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成人した子どもへの影響①息子からの一本の電話。扶養に入れる約束を反故にしたた父


父親としての答え。そして、私の人生が動き始めた日。


■ 息子のSOS

【2025年12月5日】
12月5日、息子から電話がありました。
電話口の声は震え、明らかに落ち込んでいる様子でした。

話を聞き進めるうちに、私は言葉を失い、
その後しばらく動揺が収まりませんでした。

息子はブラック企業に1年勤務したのち6月に退職し、社宅を出て自宅へ戻りました。
私の別居とほぼ入れ替わりで、夫と息子の二人暮らしが始まっています。

現在、息子は税理士を目指して簿記会計の資格取得に向けて勉強中。
昼夜逆転する日もあり、順調とは言えませんが、それでも「叶えたい道」があります。

息子は、食費・日用品・車の維持費を含め、生活に必要な費用をすべて自分で負担していました。
同居ではありましたが、食事は別々で、家と水道光熱費以外の金銭的支援はありませんでした。
そのため、貯金と失業保険の範囲で生活を維持していました。

生活が不安定になった場合の備えとして、家族カードを渡していましたが、本人は一度も使用していませんでした。
あくまで自分の貯金と失業保険の範囲でやりくりしようとしていたようです。

また、中古車をローンで購入していたため、退職後もその支払いと維持費はすべて自分で負担していました。

収入が不安定になったため、節約の一環として自宅の駐車場を利用できないか父親に相談しましたが――

「運転技術の面で、自宅の駐車場は難しい」

と説明を受け、息子自身も理由に納得し、その時は見送った経緯があります。

夫は社用車で通勤し、私は通勤のために家の車を別居先へ持ち込んでいるため、息子が私たちの車を共有することも難しい状況でした。
自宅周辺は公共交通機関が不便で運賃も高く、車がないと生活が成り立ちにくい地域です。

また、夫には昔から

「大学までは親の責任、それ以降の挑戦は本人の判断と自立に任せる」

という明確な価値観があり、家庭内でもその方針が続いていました。

【9月13日】
息子が税理士の予備校への入校を希望した際も、
不足の20万円分は金銭面の支援はなく、

3年ローンの連帯保証人のみを引き受ける形でした。

私は息子の準備状況から、入校は来年度に見送ることを勧めました。
その後の金銭面の話し合いで、駐車場代の話をし、父親が負担することが決まりました。



■ 成人しても、親には“一定の援助責任”がある

【12月5日】
息子が失業保険をもらい終わり、これからはアルバイトで生計を立てるため、「扶養に入れてほしい」と相談したところ、

父親としての夫の答えは

「扶養には入れない。昼夜逆転しているし、簿記にも合格していない。(正社員で)働いたほうがいい」

というものでした。

退職前、息子が

「残業ばかりで、勉強が続けられない。
異業種のため仕事を覚えても社会人スキルを学べても、税理士への経験には役立たない」

と悩んでいた頃、夫は

「無理なら辞めてもいい」

と声をかけていたので、息子は戸惑っていました。

私は息子にはこう伝えました。

「パパは、その時々の状況で発言が変わることがあるの。
だから、言われた言葉をそのまま重く受け止めなくていいよ。」

息子が自分を責めないよう、できるだけ冷静に事実だけを伝えました。

税理士試験は難関。ここから5年10年踏ん張る必要があります。
簿記3級が未取得の段階で、まだスタートラインにも到達していない。進路を諦めるのは早すぎます。

私は息子にこう言いました。

「同居が難しいようだから、離婚調停で“住宅支援”を相談できないか弁護士さんに確認してみるね。
あなたの夢を、こんなに早く諦める必要はないよ。」

息子は、

「まず簿記3級に合格してから相談する」

と答えました。


話は数日前の出来事から始まります。

【2025年6月】
私が別居する前、息子が退職すると決まった頃

その年の年収が扶養の上限を超えていたため、
年内は国民健康保険と国民年金を本人が支払い、
2026年から扶養に入れるという話を、夫と事前にしていました。



【12月3日】
息子から電話があり、
失業保険の給付が終了したこと、そして今後の扶養について相談を受けました。

その際、
  •   私自身も現在は扶養に入っていること
  •   別居している私が健康保険の扶養に入るためには"私の収入より多い仕送りの証明が必要だった"
 賃貸に関わる費用全般と水道光熱費、
 さらに月4万円の仕送りが条件になっていること
  •   夫の年収が数年前から増えているため、
 息子を扶養に入れることで税制上の不利はないこと

これらを、事実として説明しました。

息子には
「問題はないはずだから、直接お願いしてみたらどうか」
と伝え、その日は電話を切りました。



5日金曜日の夜、
ボーナスが支給された直後で機嫌も良さそうだと判断し、
息子は今なら話せるかもしれないと思い、話を切り出したそうです。

その結果、
思いもよらない返事が返ってきてしまいました。



その話を聞いた私は、
息子の話から、今は何も通らないと理解しました。

「そうだね。まずは簿記3級に合格してから、改めて相談しよう」

今は気持ちが大きく揺れている状態で、
これ以上の衝突や失望を重ねるよりも、
一度立て直す時間が必要だと判断したからです。



夫との約束は、これまでも
夫の意向によって変更されることが度々ありました。

その理由は一見もっともらしく聞こえますが、
約束を信じて待っている側にとっては、
大きな精神的ダメージとなります。

【2019年 夏】
息子が高校3年生の時
志望大学B判定でiPhoneを機種変する約束も反故にされるところで、強行突破で機種変したことを思い出しました。
話し合いしたけれど、バッテリーの寿命で半日しか持たないのに、機種変を認めてもらえず、交換条件が必要となり、当時の模試判定は下の方で、条件はかなり高くしてました。
夫は約束したのに今だに納得していないと言っています。
夜遅くまで塾で勉強し、遠くの祖母の家へ往復する受験生からiPhoneを取り上げるのが、夫は勤勉に最良だと自負していました。
受験生がアラームも時計も電話もメールもLINEも使えない不便な生活より、動画を見る方が勉強の邪魔になる。それだけを優先したのです。

今回もまた、
息子はその影響を直接受ける立場に置かれていました。


■ 私が口を出すと、必ず衝突が起きる

長年、私と夫は価値観や考え方の違いから、話し合いが難しい場面が何度もありました。
例えるなら、夫は団塊の世代70〜80代の価値観で生きています。

交通の便が悪い地域での生活費の負担や学習環境の課題も重なり、息子にとって経済的に厳しい状況だと思います。

私はできる限り見守りながら、息子のペースに合わせて支えるしかありませんでした。


■ 扶養を断られた日の衝撃

夫には法的に扶養を強制されるわけではありません。
しかし

「完全に突き放す」

という選択は、息子にとって大きな衝撃でした。

私は悔しさと戸惑いで、心の整理がつきませんでした。



■息子からの言葉

今回の件について、息子には言葉だけでは十分に伝わらないかもしれないと思い、
メールでも気持ちを届けることにしました。

以下は、その時に送った内容の一部です。



■ 息子へ。もう一度伝えたいこと(メールより)

今回のことでつらい気持ちになったと思うけれど、
あなたは何も悪くない。
まずはそれを一番に知ってほしい。

昼夜逆転していたり、簿記3級にまだ受かっていないことは、
扶養に入れてもらえない理由には全くならないよ。
資格の勉強や、将来のために準備をしている不安定な時期に、
親が必要な部分を支えるのは、本来とても自然なことだから。

お父さんが「働け」と言って支援を拒否したのは、
あなたの状況を理解しようとしなかっただけで、
あなたの価値や努力を否定するものではありません。
だから責任を感じたり、落ち込んだりする必要はまったくないよ。

それからね、
私はあなたを助けることで調停に不利になるかもしれない…と
少しだけ心配していたけれど、調べて分かったのはむしろ逆で、
あなたを支えることが正しい行動であり、不利になることは何もないということ。

だから遠慮しないで大丈夫。
あなたが安心して生活できるように、私ができることはちゃんとやる。

そして、
お父さんとは無理に距離を縮めなくていいし、
心が疲れるなら距離を置いて大丈夫。
あなたは守られていていい。
もう、自分を責める必要なんてどこにもないよ。

これからは自分のペースで、ゆっくり進んでね。
私はいつでもあなたの味方だから。

あなたは悪くない。
お父さんの言葉を、自分への評価だなんて思わないで。



✉️ そして、息子から届いた返信

「ありがとう今まで頑張ってくれてたこと気づいてあげられなくてごめんね」

文章を読んだ瞬間、胸がじんと温かくなった。

長い間伝わらなかったことが、ようやく届いたような気がした。


■ 調停に向けて、覚悟が固まった瞬間

今日起きたことは、離婚調停で伝えるべき重要な事実だと感じました。
しかし、何より心に残ったのは、息子の言葉でした。

「お母さんがパパと話したら、また片頭痛が悪くなるよね。
もう無理に話さなくていいよ。」

その優しさに胸が熱くなりました。

国保については免除申請もできるため、役所へ相談するよう伝えました。

そして私は、静かに決意しました。

これから始まる調停では、自分の権利を正確に主張し、必要な取り決めを整えていく。

私は長年、
夫名義の各種契約、住宅ローンの見直し、投資管理、夫が受けた生前贈与のe-tax申告や運用、車の維持管理、
ふるさと納税制度利用や医療費控除等のe-tax、銀行や司法書士などのアポ取り、飲食店や旅行などの手配など、
家庭を回すための多くの実務を担ってきました。
夫は不動産会社に騙されて家を独断で購入した後、雑務は私が引き継ぎ、家事をほんの少しやり、育児に口は出しますが、ほぼ働く事だけに専念していました。

また、私は長年のストレスによる歯の破折、片頭痛や微熱や、外科と消化器内科と婦人科の腫瘍切除手術など、身体への影響もありました。
これらの積み重ねが、私自身の負担が確かに存在していたことを示しています。


■ 最後に:私自身への宣言

今日、私ははっきりと理解しました。

これからは、自分の気持ちや権利を軽んじない。
自分の人生を大切にして進んでいく。

私の苦しみは長く、深いものでした。
だからこそこれからは、遠慮せず、自分の生活と未来を整えていくつもりです。


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💗夫婦相談→息子に真実を話した日→本記事をお読みいただくと経緯が分かります。



💗夫婦相談後に、夫が息子に言い放った言葉。
何故、突然息子が祖母の家を訪ねたのか理由が分かりました。



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