載がある。アイロンという形状のデバイスでイオンを出す、という設計の手間を考えると、この「届ける工夫を明示している」点は他にあまり見ない一点だ。これが、最初に感じた「なぜアイロンにイオンなのか」への、ひとつの回答になっている。

ただ、効果の実感には個人差がある。楽天レビューを眺めると「髪がパサつきにくい」「以前のアイロンより仕上がりが柔らかい気がする」という声がある一方、「違いは正直わからない」という声も見える。そこは念頭に置いておきたい。

■ 3D密着プレートと5段階温度調節、くせ毛・うねりへのアプローチの組み立て方

3D密着プレートというのは、プレートが上下に動き、左右にも回転する構造のことだ。ブランド側の説明によると、「どの角度でも髪にすき間なくフィットする」という設計思想になっている。

くせ毛やうねりがある髪に対してアイロンを使うとき、プレートと髪の密着度は仕上がりに直結する。角度が変わってもプレートが追従してくれるなら、手の動かし方をそこまで意識しなくてよい場面がある。これが「3Dクッション機能」と呼ばれる動きとセットで機能する仕様だ。

温度は130・155・170・185・200℃の5段階。縮毛矯正やクセが強い髪には高温域が必要になることが多いが、細い髪や傷んでいる髪には130〜155℃付近で様子を見る使い方も考えられる。スムースグロスコーティングプラスというプレートコーティングは、滑りのよさに関わる仕様として商品ページで説明されている。

■ 380g・ヒートアップ約20秒・海外両用、スペックを素直に並べてみると

ヒートアップ時間は約20秒(約100℃)。朝の忙しい時間帯にアイロンを温めながら準備、という使い方をするなら十分速いと思う。

380g。

ストレートアイロンとしてこの重量をどう感じるかは、持ち方や使う時間の長さにもよる。手首に負担がかかりやすい人には目に留まる数字かもしれないが、ユーザーの声を見る限り「重さで疲れた」という声はあまり目立たない。

本体寸法は267×31.5×42mm。コード長は約1.7mで360°回転式。自動電源OFFは約60分後に作動する。

海外対応はAC100〜120V/220〜240Vで、電圧切替なしにそのまま使えるタイプだ。旅行先でアイロンを使いたい人にとって、変換アダプターだけで済む点は選択肢に入れやすい。

■ EH-HS9Jと迷っているなら、スムースグロスコーティングプラスの有無で整理してみる

EH-HS0Jと並んで比較対象として挙がることが多いのがEH-HS9Jだ。公式が世代関係を明示しているわけではないが、同ナノケアシリーズの別モデルとして検討者の間で頻繁に比較される。

商品ページの情報から読み取れる差はプレートコーティングの仕様で、スムースグロスコーティングプラスはEH-HS0Jで採用されている。この点が選択の分かれ目になることがある。

価格差が出ている場合は、楽天市場で価格・在庫が確認できる。時期やセールによって逆転することもあるので、購入タイミングで改めて見比べておくといいだろう。

■ 縮毛矯正やダメージレスを気にしている人へ、最後に一言

縮毛矯正をかけている髪は熱に対してデリケートな場合が多い。200℃まで使えることと、130℃から始められることは、どちらも意味を持つ。高温でしっかり伸ばしたいシーン、低温でやさしく扱いたいシーン、両方に対応できる設計だ。

調べた結果、加熱しながらナノイーを出す設計の意味は「熱ダメージへの対処」という方向に集約されていた。効果の実感は人によるし、断定もできない。ただ、設計の向きとしては最初に感じた違和感と噛み合っている。

ダメージをなるべく抑えながらスタイリングしたい人、旅行にも持ち出したい人——そういう用途であれば、EH-HS0Jは検討の土俵に乗る一台だ。

スペックや価格は変わることがある。
気になった点は公式サイトでも確認してみてください。

※調査時点の情報をもとに作成しています。

いいなと思ったら応援しよう!