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クレイツ マグネットヘアプロ HCC-G38DG 38mmのカールアイロンは誰向けか

カールアイロンは、細いほど初心者向けで、太いほど上級者向け。なんとなく、そう思い込んでいた。

だから38mmという太めのパイプを見たとき、これは巻き慣れた人の道具なのかな、と身構えた。

私が引っかかったのは、そこだった。マグネットヘアプロのHCC-G38DG、この38mmは、いったい誰に向いているのか。

気になって、商品ページを何度も読み返した。

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■ キュアクリスタルって、何なのか

マグネットヘアプロは、クレイツがプロのスタイリスト向けに立ち上げたブランドらしい。

もともとはホリスティックキュアというシリーズで、それをスタイリスト向けに絞り込んで生まれたのがマグネットヘアプロ、というのがメーカーの説明だ。

そのプレートとパイプには「キュアクリスタル加工」がされている。数種類の天然鉱石と多孔ミネラルをミクロサイズのパウダーにして、独自に配合したものを加工しているという。

正直、鉱石を練り込んだ加工でカールがどう変わるのかは、一読しただけではぴんとこない。

ただ、原理を全部ほどいてコテを選ぶ人は多くない。サロン発のブランドが仕事道具として作った一台、という出自そのものが、この機種の芯なのだと読めば足りる。

■ 温度は5段階、立ち上がりは約30秒

温度は120℃から200℃まで、20℃刻みの5段階で選べる。

低めの120℃はやわらかい髪や前髪の微調整に、高めの200℃はしっかり形をつけたいときに、と幅がある。

電源を入れてから最低温度の120℃に届くまでが約30秒。朝の支度で待たされにくい速さだ。

パイプ部分には弾力のあるシリコンラバーが使われていて、髪に適度なテンションをかけながら巻ける、とメーカーは説明している。

主役はあくまでパイプの太さと温度。シリコンラバーやグリップの抗菌加工は、それを支える細かな気づかい、くらいに構えておけばいい。

■ 285gという数字、コードは3m

本体は約285g。コテとしては、軽い側に入る。

気になる数字を先に置く。

・本体 約285g(コード除く。腕を上げて巻き続けても疲れにくい軽さ)
・コード長 約3.0m(洗面所でもコンセントの位置に縛られにくい)
・消費電力 67〜70W

サイズは約L330×H85×W50mm。海外の電圧にも対応している。

285g。毎日のスタイリングで手に持つものだから、この軽さは地味に効いてくる。

コードが3mと長めなのも、鏡の前で腕を動かすときに、思ったより楽だ。

■ 26・32・38、どのサイズを選ぶか

太さは、難しさの順番ではない。作りたいカールの大きさの違いだ。

マグネットヘアプロのカールアイロンには、26mm、32mm、38mmの三つの太さがある。

商品ページの用途を見ると、26mmはしっかりしたカール、32mmはゆるふわなカール、38mmは顔周りのくびれヘア。そんなふうに分かれている。

ここで、私が最初に引っかかった問いに戻る。38mmは上級者向けなのか、というあの疑問だ。

並べてみると、太さは難易度の順番ではなかった。数字が大きいほど、できるカールの輪が大きくゆるくなる。ただ、それだけのことだった。

つまり38mmは、細かくきっちり巻く人の道具ではなく、大きくゆるい今っぽい巻きや、顔周りにニュアンスをつけたい人に向いている。直径の数字が、そのまま仕上がりのカールの大きさに対応している。数字で選べる、と思うと急に気楽になる。

他社と並べても、何を得意にしたいのかは伝わってくる。KINUJOのカールはシルクプレートの滑りと高温の速さ、リファはカーボンレイヤープレートでツヤ、と素材や見せ方がそれぞれ違う。

同じクレイツのなかにも、カールプロSRという定番のイオンカールがある。あちらがクレイツイオンを使った王道なら、こちらはサロン発のキュアクリスタルで攻めている。同じメーカーでも、得意にしたい巻きが違う。

▼同じクレイツのカール、王道のイオンカールから選ぶならカールプロSR

■ ゆるい巻きが欲しい人へ

最初に身構えた「38mmは上級者向けか」は、答えが出た。

太さは難易度ではなく、作りたいカールの大きさの違いだった。38mmは、大きくゆるい巻きと顔周りのニュアンスに向いている。それが、私なりに読み返してたどり着いた答えだ。

朝、顔周りをざっと巻くだけで、輪郭のあたりに大きな毛流れができて、やわらかい雰囲気になる。狙えるのは、そういう仕上がり。

きっちり細かいカールを積み上げたい人や、毛先を一本ずつ締めたい人には、この太さは少し持て余すかもしれない。そこは26mmや32mmのほうが近道になる。

逆に、ゆるくて大きい今っぽい巻きや、顔周りをふわっとさせたい人。そして、サロン発のブランドを一本持っておきたい人には、この38mmがはまるはずだ。

自分が作りたいのは、大きくゆるい巻きなのか、細かくきっちりした巻きなのか。そこがはっきりすれば、この38mmが自分の一本かどうかも見えてくる。まずは、そこから決めてみてほしい。

価格は楽天市場で確認できます。

スペックや価格は変わることがある。
気になった点は公式サイトでも確認してみてください。

※調査時点の情報をもとに作成しています。

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