『 儚い空の彼方へ 』
人は、
いつから 『 強くならなければ 』 と思うようになったのでしょう。
『 泣いてはいけない 』
『 弱音を吐いてはいけない 』
『 迷惑をかけてはいけない 』
そんなふうに、自分の心を閉じ込めながら、今日まで歩いてきた人が、この世界にはたくさんいます。
本当は、誰かに『 苦しかったね 』と言ってほしかっただけなのに。
誰かに、『 そのままでもいい 』と、認めてほしかっただけなのに。
だけど現実は、頑張る人ほど、笑っている人ほど、
『 大丈夫な人 』だと思われてしまいます。
だから人は、夜になると、ひとり静かに空を見上げるのかもしれません。

私は思います。
人生とは、『 何を持っているか 』ではなく『 何を乗り越えてきたか 』で、人の深みが決まるのだと思います。
私から言わせて頂くと、苦しみを知らない優しさは、どこか薄っぺらいです。
孤独を知らない言葉は、どこか軽いです。
だから、傷ついてきた人ほど、本当は誰かを救えます。
ボロボロになりながら、それでも今日を生きてきた人にしか、見えない景色があります。
私は64年間生きてきて、それを何度も見てきました。
『 人は、幸せだから笑うのではない 』
苦しみの中でも、小さな希望を見つけた時、初めて笑えるのだと思います。
そして、人は変われます。
実際に、命が亡くなるようなことをした私だから分かります。
過去がどれだけ暗くても、何度失敗しても、何歳からでも、人は変われます。
だが、変わるには痛みが必要です。
楽な道ばかりを選べば、確かに傷つかないかもしれません。
しかし、心は少しずつ弱くなっていきます。
逆に、苦しみから逃げず、歯を食いしばり、一歩でも前に進もうとした人間は、静かに強くなります。
その強さは、誰かを見下すためではなく、『 もう一度、生きてみよう 』と、自分自身に言うための強さになります。

私は昔、幸せとは、『 何も悩みがない状態 』だと思っていました。
でも違いました。
幸せとは、傷が消えることではなく、傷を抱えながらでも、誰かを愛そうとすること。
また明日を信じようとすることを知りました。
その姿そのものが、幸せなのだと思います。
空を見ていると、雲は同じ形をしていません。
人生も同じで、順風満帆な人なんて、本当はいません。
誰にも言えない孤独を抱え、誰にも見せない涙を流し、それでも人は、笑いながら生きています。
だから私は、不器用に生きる人が好きなんです。
『 上手く笑えない人 』
『 言葉に詰まる人 』
『 人知れず努力している人 』
そういう人間の方が、ずっと美しいと思います。
哲学者ニーチェは、『 深く傷ついた者だけが、高く飛べる 』という意味の言葉を残しました。
私は、本当にその通りだと思います。
人は、落ちた分だけ、人の痛みが分かり、涙を知った分だけ、優しくなれます。
だから、もし今、人生に疲れている人がいるなら、
どうか覚えていて欲しいと思います。
あなたが流した涙は、無駄じゃありません。
その涙は、いつか誰かを救います。

人は最後、肩書きでも、お金でもなく、『 真実 』『 どう生きたか 』だけが残ります。
誰かに勝ったことより、誰かを支えた記憶の方が、
ずっと尊いものです。
私は、儚い空を見るたびに思います。
人生は、永遠じゃなく、だからこそ、愛おしいと。
明日が来る保証なんて、どこにもありません。
だから今日、誰かに優しくできたなら、それだけで、生きた意味はあるのかもしれないのです。
そして、もし今、あなたが孤独の中にいるなら、空を見上げてください。
同じ空の下で、誰かが、あなたの幸せを願っています。


『 コントロール 』
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人生の真理と最期の言葉
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『 第2部 』『 クリエイターさまの記事 』
① 井口さん
② ぱっちーさん
③ 星野さん
④ あやかさん
⑤ たろまる
⑥ さやかさん
⑦ メンタルツヨシさん
⑧ エレナさん








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