『岸田前首相に謝罪を求める』田中富弘会長インタビュー記事-Hanada は相変わらず、正論も未だに、旧統一教会および友好団体・関連団体を擁護
岸田首相の関係断絶宣言がすべての始まりです。ここが原点となって十万人の信徒たちが被害を受ける動きが始まっています。すべてがこじれ、崩れ始めている。十万人に及ぶ信徒たちに影響を与えた岸田氏の責任は重大です。まず岸田氏に謝罪を求めたいと思っています。今日の事態は必ず歴史に残ります。その責任は岸田氏の重荷となっていくでしょう。被害を受けていく者たちの事実に、ちゃんと向き合ってほしい。そう思います。
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)会長・田中富広
月刊正論 2025年6月号
大統領選挙と並行して捜査が続くユン・キムゲート事件の方が(旧統一教会に対する解散命令より)半世紀以上に渡る課題の解決に資する見込みがあるため、記事にするのを忘れていた月刊正論6月号について(備忘録として)書き留めます。
解散命令請求に対する東京地方裁判所の判断が示された後、頭に「いわば」とつけて表現を和らげてはいましたが、産経新聞が社説(主張)に『いわば、教団のルーツは反日団体である。』と記したので、以前の記事で
「産経新聞とは編集方針が多少異なる月刊正論に解散命令に反対する記事が掲載される可能性はあるものの、現時点で旧統一教会を支持するマスメディアは月刊 Hanada しか残されていないかもしれません。」と書きましたが、想定・懸念していた通り、月刊正論6月号に解散命令に反対する記事が掲載されました。やはり、月刊正論の編集方針は産経新聞とは大きく異なるようです。

尚、(おそらく雑誌の販売促進目的で)田中富広日本教会長のインタビュー記事は「岸田文雄に謝罪を求む」と(岸田文雄前首相を清平へ呼びつけるよう発言した際の韓鶴子総裁と同様に)敬称なし・呼び捨てのタイトルで月刊正論6月号の表紙(下方)に載っています。

解散命令を受けた旧統一教会の田中富広会長、独占インタビュー「岸田前首相に謝罪を求める」 あす発売の正論6月号 https://t.co/hBVPw6RHAa
— 雑誌「正論」公式アカウント (@zasshiseiron) April 30, 2025
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月刊正論
2025年6月号
あの自民党議員は、保守かリベラルか
徹底調査 夫婦別姓問題匿名研究会
次の総理は誰だ? 萩生田光一×小林鷹之(聞き手・平井文夫)
《特集 旧統一教会 解散命令の是非》
岸田前首相に謝罪を求める 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)会長・田中富広(聞き手・加藤文宏)
もっと早く解散させておけば… 滝本太郎
国際法から見た信教の自由の侵害 P・デュバル
お立場上、田中富弘氏は外部に対しては建前しか発信されません。伝え聞くような(以前にリークされたような)本音で話していただければ、様々な謎が解明されるのではないかと思いますが
(前略)
まぁ、私は、我が実家に行けばですね、お壺も何個もありますし、多宝塔は2個もありますし。もうなんか、もうとにかくね、あの、霊感商法商品だらけです、我が家は。(笑)私は持ってないけども、我が家はもうそういう世界ですよね。で、本当にうちの母親は、ね、もう感謝して、そこのお水も下げ、もう、今でも本当に信仰を持ってますよ。そういうことで救われた人たちの実感は、これは否定できないんですね。
(後略)
本音ではなく建前ばかり発信された当該インタビュー記事の内容に目新しい点はありません。
また、歴代日本教会長の中では若手でいらっしゃる(昭和31年生)とはいえ、半世紀以上に渡って繰り返し(左派からも、賢明な右派からも)反日であると指摘され続けていることをご存知ないのか、知らないふりをされているのか、旧統一教会は反日ではないといつものように抗弁されています。

特集 旧統一教会 解散命令の是非
聞き手 ジャーナリスト 加藤文宏(かとう・ふみひろ)
昭和39生まれ。広告代理店、広告制作会社勤務を経て独立。
世界平和統一家庭連合
会長・田中富弘インタビュー
岸田前首相に謝罪を求める
三月― ―十五日、東京地裁が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に宗教法人法に基づく解散を命じる決定を行った。教団の田中富広会長に地裁決定への見解を質し、教団の現状や教団を取り巻く社会の不信感への所見などを聞いた。
(中略)
加藤
家庭連合は反日宗教と呼ばれています。韓国へ資金を流すパイプとも言われています。
田中
反日という言葉が出てきたことには衝撃を受けました。日本のためにやっているのに反日団体とはひどすぎます。
おそらく日本全国の十万人の信徒の誰に聞いても、この教団を反日と思っている人はいないでしょう。教会から反日教育を受けた人も一人もいないと思います。教団の実態は明らかに反日ではなく、いやむしろ愛国です。文鮮明先生の教えの中にも、国を愛せない者は世界を愛せないとはっきりあります。国を愛することを通してしか世界のリーダーは育たない。これが我々の基本です。
韓国とのつながりは韓鶴子総裁との関係と理解する方がいいと思います。つまり私たちにとって韓鶴子総裁、文鮮明総裁は救世主ですから、この宗教的霊的指導者が韓国におられ、指導を受け私たちは信仰心を育てつつ生きている。ところが例えばお金の流れ、献金の流れとなるとこれが誤解を受けてしまう。日本が海外に資金を送るのは海外にいる宣教を支える宣教支援金です。宣教支援金として送る場合、世界本部のある韓国を経由して世界に行きます。一九七七年から二00九年まで世界本部はアメリカにあり、この期間は基本的にアメリカに送金されていました。世界本部に送っているのであって、韓国だから送っているのではありません。ここは歪められて報道されているので、ぜひ理解してほしい点です。
加藤
家庭連合は日本の宗教法人として独立性を貰けるのですか。
田中
例えば韓国に今、天苑宮を建設しました。このくらいお金が必要と全世界に応援を呼びかけます。「日本はこのくらい出してほしい」となったら、日本の役員会で検討して、日本にある予算からどのくらいできるか考えて決めています。
加藤
韓国との関係についてワイドショーなどでは「日本の教団は何も決定権がない」という説明を聞きます。
田中
ローマ法王の発言を聞いた全世界のカトリックの信徒たちが「頑張ろう」と思うように、韓鶴子総裁の発言を聞いて頑張ろうと思う気持ちはあります。ですが、日本にお金がこれだけあるからこれだけよこせ、といった話では決してありません。高額なお金を送金する場合は役員会で決めますし、議事録も残して行われます。言いなりではありません。
加藤
ー最後に述べておきたいことがあれば、お願いします。
田中
私たちの教団は加害者ではありません。あくまでも被害者という視点で私たちは情報を発信しています。岸田首相の関係断絶宣言がすべての始まりです。ここが原点となって十万人の信徒たちが被害を受ける動きが始まっています。すべてがこじれ、崩れ始めている。十万人に及ぶ信徒たちに影響を与えた岸田氏の責任は重大です。まず岸田氏に謝罪を求めたいと思っています。今日の事態は必ず歴史に残ります。その責任は岸田氏の重荷となっていくでしょう。被害を受けていく者たちの事実に、ちゃんと向き合ってほしい。そう思います。
田中富弘(たなか・とみひろ)
昭和三十一年北海道出身。北海学園大学工学部建築学科卒業。世界平和統一家庭連合の第十四代会長。(現在空席の神日本大陸会長(日本駐在の最高責任者)ではなく日本教会長。)
(インタビュー記事の中で、信徒数は10万人であると繰り返し発言されていますが、勅使河原秀行・総務局長が別の場所で9万人に減ったと明言していらっしゃいます。)
日本国内の信者、営利事業を営む関係会社、第三者(霊感商法の被害者)等からかき集めたお金は教祖夫妻がアメリカに拠点を置いていた間はアメリカへ、韓国に拠点を置いている間は韓国へ電信送金あるいは(礼拝や研修のついでに)持参されてきましたが

年間 4万円 × 1万人 = 年間 4億円
年間 40万円 × 10万人 = 年間 400億円
世界全体で20万人に満たない信徒の過半数が日本で暮らしているにも関わらず、最晩年に文鮮明総裁が韓鶴子総裁他を伴って竹島(独島)へ上陸した時点で、旧統一教会および友好団体・関連団体と絶縁しなかった右派の政治家や論客はかなり間が抜けていたかもしれません。
ご興味があれば、最寄りの図書館や(月刊 Hanada よりは安価な)印刷版や電子書籍版で当該記事に目を通してみては如何でしょう。
尚、パトリシア・デュヴァル女史が月刊正論(2025年6月号)に寄稿した記事『国際法から見た信教の自由の侵害』の内容は
女史がこれまで Bitter Winter に掲載してきた記事の内容と大差ありません。
『まず、権力者や強力な組織を見つけだして、彼等の計画や政策の内容を探り、献身的に尽くす。そのうちに、我々を最も重要な仲間だと認めるようになるだろう。そうなったら、しめたもの。そこから先は、我々が彼等を支配できるようになるのだ。』
"We will find some powerful man or some powerful organization, and we will find out what their agenda is, and we will attend them and serve them, and eventually they will come to recognize in us their greatest ally, and at that point we then begin to be able to dictate them."
HJグローバルニュース (2020年 1月 11日)
天一国 7年 天暦 12月17日(陽2020.1.11)
(中略)
– 天地人真の父母様主管HJ天苑特別修錬会JTGY2020ワークショップ
天一国7年 天暦12月9日(陽2020.1.3)天正宮博物館
祝勝会に先立ち、天暦12月9日、真の父母様は、2020日本トップガンユース・ワークショップに参加した、神日本1地区の1200名の青年達を招待し、特別集会を主管してくださいました。
万雷の歓声と拍手で、真の父母様を迎えた、神日本1地区の青年学生達は、去る1年間の活動を報告しました。
報告 イム・ドンソン1地区成和部長、YSP事務局長
イム・ドンソン1地区成和部長は、報告を通して、真の父母様と一つとなり、積極的に伝道活動を行い、370名から1016名に増えた1地区の奇跡を伝え、
証 篠崎瑞奈 西東京杉並教区
西東京杉並教区・篠崎瑞奈 青年宣教師は、海外宣教活動を通して、真の父母様の心情を相続し、多くの霊の子女を復帰していることを証しし、より一生懸命活動することを決意しました。
その後、健康で明るいエネルギーを伝えるために、文化公演を繰り広げた青年学生達は、この場を通して、真の父母様に胸熱き孝情を奉献しました。
真の父母様は、彼らの活動と孝情を激励され、温かい愛のみ言をくださいました。
真のお母様のみ言
きょう、皆さんに会って、私は10年は若返った気がします。そして、皆さんがいて、皆さんが決心して、私と一つとなって、天一国安着のために、国を越えて、世界に環境圏を作ろうと決心したその意思が、私はとてもありがたいです。創造主・天の父母様の、堕落した人類を探し求める歩みは、6000年という長く長い歳月でした。今や摂理の完成を出発してから、7年、天一国です。天の前にはとても不足ですが、それでも人類歴史において、摂理歴史において初めて存在する天一国です。今日の堕落した世界は、とても多く増えました。今や77億人類です。このかわいそうな77億の人類を思えば、今私たちの数ではとても不足しています。今日の世界を見る時、善なる人々の念願は、いかにすれば、戦争と葛藤のない平和の世界となれるのか、多くの精誠も捧げ祈祷もし、その道に進んで行けるよう努力をしています。しかし希望が見えないのです。この韓国と一番近いという日本を見てみても、韓日関係が芳しくありませんね。ですから、皆さんがこのような状況を良くしようと、今回来て、努力したことが、この国の為政者たちに影響を与えるようになりました。ご苦労でした。ですから、皆さんこそがこの時代に天一国安着のための偉大な孝情郎であり、独り娘・真の母の息子・娘です。言い換えれば、皆さんがこの時代の義人です。この時代の天の愛する孝子・孝女・忠臣です。そのような意味で、今日の皆さんの数をもってしてはだめです。10倍にして下さい。日本の1地区がそのような力があるので、2地区、3地区、5地区まで、皆さんの姿に似て、そのようになるなら、日本の国家の復帰が成されるでしょうか。成されないでしょうか。そのようにするでしょう。皆さんを信じます。愛しています。
真の父母様の人類のための深い心情を相続した、神日本1地区の青年達は2020天一国安着の勝利を決意しました。
日韓青年と日本統治時代被害者達との出会い
天一国7年天暦12月8日(陽2019.1.2)白凡記念館
これに先立ち、天暦12月4日から韓国で活動を開始した神日本の青年達は、慰安婦被害者達を慰安訪問し、日本と韓国が共に夢見ることができるように、「日本青年学生ソウル平和宣言」を発表し、過去の歴史を直視し、これから二度と北東アジアで同じ悲劇が繰り返されないようにするため、平和な東北アジア構築のための活動の意志を伝えました。
政治界からも外交部長官、国会議員が祝賀メッセージを送り、歓迎の意志を伝えました。
また、西大門刑務所歴史館を訪問して献花し、駐韓日本大使館と大統領官邸噴水前で日韓の民間交流を促す記者会見を行うなど、多様な活動を展開することで、韓国社会からも注目が集まり、メディアも関心を示し、何度も報道がなされました。
(後略)

付記
救世主でいらっしゃる文鮮明教祖と神の独り娘でいらっしゃる韓鶴子総裁(独生女、ホーリーマザーハン)を筆頭に、旧統一教会の関係者の発言をそのまま受け取ると、Hanada や正論に記事を寄せる(これまで立派な業績をあげてこられた)方々のような論調になるようです。
当時の関係者は既に多くが鬼籍に入られましたが、可能であれば、安倍晋三元首相銃撃事件以降の報道の分析に先立って、1992年の狂騒について検証する必要があるかもしれません。

