【英語の歌詞・和訳】 Imagine -John Lennon-
はじめに
授業で洋楽を使おうと思って初めにすることは歌詞探し。でも、コピーできないサイトや「本当にこの歌詞、合っているの?」と思うこと、ありませんか?動画サイトで探しても歌詞の一部がそれぞれで違っていたりします。私は歌詞を打った後、ALTにチェックをしてもらいますので、参考にしてもらえたらと思います。ALTによってもちょっぴり単語が違っていたりします、見落としもあると思いますので、あくまで参考程度でお願いします。なお、和訳はできるだけ直訳したり教科書の表現に合わせたりしていますので、少し解釈が違うところもあると思います。和訳はご自身でされる方が、絶対に子どもたちにあった和訳ができると思います!が、時間がない時にはPDFを置きましたので、そのまま使ってください!
Imagineは、今ではJohn Lennonの代名詞のように語られる曲ですが、発表当時から圧倒的な代表曲だったわけではありません。確かにヒットはしましたが、それは数ある代表曲の一つにすぎませんでした。(色んなところから学び得たことなので、もしも違うところがあれば教えてください)
生前の評価と、死後の変化
"Imagine" はいまやジョン・レノンの代名詞のように語られますが、1971年の発表当時から「唯一無二の代表曲」だったわけではありません。イギリスでは1位、アメリカでは3位を記録するヒット曲でしたが、当時は数ある名曲の一つという位置づけでした。1980年12月、ジョンの死。世界各地に掲げられたボードには、
ALL YOU NEED IS LOVE
WE ALL SHINE ON
LOVE
PEACE
といった言葉が並びました。当時、反戦平和ソングの象徴として広く歌われていたのは、むしろ “Give Peace a Chance” でした。
"Imagine" が現在のような「平和の象徴」として強く認識されるようになったのは、死後の時代の流れの中で徐々に形づくられていった面があるように思います。
1980年代──イメージの形成
レーガン政権下のアメリカ。一方で、Band Aid(1984)、USA for Africa(1985)、Live Aid(1985)など、世界規模のチャリティー活動が広がりました。
その流れの中で、"Imagine" は「平和」や「人類の祈り」の象徴として扱われる場面が増えていきます。
ニューヨーク・セントラルパークのストロベリー・フィールズには、IMAGINE と刻まれたモザイクがあります。

次第に、ジョン=Imagine=愛と平和というイメージが強まっていきました。歌そのものの力とともに、時代がその意味を育てていったのかもしれません
「想像してごらん」というシンプルな語にも関わらず、どれほど多くの人が魅了されたのでしょうか。当時のことを知らない私にとっては、それを感じられないのが残念です。
1990年──世界のための「Imagine」
冷戦終結、ベルリンの壁崩壊。湾岸戦争。
世界が大きく揺れ動く中で、"Imagine" は祈りの歌として歌われ続けます。9.11後にも、追悼の場で多く歌われました。一部メディアで放送が慎重に扱われた時期もありましたが、それでも人々はこの曲を求め続けました。大規模な反戦デモの合唱というよりも、静かに、祈るように歌われる歌へ。
この頃には、"Imagine" は単なる一曲を超えた存在になっていたのです。
"A dream you dream alone is only a dream. A dream you dream together is reality."
「一人の夢は ただの夢 みんなの夢は 現実となる」
1991年、そして9.11
湾岸戦争。
そして2001年9月11日。追悼の場で、"Imagine" は何度も歌われました。一部メディアでは放送に慎重な動きもありましたが、それでも多くの人がこの曲を求め続けました。かつてのような大規模な反戦デモの合唱ではなく、
静かに、祈るように歌われる “Imagine”。この頃には、この曲は平和を象徴する歌として広く受け止められるようになっていたのです。歌詞の一部が新聞の一面にも記載されました。
Imagine all the people living life in peace

ヨーコにとっての "Imagine"
ヨーコはインタビューの中で、「1曲だけと言われたら"Imagine"」と語っています。1970年代からジョンとヨーコは、「願うこと、心に念じることの力」を繰り返し語ってきました。“Imagine” は、声高に叫ぶ歌というよりも、想像し、祈ることの力を信じた歌。だからこそ、時代が揺れるたびに、人々はこの曲へ戻ってくるのかもしれません。
Imagineとは?
特定の思想でも、単なる反戦スローガンでもないのかもしれません。よりよい社会を想像、それを夢にすること。そして、静かに祈り、念じること。オノ・ヨーコが繰り返し、「夢を見ること」の力を語ってきましが、“Imagine” に込められたメッセージはもしかすると「想像してみること」というとてもシンプルなことだけなのかもしれませんね。
2026年2月28日、アメリカによるイランへの軍事攻撃が報じられました。報道に触れながら、私は考えました。なぜ、力は力で応じられてしまうのだろう。ことばには、もう少し可能性はないのだろうか。ことばを教える仕事をしているからこそ、胸が痛みます。
そんなとき、思い出したのが、昨年授業で取り上げたこの曲です。どれほど Dreamer と呼ばれようとも、戦争のない世界を願うことをやめたくない。命を奪うことが、当然の選択肢になってほしくない。
そんな願いが届く日を、私は想像し続けたい。
I hope someday you will join us, And the world will live as one.
英語の和訳
想像してごらん 天国なんてないんだ
それは簡単だよ もし君が挑戦すれば
地獄なんてないんだ 僕たちの下には
僕たちの上にも空しかないんだよ
想像してごらん 全ての人々を
今日のために生きている
想像してごらん 国なんてないんだよ
それをすることは難しくはない
人を殺すことや死ぬことなんてないんだ
宗教も無いんだよ
想像してごらん すべての人々を
平和の中で生活している人々を
君は僕が夢を見ている人だと言うかもしれない
でも僕はただの一人ではない
僕はいつの日か 君が僕たちに参加するだろう日を願っている
そして世界がまるで1つになるだろう
想像してごらん 財産なんてないんだ
もし君にできればと思う
必要ないんだ 貪欲や飢餓なんて
兄弟じゃないか
想像してごらん すべての人々を
世界を共有している人々を
君は僕が夢を見ている人だと言うかもしれない
でも僕はたった一人ではないんだ
僕はいつの日か 君が僕たちと参加するだろう日を願っている
そして世界がまるで1つのように共存するだろう
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