初夏の砥石山-三郡山
三郡山系は福岡市の東に位置し、一本松公園を要として、宝満山829m、仏頂山869m、三郡山936m、砥石山828m、若杉山681mと連なる。今回は一本松公園から砥石山、三郡山の周回コースと初夏の自然を紹介する。
(9:00出発 11:00砥石山 12:30三郡山 15:00ゴール)


一本松公園-砥石山
一本松公園(昭和の森)を午前9時に出発する。小川のせせらぎとカジカガエルの声を聞きながら宇美林道を登って行く。スイカズラの甘い香りが漂ってくる。卯の花(ウツギ)も満開だ。マタタビの白い若葉が谷の向こうにも見える。林道わきの藪の中にツチアケビの花芽が数本立ち上がっている。




林道も中ほどまで上がってくると下の方から谷のせせらぎが聞こえてくる。コガクウツギ、モミジウリノキ、ヤブムラサキシキブ、エビガライチゴを観賞しながらさらに登って行く。




と何か落ちている。オトシブミの揺籃だ。誰かに教えてもらうわけでもないがどれもきれいに織り込まれている。職人技だ。

このあたりから1.5mほどの土手を乗り越え登山道へ入っていく。傾斜はきつくなり、落ちてから間もないアカガシの落ち葉が敷き詰められていて滑りやすい。右にヒノキの林、左にアカガシ主体の雑木林を抜けていく。


11時に砥石山到着。
砥石山-三郡山
この辺りはコバノフユイチゴが多い。砥石山から前砥石山間は急坂を下りまた上る。



頭上で羽虫の音がして見上げるとヤマボウシが咲いている。

内が畑コース、つき谷Aコースの降り口を通り越して進んでいく。

途中の急坂。以前はキバナアキギリが群生していたのだが、表土が流出して登山道の端の方にわずかに残っている。


ここのブナは太い枝を多数つけているものが多い。

つき谷Bコースの降り口を通り過ごして三郡山に向かう。

三郡山山頂
12時30分三郡山到着。コツクバネウツギ、ヤマツツジ、ツルアジサイ、タンナサワフタギ、ベニドウダンを観賞する。






下界では麦が色づいている。

三郡山-一本松公園
三郡山からつき谷Bコースへ向かう。ギンリョウソウがまだ咲いている。

つき谷Bコースのスギ林を下っていく。階段状に整備されているが所々土砂が流されている。

途中小さな沢を渡る。

右側に渓流を見ながら下っていく。上部では滝のようになっている箇所もあるが進むにつれ緩やかになる。


林を抜けると開けた林道に出る。だが少し進むと土手が崩落し登山道状態になる。

そこを抜けると舗装された林道に出る。T字路になっていて左に進むと看板がある。今日は右に曲がってつき谷Aコースの登山口方向に向かう。イイギリの花を見るためだ。


イイギリを観賞して引き返し、先の看板から右手の山の方へ登って行く。
ここにも職人が(エゴツルクビオトシブミ?)

三郡山自然水を汲み下山する。



イチヤクソウは三郡山から宝満山の間でも見られるが、ここ一本松公園にも多数生えている。

今日の収穫
①特殊なオカトラノオが自生していたが今回は確認できなかった。

③ジガバチソウ

