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「久しぶりに会った同期がまるで別人だった」——正体は"能力の差"じゃなく"環境の差"。1年で年収320万→600万になった話

「年収1000万なんて、正直、自分には別世界の話に感じます...」 「まわりは年収300万前後の同期ばかりで、それが"普通"だと思っていました」 「先日、2年ぶりに元同期に会ったら、話す内容も稼いでいる額も別人みたいで、正直ちょっと焦りました」

先日の無料キャリア相談で、20代半ばの方が、ぽつりぽつりとそう話してくれました。

正直に言うと... これは「取り残されている人」の言葉ではなく、「環境を変えれば、次に伸びる人」の言葉だと思っています。

実は、"あいつ久しぶりに会ったらまるで人が変わったな"と感じるあの現象、意志の強さの差ではなく、置かれている環境の"基準値"が変わっただけだったりします。

これまで2,000名以上のキャリア相談に乗ってきて、そして人事採用担当として何百人と面接をしてきた中で、人は意志の力より「その環境では何が普通か」に驚くほど引っ張られる生き物だと実感しています。

少しだけ自己紹介をさせてください


僕は田原昂介と言います。株式会社ニトエルの取締役COO・採用責任者をやっています。

転職エージェントとして2,000名以上のキャリア相談に乗ってきた一方で、人事採用担当として"採用する側"でも何百人と面接をしてきました。内定獲得率は40%超。一般的なエージェントの数字が一桁台と言われる業界で、それなりに数字は出してきたつもりです。
こう書くと「順調にやってきた人」に見えるかもしれませんが...実態は全然違います。子どもの頃、まわりの大人からは「あなたは人の3倍やってようやく人並」と言われてきた凡人で、新卒で入った製薬会社を経て、フリーランスで挫折もした末に26歳で人材業界に飛び込み直した人間です。

要するに、凡人の側からキャリアを再起してきた人間です。

相談される側と、採用する側。両方の椅子に座ってきたからこそ、人が変わるきっかけの多くが、意志ではなく環境だったことに気づきました。

そんな僕が、2,000名以上の相談を通して「これは伝えておきたい」と思った話があります。

"普通"の基準が変わっただけで、年収が伸びた人の話

事例【1年で年収320万 → 600万】

25歳女性/居酒屋 接客スタッフ → 急成長ベンチャー企業 反響営業職

相談に来てくれた時点で、彼女は居酒屋で接客スタッフをしていました。年収は320万円。一緒に働く仲間も同じような年収帯で、昇給も年1〜2%が"普通"。「このままでいいのか」という違和感はありつつも、具体的に何を目指せばいいのか、自分でもよく分からない状態でした。

面談で見えてきたのは、彼女自身の能力や成果が低いわけではなく、"周りの当たり前"がそのまま彼女の目標水準になっていた、ということでした。年収500万~600万を目指すという発想自体が、それまでの環境の中には存在していなかったんですよね。

紹介したのは、急成長ベンチャー企業の反響型の営業職。オファー年収は400万で、決して大幅アップではありませんでした。ただ、そこは"年収600〜800万以上を目指す"のが当たり前に語られる環境。本人も「正直、金額よりもそっちの環境に惹かれました」と話していました。

入社後、彼女の中で変わったのは、能力そのものより先に、"目標にしていい水準"でした。半年で追加の商談対応を自分から手を挙げて引き受けにいき、入社1年後には年収600万まで上がりました。今は年収800万円を目標にしているそうです。本人いわく「前の職場にいたら、そもそも年収600万以上を目指そうとすら思わなかったと思う」とのことでした。

ここからが本題です

「人は環境の生き物」とはよく言ったもので、この事例からも分かる通り、人は"意志"より先に、"環境の基準"に引っ張られます

実は、これは感覚的な話ではなく、研究でも裏付けられています。ハーバード大学のニコラス・クリスタキスとカリフォルニア大学のジェームズ・ファウラーが、32年間・12,067人を追跡したフレーミングハム心臓研究のデータを分析したところ、友人が肥満になると自分自身も肥満になる確率が57%上昇するという結果が出ています。兄弟姉妹では40%、配偶者では37%です(New England Journal of Medicine、2007年)。

この研究がすべてを証明しているとは思っていません。ただ、2,000名以上のキャリア相談を通して見てきた感覚とも、驚くほど一致しています。

体型のような身体的な特徴でさえ、周囲の"当たり前"に引っ張られて伝染する。だとすれば、年収や仕事に対する行動基準が、周囲の"普通"に引っ張られるのは、むしろ自然なことだったりします。

人は、自分が思っている以上に"周囲の人間の当たり前"に影響される。

転職支援をしていて感じるのも、まさにこれです。人は意志で変わるというより、「その環境では何が普通か」に引っ張られる。年収800万を目指す人が周りにいない環境と、それが当たり前の環境では、行動基準そのものが変わります。能力差より、環境差の方が大きいことは、正直、思っている以上に多いです。

この本質が分かると、目指すべき姿を描くだけでは足りないことが見えてきます。大事なのは、その目標が"普通"とされる環境に、自分から身を置きにいくことです。

環境が変えるのは、たった3つの要素だけです。

  1. "普通"とされる成果・年収の基準値

  2. 当たり前とされる努力量・行動量

  3. 挑戦とリスクの捉え方

①"普通"とされる成果・年収の基準値

実は、多くの人が目標設定を「自分の意志の強さ」の問題だと捉えがちです。むしろ、目標の"天井"は、周りに"それを実際にやっている人"がいるかどうかで決まります。年収800万を目指す人が身近に一人でもいる環境と、いない環境では、そもそも思い浮かぶ選択肢の数そのものが違います。

②当たり前とされる努力量・行動量

実は、「頑張っているつもり」の基準も、環境によって大きく変わります。むしろ、周囲の行動量がそのまま自分の"これくらいで十分"のラインになるので、行動量の少ない環境にいると、本人も気づかないまま行動量が抑えられていきます。

③挑戦とリスクの捉え方

ただ、これは能力の話ではありません。むしろ、周囲が挑戦を"当たり前"としているか、安定を"当たり前"としているかで、同じ提案に対するリスクの感じ方そのものが変わります。安定志向の環境にいると、挑戦そのものが"リスクの高い特別なこと"に見えてしまうんですよね。

ここまでは「環境が何を変えるか」の話でした。

ただ、もう一つだけ。「今すぐ転職して環境を変えられるわけではない」という人も多いと思います。

その場合でも、できることはあります。所属する組織を変えなくても、普段接する人・情報源を意識的に変えるだけで、"普通"の基準は少しずつ動きます。年収や実績を出している人の発信に触れる、社外の勉強会やコミュニティに顔を出す。小さな環境の重なりでも、基準値は動いていきます。

大きく環境を変えるにしても、小さく触れる情報を変えるにしても、共通しているのは「意志の力に頼らない」という発想です。意志で頑張るより、環境の力を借りたほうが、結果的に早いし、続くんですよね。

ただ...どんな環境に身を置くべきかを、20代が一人で正確に見極めるのは、正直かなり難しいと思っています。

自分がいる環境が"当たり前"すぎて、それ自体を疑う視点を持つのは、内側にいるままでは難しいものです。しかも、環境を変える転職は、年収だけでなく人間関係や生活まで変わる、大きな決断でもあります。

しかも、これは学校でも教わらない領域です。だからこそ、20代の今この瞬間に、無料で相談できる場がもっと当たり前にあっていいと思っています。

なぜ無料でやっているのか

正直に書きます。この無料キャリア相談はセールスの場ではありません。

むしろ、ニトエルでの支援が最適でないケースなら、他社のエージェントや「今は動かない」という選択肢を推奨することも普通にあります。

無料でやっているのは、自分のためでもあるんです。事業責任者として時間を使う割合が増えるほど、現場のリアルから距離ができていく感覚があります。

20代の生々しい悩みに毎月触れ続けないと、僕自身の解像度がすぐに落ちる。これは支援の質にそのまま跳ね返るので、僕にとっても無視できない問題です。

もうひとつは、業界に対する課題意識です。20代が自分がいる環境を客観的に見る機会は、まだ十分に整っていません。それを少しでも変えたい気持ちがあります。

お金の代わりに「20代のリアルな現状」を共有してもらう。それが交換の中身だと思っています。

【毎月10名限定】45分の無料キャリア相談でやること

無料キャリア相談の45分で扱うのは、だいたいこの3つです。

❶ 今いる環境の"基準値"の棚卸し

今の職場や周囲の人間関係が、あなたの目標設定にどう影響しているかを一緒に整理します。無意識に"普通"だと思い込んでいる基準を、外側の視点で洗い出す作業です。

❷ 目指す姿から逆算した環境選び

年収や働き方の目標から逆算して、どんな環境(業界・企業・チーム)に身を置くべきかを整理します。「今の会社の中でできることか」「環境ごと変える必要があるか」もフラットに検討します。

❸ 次の一手の優先順位づけ

転職するか、今の環境の中で接する人や情報を変えるか。今のあなたにとって、リターンが大きい順番を一緒に決めます。

参加にあたって

事前準備はいりません。むしろ「なんとなくモヤモヤしている」状態のほうが、面談として深く入れます。

「まわりと比べて焦りがある」「今の環境が"普通"なのか分からなくなってきた」「目指す姿はあるけど、そこへの環境が見えない」、その粒度で十分大丈夫です。

形式:オンライン(Zoom)/45分

参加方法

【対象となる方】
20代で下記に当てはまる方はご相談ください

  • 今の環境が"普通"かどうか、判断がつかなくなっている方

  • 目指す姿はあるが、そのための環境が見えていない方

  • 年収や働き方の基準を、一度客観的に整理したい方

毎月10名限定(先着順)

【お申込み】 ご相談は、スムーズに日程調整できるよう下記にて承ります。


最後に

"あいつ久しぶりに会ったら別人みたいだったな"、そう感じた経験は、誰しも一度はあると思います。それは意志が強かったからではなく、置かれている環境の基準値が変わったからだったりします。

目指すべき姿を描くことは大事です。ただ同じくらい大事なのは、その姿が"普通"とされる環境に、自分から身を置きにいくことなんですよね。

20代のこの数年は、その後の20年を決める大事な時期。環境を変える決断は、早いほど効いてきます。

迷っている時間は、本当にもったいないです。少しでも気になった方は、今すぐにご相談くださいね。

またここまで読んでいただき、少しでも有益だなと思ってくれた方がいらっしゃいましたら、記事への「スキ」や拡散にご協力いただけますととても嬉しいですし、励みになります!

最後まで読んでいただきありがとうございました!


過去の記事も掲載しておきますのでぜひ併せてご覧ください。

▼ 実際に僕が担当させていただき、内定が出た相談者さまのインタビューは、こちらの記事をご覧ください。

▼ 転職サポートへの思いと大事にしていることは、ぜひこちらの記事をご覧ください。

▼これから面接を控えている方に知っておいてほしい「採用企業側が面接で見ている投資視点」、ぜひこちらの記事をご覧ください。


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