Kana Koike Electone & Piano Live 2025(2025年11月24日(月・祝)、@梅田ALWAYS)

─ はじめに
2025年11月24日(月・祝)、大阪・梅田のライブハウス&バー「梅田ALWAYS」にて、『Kana Koike Electone&Piano Live 2025』(主催=小池花奈)が開催。
本ライブは、YouTubeにエレクトーンの演奏動画を多数アップし、リアルのライブ・イベントでも活躍されている、作編曲家・鍵盤楽器奏者の小池花奈さん(以下、Kanaさん)によるエレクトーンとピアノの演奏。
今回はその様子をお届けしたいと思います(なお、本レポートはセットリスト順ではありません)。
─ 会場に着くと、多くの人が!
まず驚いたのは、開場時間を少し経過してから会場に到着すると、非常にたくさんの人が来場し、座席が埋め尽くされていました。
ご夫婦や親子で参加されている方、エレクトーンやピアノを習われていると思われる方、そして演奏を聴く専門の方など、多くの人(男女比率はほぼ同じ)が集まってます。
恐らく本会場におけるKanaさんのライブでは、過去一番の多さではないでしょうか。
また、会場のステージにはピアノ、そしてエレクトーンは「YAMAHA ELECTONE STAGEA ELS-02C」がスタンバイ。そして周りには、スクリーン投影・撮影用の多数のカメラが!
会場の特徴としては、ステージ後方の大型スクリーンや、壁面に設置された液晶モニターに、前述した多数のカメラからの演奏の様子が映し出され、後方の席でもステージの状況が良くわかることです。
さらにお店のスタッフさんによる、曲のフレーズに応じたカメラスイッチングや、MCの内容に臨機応変に反応し、瞬時にスクリーンに関連した情報を表示する絶妙なテクニックも特筆すべき点です。

(※以下、特に記載がない限り、エレクトーンの演奏を示します)
─ 圧巻のスケール「聴きごたえのある4曲」
Kanaさんは多彩なジャンルを演奏するのですが、今回の演奏の中で特に聴きごたえがあったのは以下の4曲。
〈組曲『惑星』より「火星」〉では、大音量+重低音が体に響き、生演奏ならではの曲。〈エル・カミーノ・レアル〉では、軽快なリズム感に圧倒。〈三つのジャポニスム〉では、日本的な静けさや色彩が脳裏に浮かぶ。〈Les Misérables Medley〉では、何かが大きく動き出す瞬間を感じさせてくれる力強さと切迫感を感じる演奏。
一曲あたりが比較的長く、Kanaさんの演奏が好きな人の中にはクラシック・吹奏楽等が好きな方もいらっしゃるので、会場の皆さん、聴き入ってました。
─ YouTube本格参入 5年間の集大成
今回のライブでは、Kanaさんより冒頭で「恒例となりつつある秋のライブは、1年間のまとめをお届けすることが多いのですが、今回はYouTubeを本格的に始めて5年が経過し、これまでアップしてきた曲を中心に演奏します。」とのあいさつがありました。
そして今回、なんとYouTubeでの100万回再生を誇る〈テーマ・オブ・半沢直樹 ~Main Title〜〉が(意外にも?)初めてライブで演奏されました。
今のKanaさんの活躍には、この演奏動画がひとつの追い風となったのは確かです。MCでも触れていましたが、当時チャンネル登録者数が200〜300人だったところから、数ヶ月で一気に1万人へと到達したのです。
さらに、これらYouTube上での活動をきっかけに、依頼演奏などのイベント出演や、自主主催ライブなどの活動も再開。
その際によく演奏していた TV版の序曲を含む〈銀河鉄道999メドレー〉や、恐怖感あるメロディーから後半の落ち着いた雰囲気へと展開する〈オペラ座の怪人 メドレー〉が今回演奏されました。
どちらもとても懐かしく、はじめて私がKanaさんの生演奏を聴いた時の感動が蘇りました。
という感じで、この5年間の音楽活動を象徴する曲の数々が演奏され、私自身がKanaさんを応援してきた過程も思い返されるようなひとときとなりました。
─ ここ最近のカバー曲の演奏
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』のメインテーマ曲である〈Glorious Edo〉。KanaさんのYouTubeにもアップされていましたが、生演奏で聴きたかった曲なので、とても嬉しかったです!
あと、NHK連続テレビ小説「あんぱん」の主題歌〈賜物 / RADWIMPS〉最終回ver.のピアノによる演奏もありました。爽やかで透明感のある曲のピアノによる素敵な演奏に、聴き入ってしまいました!
─ オリジナル曲〈赤龍の舞〉〈ピリオド〉
Kanaさんのオリジナル曲の中でも非常に人気の高く、〝炎を吐くドラゴン〟をイメージして作曲したオリジナル曲〈赤龍の舞〉の演奏がありました。私はエレクトーン版をフルで聴いたのは久々でした。
この曲は初めて聴いた時からお気に入りで、カッコイイイメージの曲、世界観に引き込まれる曲、物語性のある曲、という感想を持っていますが、特に終盤の部分のメロディーをどう捉えるのかが今回私なりの課題。赤龍の運命はいかに・・・。
ちなみに、今回の黒と赤の華やかな衣装。MCでは秋を感じられる色、とのことでしたが個人的には勝手に「赤龍色」と思ってました。(^^;
そして、こちらもKanaさんのオリジナル曲の中はとても人気の高い〈ピリオド〉のピアノによる演奏(アンコール時)。この曲は「平成から令和に変わる時に、平和が続いた時代への感謝と令和の時代も平和が続くことを祈って作曲した曲」(過去のライブでのMCより)。
これらオリジナル曲を聴くと、Kanaさんのライブに来て良かったなと感じました!

─ MCなど他
曲と曲の間のトークもライブならではの醍醐味。
今回は「クリスタルPianoコンクール アレンジ部門 クリスタル大賞 受賞」のお話がありました。また、入賞者記念コンサートで演奏したオリジナル曲〈stella〉が、休憩時間中に上映されました。
また、「自身が作編曲した曲や楽譜がコンクールなどで活用されている」というお話もあり、まさに作編曲者冥利に尽きるのではないでしょうか。
上記以外にも、「アー写と春のライブ」「半沢直樹の演奏動画から暗譜」、「インスタグラムにアップした演奏動画の再生数の伸び」など、その他たくさんの話がされました。
(先ほど確認したところ、今年の夏にインスタにアップされた〈ルパン三世のテーマ'79〉は50万再生を突破していましたね)
なお、「今回のライブの日程の話」については・・・🤣🤣🤣 (実は午前中に大阪・関西万博会場跡地を見てきました。笑)
─ おわりに
アンコールラストは、〈CLIMAX / T-SQUARE〉の演奏で締めくくり。会場の皆さん、クラップでKanaさんの渾身の演奏に応えます!
2時間半近くにわたる、楽しく聴きごたえのあるライブはあっという間に終演。会場からはKanaさんに大きな拍手が贈られました。アンコールも含め全16曲の演奏でした。
「体力勝負」とのことでしたが、たった一人でこれだけの曲を連続して演奏しつつMCをするのはとても大変、というかもはや特別なスキルが必要ということを感じました。
そんなお疲れの中、大阪近郊はもとより遠方より駆けつけた来場者の皆さんへのお見送りもありました。
・・・
今回のライブはまさにKanaさんがYouTubeを本格的に始めてから5年間の集大成という感じのセットリストで、幅広いジャンル、迫力あり、さらには繊細な演奏で、Kanaさんの魅力を十二分に感じられたライブでした。
素敵な演奏の数々、ありがとうございました♩
以上、ライブレポートと感想でした。
(文・撮影/Electone演奏動画大好き)
■ KanaさんのSNSより
11/24 大阪・梅田ALWAYSにてソロライブでした🎹
— 小池 花奈 (@kanakoike115) November 25, 2025
ご来場いただいた皆様ありがとうございました🙇♀️✨
これまで以上にたくさんの方にお越しいただき、とても嬉しかったです!
ALWAYSさんのカメラ進化も素晴らしく、いつもモニター演出までありがとうございます🙌
また開催できるよう頑張ります! pic.twitter.com/ScccPb0lgC
■ ライブレポート バックナンバー
ここ何回か当方が記載した、Kanaさんのライブ(エレクトーンとピアノ)レポートを紹介しておきます。
(以上、ライブレポートでした)
