母親になると“メンヘラ化”してしまう本当の理由
なんで人って、子どもを産むと“メンヘラ”になるんだろう。
もちろん、子を持つ人みんながみんなメンヘラになるわけじゃないんだけど。
前に、孤独な母親が過保護・過干渉になる仕組みを記事に書いた。
で、冒頭の疑問についてだけど、
さっき紹介した記事に、その答えの一部を書いてた。
個人的には子育ては軍隊に入ることよりもずっと過酷だと感じます。
子育ては、精神的にも肉体的にも経済的にも、ありとあらゆる面で自分の気力体力が奪われます。
それでいて外からはそのキツさやつらさが見えづらく、他人からは理解されにくい面があります。
なぜなら、子育てには“自分の子を産み育てられることは最高に幸せなことだ”という、ポジティブで母性愛あふれるイメージがあるからです。
ちなみにAIに聞いたら、こう答えた。
「子どもを産むとメンヘラになる」というより、
もともと抱えていた未処理の不安・孤独・愛着・支配欲・自己否定が、“育児”で一気に露出しやすいんだと思う。
子育てって、
・正解がない
・コントロール不能
・24時間拘束
・睡眠不足
・社会から孤立しやすい
・自己犠牲が増える
・“母親像”を求められる
・子どもに自分の傷を投影しやすい
という、かなり極限環境に近い。
しかも日本だと特に、
「母親なんだから」
「愛して当然」
「我慢して当然」
が強いから、限界が来ても“苦しい”と言いにくい。
すると、
・子どもへの過干渉
・感情爆発
・共依存
・罪悪感操作
・子どもを人生の意味にする
・子どもを所有物化する
みたいな形で歪みが出やすい。
あと、子どもって親のインナーチャイルドをものすごく刺激するんだよね。
・自分がしてほしかったこと
・愛されたかった記憶
・我慢してきた怒り
・満たされなかった承認欲求
が全部浮上しやすい。
だから実際には、
「子どもが親を壊す」
というより、
「子育てで、元々あったものが隠せなくなる」
に近い気がする。
…相変わらず切れ味鋭い回答にうなった。
私は独身で出産経験はないけど、姪っ子たちと暮らしてきて、子育ての過酷さは身に染みて痛感してきた。
もっと言うと、子どもがいるのに自ら命を絶った姉の姿を通して、親であることはなんなのかを自分なりに考えてきた。
子どもを生んだら〝即幸せ〟になれるわけじゃない。子どもは、生きる理由にはならない。
むしろ、親になることで、過酷な精神修行の道に放り込まれることになる。
なぜなら、自分を無条件で愛してくれるはずの存在によって、自分の中の未処理の傷があぶりだされるから。
愛したいのにうまく愛せない苦しみに襲われることになるから。
そしてまた、その苦しみに拍車をかけるのが、古くから根づくジェンダー観や社会構造なのだ。
特にAIの回答した、
・社会から孤立しやすい
・自己犠牲が増える
・“母親像”を求められる
これは、個人の力ではどうしようもない側面がある。
男性の拘束時間が異様に長く女性にしわ寄せがいく労働環境
未だに続く“母性神話”や“母源病”のジェンダー観
この、子育てを母親に押し付ける社会構造こそが、母親を孤立させ、毒親へと至らしめるのではないかー。
本来〝性〟とは、お互いの欠けているところを埋め合うためにある。
間違っても、お互いを非難し合うためではない。
しかし今日の社会では、男性を労働力として社会的に消費し、女性をその埋め合わせとして搾取する構図になっている。
そしてお互いへの不満や怒りから、偏見や無理解、そしてそこから生じる性差別やジェンダー格差が再生産されてしまう。
この負の連鎖を断ち切るためには、一人ひとりのインナーチャイルドを癒すこと。
親がそうしてきたから
まわりがみんなそうだから
というマインドから降りて、自分の人生の主導権を取り戻すこと。
社会構造を作っているのは、結局は私たち一人ひとりの意識だ。
親から引き継いだ価値観を手放す
自分にとって真の幸せとは何かを考える
一人ひとりが健やかに過ごせるような在り方と向き合うことで、
少しずつでも、歪んだ構造を変えていくことができるんじゃないかと私は思っている。
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