2026年の地平線 EVT適応はどこまで広がるか
第1部で、2015年の地平線を見ました。
ASPECTS ≥6、6時間以内、NIHSS ≥6、pre-mRS 0-1。狭い適応の中で、5つのRCTがEVT(機械的血栓回収療法)を標準治療として確立しました。
10年後の2026年、地平線は完全に変わっています。
ASPECTS下限の事実上の撤廃、24時間以内(一部試験)、NIHSS下限緩和、pre-mRS 2まで。LVO(主幹動脈閉塞)を引いて「やらない理由を探す」時代に入りました。
ではこの先、どこへ向かうのか。シリーズの最後に、再開通時代の現在地と、まだ埋まらない領域、そして次の10年の地平線を描きます。
2026年の地平線——確立された領域の総括
現時点で確立されているEVT適応を、代表的試験と共に整理します。

これが2026年の地平線です。「やる症例」の境界線は10年で大きく外側に押し出されました。
ただし、まだ埋まっていない領域があります。次の10年で何が確立されるか。8つの未解明領域を見ていきます。
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