【Day4】契約終了を言い渡された派遣社員、最終出勤日までの省エネ勤務録
やあ、いらっしゃい(´・ω・`)
ここは100日後に潰れるバーボンハウス。
マスターは都内住みアラサー女のワセジョちゃん。
今日は店を開いて4日目の夜。
この店が本当に100日で潰れるか、ぜひその目でたしかめてほしい。
* * *
みんなの職場は、社員同士の仲、いい?
こっちはね、ギスギスしてるよ。
それを感じ取れるほど私はこの会社のこと知らないけど、なんかそうらしい。
そんな場所で、推定無職は今日も出勤してます。
* * *
契約終了の連絡をもらっても、すぐに勤務が終わるわけじゃない。
派遣ってそういうもんだよね。
前日の夜はやっぱり憂鬱になるけど、朝起きて支度さえ始めちゃえば、意外と動ける。
職場でも過剰なエネルギーを使わないように気をつけてる。
今は省エネモード。
(※契約終了の経緯はこちら👇)
* * *
元々、社員が抱えてた高難度業務を引き継がされてたんだよね。
「泣き言言わず、早く覚えて、一人で回せるようになろう」って思ってたし、必要以上に周囲の手を煩わせないよう、最初は黙々と自力で覚えるつもりだった。
経験上、それが最速で一人立ちできるとわかってたから。
でも、契約が終わると決まった今となっては、もうそこまで頑張る理由もなくなった。
2週間もすれば、この会社の書式も業務フローも必要なくなる。
そう思ったら、習得のモチベーションもなくなった。
ま、人間ってそういうもんだよね。
だから今は、聞けることは遠慮なく聞いてる。
1分間メモを探して見つからなければ、もうその時点で質問。
聞ける人がいなかったら、何が終わらなかったかをチャットに残して退勤。
OJT担当はもう会社を去った。
つまり、今の私は誰の責任下にもいない。
社員に質問しても、答えてもらえるとは限らない。
残り日数も少ないのに質問ばかりして、きっと面倒な派遣だと思われてるだろう。
最初は「同じチームとして一緒に頑張ろう」って気持ちがあったから、できるだけ手間をかけないようにって思ってた。
でももう、その関係性じゃなくなった。
ただの通りすがりに戻った、そんな感じ。
雑談にも参加しなくなった。
スマイル0円もやめて、無駄な笑顔も引っ込めた。
今は必要なときにだけ質問して、あとは黙々と静かに作業してる。
輪に入ろうとしないってすごく楽だ。
* * *
そんな中、この職場には私より1年先に入ってる先輩派遣さんがいた。
仮にKさんと呼ぼう。
Kさんは、私がもうすぐいなくなることをすでに知っているみたいだったから、お昼に誘ってみた。
Kさんは残念そうに、「聞きました。ワセジョさん、契約満了ですってね……」と言った。
Kさんや部署の社員さんは、私の出勤初日から「短期離職が続いてるから、今度こそ定着してほしい」と言っていた。
少しだけど、一緒に業務してみたからわかる。今の人数では回らないんだろう。
Kさん「辞められる理由、聞いてもいいですか?」
私「私の力不足だったみたいで、先方から申し出があったんです」
Kさんは、私が一方的に契約を切られたことは知らないみたいだった。
Kさん「ここで働いてて、違和感を感じることとかありました?」
私「違和感というより、『この会社はこういうやり方なんだな』って思った程度なんですけど。最初から結構丸投げだな、とは感じました。よく言えば最初から一人前扱いすぎるというか……。初日の諸々のセットアップの時点で、バックれる人はバックれるだろうなと思いました😞」
もう辞めるので、思ったことをそのまま口にした。嫌味にならないように、さっぱりとした口調で。
Kさんも会社にいろいろと思うところがあったらしく、「ワセジョさんから聞いたことは黙っておくので、私から聞いた話も聞かなかったことにしてください」と前置きして、ぽつぽつと会社の内情を聞かせてくれた。
……それを聞いて、なんとなく、私のフォロー体制が「あんな感じ」だったことや、「OJT態勢が整っていない」と言われた理由がわかった気がした。
その詳細はまた、契約が終わって落ち着いてからゆっくり書こうと思う。
でも、会社の内情がわかったところで、こういう話は派遣会社には伝わらない。
私から伝えたところで、たぶん記録にも残してくれない。
ただ私という在庫に「初月切り2回の地雷人材」ってタグをつけられて、書類の通過率が下がるだけだ。
Kさん「この会社、実は社員同士めちゃくちゃ仲悪いんですよ」
私「え。無関心じゃなくて、仲悪いんですか?」
Kさん「うん。特に女性同士が酷いです」
詳しく聞いたら、「ああ、だからあのときあんなことが……」と納得できる場面を思い出した。
私は、過去に一番長く働いた職場が、社員同士の仲が良い会社だった。
結束が強すぎてちょっと引くくらいだったけど、それでも仲良くなれた人もいたし、そういう空気だからこそ続けられたんだと思う。
Kさんが最後にこう言ってくれた。
「こんな会社と縁がなくてよかったって、前向きに考えてくださいね」
まあ、それはその通りなんだけど、でも派遣としてのキャリアに「不良在庫」という評価がついてしまったのは、やっぱりかなり痛い。
すでに書類が通過しなくなるっていう実害も出てるし……。
* * *
でも、Kさんとはもう一度、ランチに行く予定。
それだけで私の出勤も少しマシになる。
実は、前の職場(最初に初月切りを食らったところ)でも、契約終了が決まったあとに他の派遣さんとランチに行って気が楽になったことがあった。
「この人には嫌われてない」って思えると、だいぶ気分がマシになるんだよね。
いや、嫌われてないか、まではわからないかもしれないけど。
でも、ランチタイムの一瞬を楽しく過ごせれば、私はそれで十分かな。
Kさんは、私が入って1週間ぐらいのときに「ワセジョさんっていつも明るくて素敵ですね」って言ってくれた。
それがすごく嬉しかった。
なのに今は無表情で出勤しててごめんw
今日が最後の出勤じゃないけど、今日も淡々と、そして省エネで。
「あなたたちのことは別に嫌いじゃないけど、もうここに心はない」って顔してる。
そんな本日の推定無職でした。
* * *
Kさんとのランチの翌日の出来事👇
Kさんとの2度目のランチ👇
私が期待されていた理不尽な業務の実態👇
* * *
このnoteは、何者にもなれなかった30代のワセジョちゃんが「死んでないけど積極的に生きてもいない日々」を100日分、潰れそうなバーの片隅で語るだけのやつです。
スキ、フォロー、コメント、チップなどお待ちしてます🍸
いいなと思ったら応援しよう!
今日もワセジョちゃんが社会の片隅で一杯啜るために、 お気持ち一杯分いただけると励みになります🫖