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【ダイエット】糖質制限するだけでは体脂肪が燃えない場合がある?

皆さんは「食べなければ痩せるはずなのにちっとも痩せない!」「糖質制限すれば常に脂肪が燃えるって聞いたのに全然痩せない!」と思ったことがないですか?

じつは太るとか痩せるっていうのは単純にカロリー計算通りにはいかないようなのです。

たとえ糖質を制限しても高インスリン状態(血液中のインスリンが多すぎる状態…それが注射であっても、自分の身体から分泌されたものであっても)だと脂肪は燃えにくくなります。

上のnoteでまいちさんが書いてらっしゃるように、空腹状態でインスリンの濃度が下がると脂肪細胞の中性脂肪が分解されて脂肪酸とグリセロールになります。

この脂肪酸はケトン体となり、グリセロールは糖新生の材料となります。体脂肪がどんどんエネルギーとして使われるわけです。

下の漫画は2019年に描いたものですが、ロクに運動もしないで糖の在庫がいっぱいの状態では脂肪が増えるばかりでどうしようもないのです💦

2019年9月21日のブログ記事より

「とにかく食べる量を減らして運動もすればどんどん体脂肪が減るんだろう!?」と思うじゃないですか。

ところが、インスリン抵抗性が強い方(2型糖尿病や肥満の1型糖尿病患者さんなど)の場合、インスリンが効きにくいのです。

インスリンが効きにくいので、量で補おうと健康な方の何倍も血液中のインスリン濃度が高まっている場合があります。1型さんの場合は注射量が多くなっています。

常にインスリンが多すぎると、ちょっと空腹だったり運動した程度ではなかなか体脂肪が燃えやすい状態にならず、これが「糖尿病で痩せなきゃいけないのに痩せにくい」患者が存在する理由の一つです。

こういう例は拙著『糖質オフっCIAO!』第7話(単行本第2巻に収録)にも描きましたので、もしよろしければ。

故・バーンスタイン医師いわく「彼らの大量のインスリンは血糖値を下げるには不十分だが、体脂肪を蓄えさせるには十分である」!!

まったく糖尿病のケのない健康な方のダイエットと違って、インスリン抵抗性がある糖尿病患者の場合はまず「インスリン抵抗性を減らす」ことからはじめなければいけません。

糖質制限だけでそれが達成できない場合、安全に行える身体の状態であることを前提にファスティングを試してみてもいいのではないでしょうか。

「ダイエットには血糖値のコントロールが大事」と最近言われるようになりましたが、血糖値と言うよりインスリンのコントロールが大事なんじゃないかと思います。

ファスティングが難しい場合でも、主治医に「インスリン値を下げたいんだけど」と相談してみると良いアドバイスがもらえるかもしれません。

インスリンはとても重要なホルモンですが、常に血液中のインスリン濃度が高すぎることはいろいろと良くないので💦

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