「国宝」から感じた矛盾と新たな挑戦、G検定についてのご報告
こんにちは。
私は10年以上、イベント業界でフリーランスとして活動している、どんちゃんと申します。
今日は大切なお知らせと、今後の挑戦についてお話させてください。
日本舞踊という世界と、私の原点
現在、私は「日本舞踊」という日本古来の伝統芸能に関わっています。
「伝統芸能」と聞くと、
敷居が高くて、年配の方向けの世界…
というイメージを持たれる方が多いと思いますが、まさにその通りです(笑)。
そんな中、最近大ヒットしている映画『国宝』を観て、強く感じたことがあります。
そして今、日本の伝統芸能が抱える問題点についても、少し触れさせていただきたいと思います。
伝統芸能って、どこか「不透明」で「入りづらい」
どうやって始めたらいいの?
どの流派がどんな特徴を持っているの?
習うにはいくらかかるの?
そもそも世襲制なんじゃないの?
歌舞伎と日本舞踊ってどう違うの?
そんな疑問が次々に浮かんできますよね。
歌舞伎と日本舞踊の違い、ざっくり解説
『国宝』で扱われているのは歌舞伎です。
一方で、私が関わっているのは日本舞踊。
簡単に言うと、
歌舞伎:観客を楽しませるための総合エンタメ。物語、セリフ、演技、音楽、踊りが融合しています。
日本舞踊:踊りによって感情や情景を表現する芸術。一曲一曲にテーマがあり、季節や心の移ろいを“舞”で語ります。
そして、日本舞踊のルーツは歌舞伎舞踊(所作事)にあります。
そこから各「流派(◯◯流)」が生まれ、現在の日本舞踊が形成されていきました。
つまり、「日本舞踊」は歌舞伎の踊りの部分だけを抽出し、磨き上げてきた芸術なんです。
映画『国宝』を観て思ったこと
SNSでも大きな話題となっているこの作品。
私も劇場で拝見しましたが、本当に素晴らしい映画でした。
主演の吉沢亮さんが1年半もの稽古を積んで挑んだという報道もあり、
古典に特化した演技・舞ともに圧巻でした。
もう一度観に行こうか悩むほどで、日本舞踊界隈でも「感動した」と絶賛の声が上がっています。
まだ観ていない方、ぜひおすすめです。
そして、ここからが本題です。
こんなにも反響がある反面、日本の伝統芸能は衰退の一途を辿っています。
国が多くの助成金を設けているのが何よりの証拠とも言えるでしょう。
一方で、歴史ある流派の観客数は年々減少し、演者の高齢化も進んでいます。
若い世代の参入もありますが、残り続けるのはごくわずか。
このままだと、価値ある文化がひっそりと消えてしまう未来も見えてしまいます。
私がこの世界に入ったきっかけ
イベント業界に身を置いていた私に、ある日、
とある日本舞踊の家元からお声がけをいただきました。
そこから約7年。
今もそのご縁の中で、日本舞踊の舞台づくりや運営に携わらせていただいています。
私が関わっている流派は、伝統を大切にしながらも、外の声に耳を傾け、少しずつ未来を見据えて進もうとしている場所です。
だからこそ、私のような“業界外”の人間にもチャンスをくださったのだと思っています。
ただ、業界全体を見渡すと、やはり感じることもあります…
「閉ざされた世界」という実感
プライドが高くなりすぎてしまっている
外の意見をなかなか受け入れにくい
「うちはうち、よそはよそ」という考え方が根強く残っている
表面的には柔らかくても、実は線引きがすごくはっきりしている。
そんな空気感を感じることもあります。
現場で感じた「もったいなさ」
例えば…
他流派の話題を出すと、空気がピリつく
踊りについて意見を言うと、「素人が何を…」と見られる
少し習っただけでも「家元」を名乗れてしまうような、肩書きの曖昧さ
もちろん、すべての流派がそうというわけではありません。
私が関わっている流派は、むしろそういった問題点を認識し、改善を模索している側です。
だからこそ私は、この場所で続けてこられたのだと思います。
でも現実として、“伝統芸能=よくわからない、近づきづらい”という印象を生んでしまっているのは、こうした業界全体の空気も一因なのではないかと感じています。
それでも、伝統ある流派の舞踊は本当に素晴らしい。
私は、新興流派を否定したいわけではありません。
でも、長く続いてきた流派には確かな芸と想いが継承されているのです。
だからこそ、そうした流派がもっと広く知られ、支持される世の中にしたい。
その想いが、今の活動の原動力です。
日本舞踊は変化しています
「よくわからない唄で、リズムも読めなくて眠くなる」
そう思っている方も多いかもしれません。
でも今は、新舞踊というジャンルも広がっていて、
J-POP
アニメ主題歌
フィギュアスケートの名曲
など、身近な楽曲で舞われる演目も増えています。
演出も凝っていて、早替えや舞台照明など見どころ満載。
エンタメとしての面白さも、しっかり進化しています。
私の挑戦と展望
私の当面の目標は、
少額の助成金を申請・獲得すること
複数回の公演を経て実績を積み、申請規模を拡大
最終的には海外公演を実現すること
海外で名取(=芸名取得者)を育てること
を掲げています。
※「名取」とは、一定の技量に達した弟子に与えられる芸名のこと。
これを取得するには厳しい稽古と試験を経なければなりません。
なお、流派名を現時点で明かしていないのは、まだ代表者の一人から
正式な了承をいただいていないためです。
承諾を得られ次第、改めて公表させていただきます。
G検定について、正直なご報告
以前から挑戦を宣言していたG検定についてもご報告があります。
本来は、直近の試験に挑戦予定でしたが、
スケジュール確認の甘さから、外せない案件と日程が重なってしまいました。
完全に私のミスです。申し訳ありません。
ただ、これは諦めたわけではありません。
「やめないこと」を軸に目標を見直し、
11月7〜8日の次回試験には必ず挑戦し、合格を目指します。
今後の発信について
このnoteでは、今後も
イベント業界の裏話
G検定の勉強進捗
助成金獲得に向けたリアルな活動記録
日本舞踊という世界の内側
新規事業の企画立ち上げの裏側
などを、等身大の言葉で発信していきます。
誰かの参考になったり、共感のきっかけになったり、
小さな勇気になったりしたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。
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