見出し画像

デグーお迎えロードマップ|デグーを飼うと決めたなら


「 かわいい 」
ただ、それだけじゃ飼えない…。
──だから、一緒に学びましょう。


「デグーを飼いたい」 でも、実のところ何から勉強したらいいのかわからない…。

そんな初心者さんのために、デグーを飼うと決めてから実際のお迎え当日までにやるべき【10ステップ】について、私の経験を元にわかりやすく解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。




◇ はじめに──

デグーをお迎えする前に、まず先にやっておくべき
大切な準備がいくつもあります。

「ケージと餌さえあれば大丈夫」と思いがちですが、生態の理解はもちろん、病院探しや飼育環境、性別や性格といった個体差など、見落としやすいポイントも多いです。

この記事では、初心者さんが安心してデグーを迎えられるよう、お迎え当日までにやるべきことを順序を整理し、分かりやすくステップ形式でお話していきます。

これからお迎えにチャレンジする方の参考になるよう、デグーお迎えロードマップとして、ぜひご利用ください。それでは一緒に勉強していきましょう。



1、 自身の気持ちを確かめる


- 本当に飼う覚悟はあるのか -

とても大切なことなので最初に言います。
まず確認するのは、命を迎えることに対しての
あなたの覚悟です。

「淋しいから、ただ癒されたい。」 

残念ながら、その気持ちだけでデグーを飼うということはおすすめできません。

生き物を飼うには、まず勉強は不可欠です。


・命を迎え、最後まで責任を持つ覚悟はあるか
・そのために勉強をする覚悟はあるか
・理想と現実の違いを受け入れる覚悟はあるか


堅苦しいですが、とても大事なことです。
デグーは感情豊かで懐く小動物として知られるようになってきました。抱っこしたり、芸をしたり、マッサージされてうっとりしている姿に癒される。
そんな愛らしいペットであることは事実です。

デグーの知能は高い──。
それは、良い方向にも悪い方向にも向かうという
こと。知らずに嫌がることを続けていれば取り返しがつかない程に嫌われてしまうこともあります。

また、個体によっては信頼を得るまでに時間が掛かることも珍しくありません。だからこそ "準備と勉強" が不可欠なんですよね。

──でも、安心してください。

この記事を最後まで真剣に読める、そんなアナタであればきっと大丈夫です。



2、 生活環境に問題はないか


- ライフスタイルの確認 -

デグーは犬や猫とは違った生活リズム・習性を持つ動物です。金銭面、毎日のお世話、定期的な掃除、温湿度管理など 「日常的な管理」 が必要になってきます。

旅行・帰省・出張など、家を空ける機会が多い場合、友人や家族など回りに頼れる人はいるか。

また、"チモシーアレルギー" も盲点の一つです。
家族を含め、アレルギーは大丈夫か? 
家族の同意や協力体制はあるか?

「可愛いから飼いたい──」 ではなく、
“一緒に暮らし続ける準備と環境” が整っているかを
もう一度見直しましょう。

更には、電気代や病院代、飼育に必要なエサ代やグッズ代など "金銭面にもある程度余裕が必要です"。

デグーは小動物のなかでも寿命が長いため、一緒に暮らす時間も長い。すると、まるで子供のような愛着が湧いてしまうため、想像してた以上に沼に入ってしまうことも珍しくないんですね。


3、 デグー対応の動物病院を探す【-重要-】


- 飼う飼わない以前に、飼えるかどうか -

犬猫を扱う専門の病院は数多くあります。
ですが、小動物を扱う病院は少数。

その中でも「デグーを診てくれる病院 」ともなると
更に数は絞られるということです。

近隣病院への電話確認が必要になってきます。

これは私の経験談ですが、
例えば、小動物対応の動物病院に "10件" 電話を掛けたとして、デグーを診てくれる病院はわずか
"1件~2件" 見つかるかどうかといったレベルです。

地域にもよりますが、場合によっては近隣の病院
では全てお断り、といったパターンさえ考えらるんです。※地域により差があり

優先すべきは、なるべく通いやすい距離の病院を
候補に、範囲を広げて数件は情報として確保。

診療時間や緊急対応の有無も確認。

休診日のかぶらない病院を、最低でも2~3件
事前に把握しておくことを推奨します。

通える範囲にデグー対応の病院がなかった場合、
“デグーをお迎えすること自体を見送る”といった
判断を迫られるケースもあります。

「病院を探すのを後回しにする。」 
「トラブルが起こってから急遽病院を探す。」

──
それでは遅いということです。
命に関わる重要なポイントなので、この課題だけは先にクリアしておきましょう。



4、 デグーの生態を知る


− どんな動物かを知る −

デグーはとても賢く、感情豊かな小動物です。

・薄明薄暮性(朝夕に活発)で、昼夜逆転しにくい
・寿命は6~8年、まれに10年以上生きる子も

鳴き声や食事、かじり癖、トイレについてや
マーキング、温湿度管理など “独特の習性”も。

こんなはずではなかった…
と、後悔しないために、この点についても事前にしっかり学びましょう。

▼ デグーをもっと知りたい方はこちら



5、 必要な飼育グッズを揃える


デグーを飼うために必要な、
基本の必須アイテムがこちらです。


🔸 ケージ 
(金網系やアクリル系、水槽型でもOK)
🔸 回し車
🔸 給水器|エサ入れ
🔸 砂浴びケース・浴び砂 (デグーに適した砂)
🔸 ペレット・チモシー(メインの食事)
🔸 床材(チモシーを敷いてもOK)
🔸 かじり木 (歯を削るため)
🔸 隠れ家・ステージ・ステップ
🔸 保温ヒーター(冬場は必須)
🔸 スケール(体重やエサの量を計測するため)

ケージは「スターターセット」でも問題ないです。知識さえつけば、100均グッズでも手軽に代用できるモノも多いので、それぞれ吟味して自分なりにグッズを探すのも楽しみの一つになります。

▼ お迎え必須アイテムについてはこちら



6、 ケージの設置場所・室内環境チェック


− どの場所に設置するか −

ケージの設置場所選びは、デグーのストレスと健康を左右する大事なポイントです。

エアコンは必須レベルで、テレビ音によるストレスなど考慮。夏場は直射日光を避け、冬場は直射日光があたる場所が◎。

🔸夏場はケージ温度は28℃以下をキープ
🔸冬場は最低20℃以上をキープ

※ 室内温度ではなくケージ内温度が重要です。

🔸湿度 : 40%~60%以内をキープ
※ 特に夏場は湿度にも注意



7、 ペット保険について知る【-重要-】


− 選択肢を学ぶ −

デグーもペット保険に入ることができますが、
お迎えする方法によっては加入条件など注意が必要です。

・ペットショップでお迎え ※選択肢は多い
お迎え当日(店舗での申し込み)でしか入れない保険もある ※この場合は店頭での申込みが必須

・ブリーダーや里親で迎え ※選択肢は少ない
入れる保険は限られる ※現在一社のみ

将来の医療費が不安な場合は、早めの準備が必要です。「保険はあとから考えよう」では後悔するという
ケースもあるので、お迎えする前に自分にあったプランを考えましょう。

▼ デグーの保険について詳しくはこちら



8、 性別や性格による個体差を知る


デグーにはオスとメスで性格の傾向に違いが
あります。

【オス 】──
やんちゃで活発、甘えん坊な子が多い傾向。
淋しがりで構って欲しい気持ちが強く、
呼び鳴きに悩まされることも。

単頭飼いでベタ慣れになる可能性も。

【メス 】──
縄張り意識や警戒心がやや強い傾向も。
ただ、大人しく手が掛からず、気配り屋さんで
しっかり者が多い印象。多頭飼いにも◎

※ あくまで傾向であり、性格と性別の組合せに
より個体差があります。


お迎え前に実際の性格をよく観察して、
自身の暮らし方に合いそうな子を選びましょう。


-多頭飼いの注意点-

初心者さんが多頭飼いをする場合は、お店等で
既に同じケージ内で同居している個体同士を選ぶ
ことをオススメします。

※ 相性によってはケージを分ける必要あり
※ 多頭飼いだと、ベタなれにはなりづらい傾向も

▼こちらの記事も参考にどうぞ



9、 お迎え先と時期を決める


ペットショップ・ブリーダー・里親募集など、
どこからお迎えするかを決めます。

・複数の個体を見比べて性格や健康状態を確認
・迎える日は一日ゆっくりできる日にすると◎
・猛暑日・極寒日は避けるのがベスト

事前見学の際には、飼育環境や親個体の様子も
観察し、信頼できるお迎え先かどうかを見極める
のも良いです。





10:お迎え前日 / お迎え当日の準備をする


■ お迎え前日

− ケージレイアウト 張り切り過ぎはNG −

最初はデグーがより安心できる環境が好ましい為
→ よりシンプルなケージレイアウトを意識。

豪華過ぎる部屋よりまずは安心を。
今までに近い環境で落ち着ける部屋作りを最優先。


−安心できる食べ慣れたごはんを−
チモシーやペレットは、できればお迎え先で
使用しているものと同じものを用意。
お迎え時にその場で購入するのもオススメです。何より落ち着ける環境を。


■ お迎え当日

− 移動時の気温対策・振動対策は万全に −

特に夏場や冬場は移動時の温度対策を万全に。
車内であればエアコンはもちろん、冬場は
ホッカイロを用意するなど温度管理を十分に。

到着後はそっとケージに入れて落ち着かせる。
ペットにとって新しい環境というのは不安と
恐怖でいっぱいです。

隅で固まって一日中警戒鳴きをしているといっ
たケースも珍しくないなので、まずは慌てない
こと。

そんな状況を見越して、
とにかく構いたいという気持ちはグッと抑えて、
まずは 「ここにいても危険はない」 ということを
体感させてあげることに努めましょう。

▼ デグーを迎える前に目を通して欲しい記事


◇ 最後に──


デグーとの暮らしは、準備の段階からもうすでに
始まっています。事前のリサーチ・環境整備は、
あなたとデグーの幸せな未来への投資です。

焦らず、一つ一つステップを踏んで、お迎え日を
迎えましょう。

「飼う」と決めたその日から、命に責任を持つ心構えを。そしてどんな子が来たとしても、その子と日々向き合う努力を。

ここまで長々と話しましたが、考え方は簡単です。

「あなたがデグーの友達になってあげてください。」

友達になるにはどうしたらいいか、
それにはまず、その子がどんな性格なのか。
どう接っすれば仲良くなれるか。

人間と同じですよね。

これからデグーを飼って、もし何かにつまずいた
時は、いつでも相談にきてください。

あなたの友達として待ってます。



以上

▼ でぐるく公式──Xアカウント


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集