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MSX美少女図鑑①松田聖子さん・ソニーHiTBiT

レトロPCにはアイドルがつきものですよね。その中でも最もビックネームだったのが松田聖子ちゃんだと思います。1983年のMSX規格発表時、参加企業の中核であったソニーの意気込みは並々ならぬものがありました。最初期では松下のキングコングとMSXの覇権を争い、イベントでは美女と野獣よろしく会場中にポスターが貼られていましたね。
元々聖子ちゃんはCBS・ソニーからデビューしていたのでSONYのCMに多数出演していました。その中でもイメージキャラクターに採用されたHiTBiTは「ひとびとの、ヒットビット」の名キャッチコピーと共にお茶の間に浸透していきます。今回はその広告やCMなどを特集しますが、昭和の写真集の雰囲気で楽しんでください。

僕も参加したマイクロコンピューターショウ84。
ソニーのブースで聖子ちゃんがお出迎え。

❶HiTBiTパンフレット&ポスター


1983年11月 最も最初期のパンフ


同じ画像が朝日新聞1983年10月28日に掲載。ソニーの気合が伝わってきますね。


HB55と共にMSXマガジンにも登場


HB55のポスターはムチャクチャ多いです。




CM NOW シーエム・ナウ Vol.6 1984年 CM専門誌でも特集されました。

HB55についてはレトロPCの生き字引のようなkznさんのnoteにまとめられています。kznさんいつも貴重な情報感謝です🙇


1984年4月発売のHB75が追加されたパンフ


同時期のポスター。パソコンショップで貼られていました。


1984年5月の総合カタログ


1984年10月発売のメッツォー(MEZZO)HB-101パンフ。
スタイリッシュMSXの筆頭格でMSX総選挙でも8位に食い込んでいます


HB-101のポスター


1984年12月パソコンポHB-P100のチラシ


珍しいプリンターの広告

❷ソニーHiTBiT広告


1983年12月ドヤ顔の聖子ちゃんです😁

MSX初期においてソニーが松下にシェアで上回ったのは、聖子ちゃんの爽やかなイメージとネームバリューが大きかったと思います。正直ナショナル松下の広告やMSXのデザインはソニーに比べると野暮ったく、分が悪かった感じでした。逆に言うとソニーのマーケティングのレベルが高すぎたとも言えるかもしれません。当時のソニーブランドには絶対的なものがありました。


同じ1983年12月の広告。別雑誌に掲載されていますが別のショットを使用。
ここら辺にもソニーの気合が伝わってきます。


1984年4月。ソニーはHiTBiTレーベルでのソフトのラインナップを強化していたのでゲームの広告とセットです。
同時期の広告


1984年6月。HB75片手にご機嫌の聖子ちゃん。
この写真は多分MSXマガジンだけだと思います。


1984年8月ちょっと大人な雰囲気に


1984年10月

❸解説本『聖子のMSX』


1984年5月発売『聖子のMSX応用編』


MSXは入門機だったので子供向けの解説本が多数出版されました。そんな中登場したのが『聖子のMSX』シリーズ。聖子ちゃんが直々にMSXとBASICを教えてくれるんですよ!
しかもメチャ詳しくて
「MSXは明るいパソコン」(じゃあほかのPCは暗いのか😁)
「統一規格の強み」
などと共に
「アルペジオまで加えた本格的パソコンバンド」
と専門的なご意見も披露してくれます。決して「中の人」などいないですよ!🤣


「はじめに」のあいさつで聖子ちゃんがMSXの解説をしてくれます。


しかしどうしても「中の人」の自が出てしまい、マニアックな内容に。


何とか聖子ちゃん「らしさ」を出そうとする努力がいじましいです😁


『聖子のMSX』シリーズは何と4冊も出てるんですよ!

❹SMC-777シリーズ


実はHitBitヒットビットのブランド名はMSXだけでなくソニーの8ビットマシンSMC-777シリーズにも使われていました。
SMC-777はディスクドライブ内蔵で148,000円という高コストパフォーマンス機で、4096色中16色とビジュアルも強力だったのですが、8ビット御三家の牙城を崩すには至りませんでした。
SMC-777についてもkznさんの素晴らしいまとめがお勧めです。


1984年4月


1984年4月の別雑誌掲載


1984年5月


1984年9月。強力なCG能力を駆使したデジタイズ画像が使用されていました。


1984年10月「私だってピカソになりたい」のコピー。この広告はかなり有名です。

❺ヒットビットCM集


当然CMも多数制作されました。この機会に多くのパソコンやMSXのCMを見たのですが、やはり松田聖子さんの存在感と表現力はずば抜けていて、ソニーMSXの販売促進の要になったと思います。彼女の語り掛けてくる仕草や微笑一つ一つに、惹きこまれるような魅力に溢れていました。

国内パソコンメーカーは様々な芸能人を宣伝に活用していたので、ソニーとしては人気絶頂だったCBSソニーの最大のスターを投入することを決断したことになります。
調べてみると当時ソニーにはレコード会社CBSソニーのミュージシャンをCMに使ってはいけない「不文律」があったそうなのです。これは大賀典雄氏(CBSソニーの創業社長)のポリシーではないかとも噂されました。それに対して松田聖子さんのCM起用を熱心に主張したのはHitBitパソコンの事業部長であった出井伸之氏(後のソニー社長)だと言われています。様々な聖子ちゃんのCMや広告にはソニーの並々ならぬ熱意が込められていたのですね。

1983年12月のMSX規格発表直後のCM。

「ソニーから出ました。」

「ウォークマンみたいに楽しいもの、なんだと思う?」

「ひ~とびと~のヒットビット。」

「聖子のパソコン」

「It's a SONY!!」

僅か15秒で完璧すぎます😻!

1984年1月、前回のロングバージョン。彼女の語り掛けてくる仕草は神懸っていますね。はにかみながらフロッピーを手に

「こんなにちっちゃいのに、私のやりたいこと解ってくれる。」

凄すぎますよ。

1984年4月6日、7月6日放送。新発売のHB-75。こちらを見つめながら可愛い表情でひたすらキーを打つしぐさ。そしておもむろに

「キーをヒットすると、答えがビット出る」

「もうヒットビットしてみた?」

「新しい聖子のパソコン」

後半は大人気のハイパーオリンピックに挑戦、ちゃんとBGM入りです。一つ一つの動作に愛らしさが凝縮されていますね。見ていて気が付いたんですが、前回特集した史上最悪のジョイパッド、MSX界のE.T. ソニーJS-55を使ってるんです。聖子ちゃんお疲れ様でした。

1985年HB-101のCM。聖子さんは最後に出てきて一言

「賢いから美しい」

危機感を持った?ナショナル松下もキングコングをリストラして超美少女アイドルの佐藤恵美ちゃんを投入!何故か彼女は雑誌やパンフなどには登場しなかったので貴重な映像です。小悪魔的な魅力に溢れた彼女に

「なまいきよ💖」

なんて言われたら

「しげきてき!😻」

最後にハイドライドのMSX版が一瞬移るので注目です。1985年のMSX2 FS-4000&4500のCMです。YOUTUBEになかったようなのでUPしてみました。

❺MSX美少女図鑑は続く?


MSX史上最高の美少女、岡田有希子ちゃん。異論は認めません😁

いかがでしたでしょうか?久しぶりに松田聖子さんの魅力に触れて当時を思い出しましたよ。僕は松下CF2700キングコングが愛機だったので、ことさら彼女に憧れていました。
実はこの企画は以前からリクエストがあって、MSX美少女大全集として全機種の広告を特集しようと思ったのですが、編集しているうちに画像だけで100枚以上になってしまいました。そこで泣く泣く分割したのですが、次回はMSX史上最高の美少女、岡田有希子ちゃんを予定しております。
ヤフオクに出ているMSXパソコンのカタログの中で有希子ちゃんの物だけが段違いに高かったりと現在も根強い人気のある彼女、今回以上に気合を入れる予定です。そんなわけでもう少しお付き合いして頂けると嬉しいです。それではまた!


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