【読む子育て】子どもたちへ。まず「自分」になってからスマホやAIに触れてね…心地いいから、そのほうが
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本屋にふらりと立ち寄って
ぶらり歩いて手にした本は
表紙・手ざわり・においと共に
いまもむかしも根を張り心(ここ)に
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子どもたちへ。
今日は母からの手紙です。
この時代を生きていて
いつもみんながスマホを見てて
なんでも AI がやってくれそうな
そんな世界になってきたよね。
これからどんどんそうなるね。
けどこれだけは知っててほしい。
まずは「自分」になってから
スマホや AI に触れてほしいんだ。
心地いいから、そのほうが。
「自分になる」ってどういう意味?
と思うよね。
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まずは「心と言葉」から
それはまず、自分に「心」があると
知ることなんだ。
当たり前と思うかな?
けれどこの考え、今の世の中
あまり大事にされてないかもと
悲しくなっちゃう日もあって。
意識していてね。
心は自分の「言葉」で表現して
相手に伝えることができるから。
言葉はあなたの絶対的な
味方になるよ。
さらにあなたには「五感」があって
いろんなカタチで
世界と繫がることもできるんだ。
そんな「心と体」が一体になった
ひとつの生命体であることーー
それが人間の素晴らしさだと
母は思っているのです。
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総合力をもった生命体
そんな自分を抱きしめて
たとえば足の裏を
しっかり感じながら
大地にでーんと立てること。
季節の風を肌でフワリと
感じることができること。
嬉しいことや悲しいことを
全身で受けとめて
自分なりに染み込ませて
明日を生きていくこと。
それは感受性とか
感性とも言うもので。
人間には総合力があるーー
こんなユニークなものはない。
そんな自分をギュッとしてから
AIについても考えてみてね。
そして
「自分で考えるから楽しい」
「自分ができるから嬉しい」
まずはこの感覚をつかんでほしい。
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提案です、人生の前半で
いろんな本を読んでみて
絵本からはじめていいし
文章ばかりで綴られた本も
やがて読めるようになる。
「本」は特別なジャンルじゃないし
「読書」は特別な能力じゃない。
人間とずっと一緒に生きてきた
すごくいろんな「元気のもと」を
与えてくれる泉です。
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「本1冊を読み切る」は
一生モノの体の感覚
子どもの頃にたくさん
読むとすごくいい。
最初は好きな本だけで大丈夫。
慣れるとだんだん
「ちょっと難しそうな」
「すごく役に立ちそうな」
本も読めるようになる。
これほんと。
なぜなら「1冊を読み切る」
を体で覚えているからね。
これが意外と一生もので、
あなたをきっと
支えてくれると思います。
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まじめな話、脳が
変わるみたいなの
文章を読み解こうと意識する時
脳のなかのあらゆる部位が
イキイキと活動して「考えるチカラ」
がメキメキついていくんだって。
すごいよね。
自分で考えてみるクセがつく。
それがどんな場面にも生かされて
どんどん「あなた」になっていく。
大人になっても読めるけど
大人は時間がないから
その点 子どもに叶わない。
あなたたちはスペシャルな時間を
生きているんだよ。
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自分の喜ばせ方を
知る人になってね
紙の本は自分の「スキ」を
見つけやすくて
気づいたら夢中で読んでた
っていうのがそれなんだ。
「この本スキ」のなかに
「自分」がいることがある。
スキだけで生きてく
わけじゃないけれど
いざという時
自分の喜ばせ方を
知ってる人は強いかも。
だって生きてると
キツい時があるからね。
そんな時はシンプルな
ひとりの人間になって
スキなものに助けてもらう。
ちなみに母は
おもしろい謎解きや
人の体温が伝わる小説を読んだ時
意識がギュッと濃くなって
その時だけでも辛いことを忘れます。
あなたにもきっとあるはずで。
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いろんな国や大自然
科学や動物、生きてる不思議。
書くことや創ること
解くことや整理すること。
自分は何に興味があるか。
確かな「自分」を見つけて
磨いてほしいと願っています。
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そんな「自分」を問う時間
なんだけど
先にスマホや AI に飲み込まれると
それすら見失うことがある。
あなたが「自分」になる前に
スマホや AI に漬かることは
おすすめしない。
スマホや AI は道具です。
どんな人間がどんな風に
「よくなりたいか」
を認識している場合に
真のチカラを発揮する。

を教えるのはむずかしい
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スマホに「自分」が
飲まれる前に
デジタル機器で「本」を読む
というやり方があるのもわかる。
大人はいいけど
子どもの脳はまだ未熟。
「ただただスマホに触ってる」意識
のほうが強くなるかと思います。
先に出会うのは紙がいい。
順番は大事です。
紙のほうが記憶に残りやすいという
研究結果も出ているみたい。
紙の本は「ただそれだけの機能」
だから素晴らしいのだと思います。
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情報とは「言語を理解する」
ーーが大半だから
言語を読み解けないと
情報をほんとの意味で
生かせる人間には
なりづらい。
自分の言葉を身につけ
考えるクセをつけ
起こった出来事を繋げて
いろいろ想像してみてね。
読書を体で覚えると、
そんな意識をもちながら
デジタル依存の外側にいられます。
そうでなければ
あなたがもったいない気がするよ。
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「自分」がないままの成功
は案外喜べないからね
自分がないまま
無限に広がる
情報の海を泳いでいくと
いつか自分を見失う。
もしも「成功」と呼ばれるものを
そんな風に手にしても
心底喜べるほど
人間って単純でもないんです。
それが母が生きてきて
あなたたちより「知っている」と
言えることかもしれないな。
あとはわからない。
これからの時代はあなたたちが
つくっていくけれど
自分は自分であるという
揺るぎない思考の根っこが
自分の大地にしっかりあれば
どんな時代になっても自分の足で
歩いていけることでしょう。
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子ども時代の読書は
きっとあなたが
「自分」になるのを
支えてくれる。
本屋さんや図書館で
なんて身近に、すぐそこに。



「元気な自分」への近道

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子どもが本を身近に感じ
手に取り読んでワクワクもらう
それにはやっぱり紙の本
一緒にだって眠れるよ
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