心の柴犬が動くとき 〜最近心が少し動いたこと〜 【#66週ライラン 3/66】
最近心が動いたことといえば…
noteで出会う人たちに、心を動かされ
ここまで書いて、キーボードをたたく指が止まり
心が動くってどういうことだろう?
などと考え始めた赤柴です。
お久しぶりです。
心が動く、心が動かされた などと言うけれど
自分で心を動かしたとは言わない。
不思議だなと思ってClaudeに投げかけてみました。
おーい、Claudeくん。

心は自分でコントロールできないもの、という
日本語の暗黙の前提があるからではないでしょうか。
心を動かした、というふうに使う場合は
わたしの言葉が彼の心を動かしたらしい とか
その映画は多くの人の心を動かした みたいに使う。
あくまでも心が動くのは
外部からの働きかけによるものという前提なんだね。

同じように
「涙が出た」とは言っても
「涙を出した」とはあまり言わないのと似ています
作家さんのサイン会とかに来た人が
「この本を読んで涙を出しました!」って言ったら、作家さんも
「ありがと……え? 」ってなりそう。
なぜ心が動くのか。
人の心を動かそうと思った時
ヒット商品の法則のように計算することはできるのだろうけれど
それはあくまでも「計算上は多くの人がこれで心が動くと思われます」
というものであって
絶対に動かせるものではないよね、きっと。
赤柴なんて結構あまのじゃくだから
「ほーら、みなさんこれで心を動かしてますよ」
「こういうの、好きでしょ」
なんて言われると
「おお、やれるもんならやってみろ。わしは絶対動かんぞ」
みたいに、どこぞの頑固親父が顔を出してくる。

いかにもな名言とか感動エピソードを
「ほらほら~、素敵でしょ~」って差し出されると
「おいで」って言われたうちの赤柴さんみたいに
ふいっとそっぽを向いて、
知らん顔したくなってしまうことがあるんだよね。

それに、運動と同じで
心が動くのは少ししんどいことでもあって
昔は なるべく自分の心が動かないように
自分が好きそうなものをあえて遠ざけていた時期もあった。
無防備に心が動いてしまうと、
その波が静まるまでに時間がかかり
日常に差し支えるような気がしていたから。
そう。心はいいほうへも悪いほうへも動くし
良いほうへ動けばいいというものでもなくて。
プラスの方向だとしても
その波が大きければ大きいほど疲れてしまうこともある。
若い頃は
心が動くということは
深い穴の底から夜空の星を見上げるようなものだった。
自分には何もないという無力感、
絶対に届かないということを思い知らされるような。
50代になった今
深い穴は徐々に埋められて
ちゃんと地面に立って夜空を見上げられるようになった。
自分は無力かもしれないけれど頑張ってきたし
心が揺れても何とか踏んばっていることもできそうだ。
じゃあ、最近のわたしはどういうときに心が動くんだろう。
例えば
すごく楽しそうな人がいたり
好きを熱く語っている人がいたり
集まってワイワイしている人がいると
呼ばれてもいないのに、見ているだけなのに
なんだか自分までうれしくなっちゃうことは割とあるかも。
「おいで」って呼んでも来ないくせに
こっちで何やら楽しそうにしていると
「なになに~?」って、しっぽフリフリしながらやってくる
うちの赤柴さんと一緒だね。

うーん、あとは
普段はキリッと整っている人に
ちょっとした寝グセが付いているのを見つけたり
ぽろっとこぼれた弱音みたいなものが見えたり
こっそりワンちゃんにかわいく話しかけているのを聞いちゃったみたいな
そういうときも、何かいいなって思っちゃうかも。
え? なーんだ赤柴、結構ちょろいな?
ちょろいですとも。
だけどね。
うちの赤柴さんが誰にでもしっぽを振るわけではないように
同じようなものを見ても
心が動くときと動かないときってあると思うの。
なんでだろうと考えて
そこに他者への思いがあるかどうか
の違いかな、と思い至る。
口や文字に出した思いが
自分ではないほかの誰かに向いているとき
その思いが人の心を動かすエネルギーを生むような気がする。
そのエネルギーが外側からわたしの心を動かしているのかな。
noteを始めてから出会った、たくさんの
「見えないけど確かにある熱を持った思い」は
日々、大なり小なりわたしの心を動かしていて
それは結構いいものだなと思っている。
#66週ライラン
3週目のお題は「最近、心が少し動いたこと」
簡単なようで難しく、面白いお題でした。
ヤスシさん、ありがとうございました!
◆66週ライラン 関連過去記事はこちら
1・66週後のわたしへ
2・今のわたしをつくっているもの
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