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【NHKの回答あり】NHKが発信する誤情報・捏造報道・フェイクニュースの実態調査②

2025年8月22日分の記事で問題提起したNHKの誤情報について、今回は続編です。

未だ世間では「オールドメディアの情報発信は信頼できる」と思い込んでいる人も相当数いますが、そうした方々が気付かないだけで、特にNHKは大量の誤情報を発信しつつも、その痕跡を巧妙に消し去っています。

いかにNHKが不誠実か?前回の記事から改めてさらに1週間ほど調査を継続して判明した、「驚きの実態」をレポートいたします。

NHKから返答 不十分な内容

まずは、この記事を執筆している8月30日にあった新しい動きから。

私が8月21日10:00に送った問い合わせに対して、NHKから8月30日13:00過ぎに返答がありました。

以下に、私が送った問い合わせを再掲します。

貴協会は高頻度に誤情報を発信し訂正を実施している。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20250817/3000043315.html

このニュースは誤情報を発信後、※この記事を当初掲載した際、「ポルトガル語」を「ブラジル語」と誤って記載しました。失礼しましたと末尾に表示していたが、8月21日時点ではこの旨が削除されている。

「長野 レギュラーガソリン5週ぶり値下がりも全国3番目の高値」は数時間で訂正が削除された。

青森の「米軍輸送機オスプレイの訓練 東北町 小川原湖で2年ぶり再開」では、横田基地を横手基地と伝えたが、いつの間にか横田基地と訂正され、訂正の旨が記載されていない。

誤情報の訂正が秘密裏に実施され、当初誤情報に接した人たちに届いていないのではないか?また、Webサイト上でも訂正履歴が示されていない。貴協会のルールの説明を求める。

私が2025年8月21日に送った質問文

要は、誤情報の訂正スタンスがあまりにも不誠実ではないか?というのが私の問題提起です。訂正したことを明記していても数時間から数日で削除していたり、青森放送局のように訂正したことを一切明示しない悪質な例も往々にしてあるからです。

そうした私の問い合わせに対して、NHKからの回答要旨は次の通り(回答本文の転載は禁止と記されているので配慮します)。

誤情報だと判明次第すみやかに修正はするが、おことわり文の掲載などの対応やその掲載期間については都度判断で、統一的なルールは無い

8/30 NHKからの回答要旨

こんな状態で「信頼できる情報源」たりえるのでしょうか?私にはそうは思えません。

一方、私が暗記するほど読み込んだNHKの「放送ガイドライン」には確か、次のように記されています。

おわびと訂正
・番組やニュースの中で不適切な表現があったときは、速やかに誠実におわびをする。その際、何が不適切な表現であったのか、意図が視聴者に明確に伝わるように、きちんとおわびする。特に、人権、プライバシーにかかわる不適切な表現については、相手の心の痛みに配慮し、誠意をもっておわびする

何についておわびしているのかがわからないようなおわびは、しないようにする。放送の特性からみても、ミスがあったときには、できるだけ早くおわびすることが大切である。

放送ガイドラインの内容を記憶に基づき再現

このNHKのガイドラインを念頭に置きつつ、2025年8月23日から8月30日までに私が確認したNHKとオールドメディアの誤情報・捏造報道・フェイクニュースをご覧ください。

「シミュレーション」人物像の捏造問題

まずは、問題のドラマ「シミュレーション」について。

引き続きかなりのハレーションが予想されますが、NHKが読売新聞に対して呆れたコメントを出していました。

NHK広報局は「番組制作の過程の詳細については答えていないが、今回の番組は、ドラマパートは実在した『総力戦研究所』に着想を得たものであり、所長および関係者はフィクションとして描かれている。ドキュメンタリーパートでは、『総力戦研究所』の史実や関係者の実像について伝えている」などとコメントしている。

読売新聞より引用

ドラマパートはほぼ完全にフィクションだと述べています。だから問題無いのだと。

しかし、NHKドラマなどフィクションが現実を侵食することは往々にしてあります。例えば、「独眼竜政宗」は今なお東北の歴史観に悪影響を及ぼしていますし、この他にも類例は多数あります。

だからこそNHKはこれまでも関係者が存命中の近現代の人物の描写には注意を払ってきたわけです。

しかし、そもそも、戦争を題材にしたドラマにおいて事実を捻じ曲げて、続くドキュメンタリーパートで史実に沿うというのも意味がわかりません。

ご遺族や関係者を傷つける上に、視聴者に対して混乱を招くだけの行為であるにも関わらず、「何をわびているか意味不明」かつ「心の痛みに寄り添わない」ような態度をNHKが貫くのには呆れます。

NHK発の「フェイクニュース」と訂正

では、ここからは個別のニュースを見ていきましょう。

交流を後押しの「ホームタウン」認定 誤解に基づく情報広がる

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250825/k10014902871000.html

※この記事を当初掲載した際、千葉県木更津市への問い合わせの件数について「25日だけで500件を超える」としていましたが、正しくは「25日朝の時点で500件以上」でした。失礼しました。

8/25 21:30確認

「誤解に基づく情報広がる」というニュースに誤情報が含まれているのはどうなのでしょうか?しかも、8/30 23:00時点では「おことわり」が削除されています。

福岡飲酒運転事故 重大な誤り

こちらは世間を震撼させた大事故についての誤りです。

正しくは19年でしたっけ?少なくとも3年でないことは誰の目にも明らかだと思いますが、訂正はなされていません。

放送に立ち会っていた部長や、オンエアを見ていた局長も気付かなかったとは末期的です。

釜石の住宅の敷地内にクマ 小屋の中の米ぬかが食い荒らされる

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20250826/6040026864.html

※当初、掲載した際、防犯カメラにクマが米ぬかを持ち出す様子が写っていたとしていましたが、警察が修正したため、この部分を削除しました。

8/26 20:45確認

NHKがよくやる「警察が修正した」という弁明ですが、冷静にクマの生態を考えたとき「米ぬかを持ち出す様子」など映っているわけなくないですか?

こちらも、8/30 23:00時点では「おことわり」が削除済みです。

三島・函南町を通る国道1号の橋 金属板7枚なくなる 盗難か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20250828/3030029321.html

※この記事を当初、掲載した際、金属板の厚さを13センチとお伝えしましたが、その後、国土交通省沼津河川国道事務所が「13ミリ」と訂正したため修正しました。

8/28 18:00確認

13センチの金属板は、もはや戦艦の装甲並みなわけですが出稿した時点で気付かなかったのでしょうか?非常識にも程があります。

もちろん、こちらも8/30 23:00時点で「おことわり」削除済みです。

大谷翔平 749日ぶり勝ち投手 手術から復帰後初 【一問一答も】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250828/k10014905631000.html

※この記事を当初掲載した際、大谷選手の盗塁数が誤っていました。失礼しました。

8/28 21:10確認

大谷の盗塁数なんて大リーグ公式に幾らでも正しいデータがあるのではないでしょうか?もちろん、8/30 23:00時点で「おことわり」削除済み。

白岡市役所の火災は接触不良が原因

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20250829/1100021777.html

※当初、記事を掲載した際「電源プラグがショートして発火した」とお伝えしましたが、正しくは「電源プラグが接触不良で発火した」でした。失礼しました。

8/29 17:30確認

これはそもそも、電気回路の基礎知識が記者に皆無なのではないでしょうか?

「電源プラグが接触不良で発火した」も恐らく誤情報です。

報告書によれば、次のように発火したとのことです。

出火場所は1階税務課納税コールセンター。床コンセントへのプラグの差し込みが十分でなかったため、接触不良で電気抵抗が高くなり、プラグの樹脂部分が発熱して発火したとみられる。その後、ゴミ箱として利用していた段ボールや周囲の書類などに燃え広がった。

毎日新聞より

NHKの「電源プラグが接触不良で発火した」が、いかに重要な背景情報を削っているかよくわかるでしょう。

もちろん、8/30 23:00時点で「おことわり」削除済み。

ひき逃げと酒気帯び運転の罪で起訴の被告を殺人の罪で追起訴

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20250828/3000043572.html

※この記事を当初掲載した際、被告の職業を「無職」としていましたが、検察が訂正しました。

8/29 17:30確認

またお得意の「検察が訂正」です。被告の職業の裏付け取材をしないままニュースを出稿するなどありえますかね?

なお、8月30日 23:00時点でまだ「おことわり」が残っています。

中間貯蔵施設は“建設可能” 中国電力が上関町に調査結果伝達

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20250829/4000031010.html

※この記事を当初掲載した際に漢字の一部に誤りがありました。

8/29 21:00確認

こちらは何をどう訂正したのか全く意味不明です。8月30日 23:00時点で「おことわり」削除済み。

外国人観光客などアイドル体験できる観光施設オープン 名古屋

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20250829/3000043585.html

※この記事を当初掲載した際、施設をオープンしたのはアイドルグループなどをプロデュースする芸能事務所としていましたが、正しくはイベント企画会社でした。

8/29 23:00確認

これは事実関係が全く違うのではないでしょうか?8月30日 23:00時点もまだ「おことわり」が残っています。

北海道ローカル番組内での「フェイク発言」

珍しいタイプの誤情報も発見しました。

「オンエアされた番組内のインタビューの内容が誤っていた」と、取材を受けた当事者側がコメントを出していたのです。

2025年8月22日 19:30から放映された NHK総合テレビジョン 「北海道道/緊急報告 ヒグマ被害の衝撃」 に当財団事務局長が出演した際に、 羅臼岳登山道に出没していたヒグマ対応として、8月12日に関係機関に対して登山道の「入山規制」や「登山道閉鎖」を提案したとの発言をしましたが、 実際には「情報提供・強い注意喚起、 利用自粛要請」を提案したものでした。
誤った発言を訂正するとともにお詫び申し上げます。

当該サイトより

この問題に対して、NHKはコメント・「おことわり」を特に発信していません。

番組制作者が適切に相手の発言内容を確認せずに誤情報を流したのなら、責任を取るべきでしょう。

NHKのSNSアカウントによる誤情報

NHKが運用するSNSアカウントも誤情報だらけです。

ネタだとしてもわかりづらい

こちらは「ネタ」のようにも見えたのですが、いかんせん分かりにくいですし、ネタはネタとして一発で分かって笑えるものでなければ無意味です。

類例が他にもあります。

これも一見ネタのようですが、とにかく分かりづらいです。誤情報で注目を浴びるような手法を取り出したら終わりだと思いますが…

広報以外の個別アカウントも誤情報止まず

SNS投稿でここまで間違いが多いのは、とにかく確認フローが不適切なのだと思われます。名前や日付など、基本中の基本ではないでしょうか?

長時間露光フェイク

問題投稿が多い「NHKラジオニュース」で、また見過ごせないフェイクを発見しました。

「このように蛍が乱舞する光景」とありますが、掲載されている写真は長時間露光をした上で、比較明合成等の処理を加えたものと思われます。

ゆえに、「このように」はフェイクなのです。単に「かつて蛍が見られました」と書いておけば良いところ、盛ろうとしてフェイクを発信するなど論外です。

ハッシュタグ狂乱

最後は、そもそもハッシュタグがメチャクチャな投稿です。

ネットを使って良いレベルに達していないのではないでしょうか?

「高校講座」また誤り

NHKの歴史認識がしばしば専門家から指摘されることがありますが、世界史の教育番組でも信じられない誤りを放送していました。

https://www.nhk.or.jp/kokokoza/info/25423.html

「世界史探究」第18回のテロップ(文字情報)を修正しました

「世界史探究」第18回 17分38秒からの文字スーパー「イグナティウス・サンチョ」につきまして 間違いがありました。お詫びして訂正いたします

≪誤≫ アフリカ系アメリカ人
≪正≫ アフリカ系イギリス人

更新日 2025.08.29

8/30 21:50確認

アメリカ建国のころに亡くなった歴史上の人物を、なぜこのように間違えるのかが理解できません。試写時に寝てたんでしょうかね?

テレ朝でも誤情報 しかし「謝りたくない病」

どうしても私はNHKばかりチェックしていますが、テレビ朝日でもひどい事例がありました。

番組サイトには次のようにあります。

7月17日のパネルコーナーで、参院選期間中、SNSに投稿された画像を検索サイトの「画像検索機能」を使ってファクトチェックする方法を解説しました。

その際、選挙運動でシートベルトの義務が免除される事に関連して、車から身を乗り出す「箱乗り」について、「問題のない行為」と説明しました。この点について補足します。

東京都の交通規則では「みだりに車の中から身体を出すこと」を禁止しています。ただし、テレビ朝日が取材した警視庁関係者によりますと、「みだり」という部分は、“正当な理由の有無”などを、個別のケースごとに判断しているということです。

また、テレビ朝日の取材では「選挙運動」は正当な理由にあたるとのことで、特に危険性がなければ、取り締まりを受ける可能性は低いとみられることなどから、番組では「問題のない行為」と表現しました

箱乗りの姿勢や状況によって危険性があると判断されれば、取り締まりの対象になる可能性もあります。

当該「おことわり」より

私が読んでいて理解に苦しんだのは太字の箇所です。

取り締まりを受ける可能性が低いから「問題のない行為」というのは、どうなのでしょうか?取り締まりを受けなかろうが、「箱乗り」自体に危険性があるのは事実でしょう。

NHKにも共通の「謝りたくない病」を発症しているのか、よりによって「ファクトチェック」を掲げるコーナーを巡って、社会をますます混乱させるような情報を発信していることが病的です。

読売新聞の特大誤報

本当は「読売新聞も…」と言いたかったのですが、想像以上にスピーディーに経緯の報告と処分の発表がなされて驚きました。

基幹ニュースでフェイクを伝えながら「だんまり」のNHKと比べれば遥かに健全です。

読売も末期 島根と鳥取間違える

とはいえ、読売も誤りをそこそこ出しています。鳥取と島根を間違えるあたり、記者のレベルも落ちているんでしょうね。

なお、読売新聞などの場合、Yahoo!をはじめとするプラットフォームにも転載されることが多いわけですが、誤情報を巡って転載先が何か特別な対応をしている形跡はありません。

コミュニティノートやコメントで即座に訂正や注釈が入るSNSの方が遥かに健全ではないでしょうか?

私は、引き続きメディアの誤情報について取材・調査を継続し、レポートしていくつもりです。皆様も、特にNHKの誤情報に気づかれたらDMなどで教えて頂けますと幸いです。

また、このオールドメディアの誤情報と訂正ポリシーの問題を広く周知するためにも、ぜひこの記事を拡散してください。

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