警鐘:モラハラ・DV夫婦に夫婦相談は危険!(体験談)
~2026年3月30日 認知行動療養について追加しました~
先日、夫が調べてきた有料の「夫婦相談(3回コース)」を受けてきました。
結論から言うと、モラハラ加害の傾向がある配偶者を持つ場合、この相談はほとんど意味がありません。
※追記
DV講座主催NPO法人、弁護士、カウンセラー あらゆる方々が、夫婦相談や夫婦カウンセリングについて、注意警鐘、疑問視しています。
モラハラ、DVが存在している場合は、
被害者は相談所で、このようになります。
加害者側から、お前も悪いと言われる。
相談所の方から被害者に改善要求をされ、窮地に追いやられます。
私自身も経験しました。
核心については敢えて触れられず、救済はありませんでした。
夫のせいで流産して、夫と姑に責められたことを、謝罪や反省の弁を聞くことを求めていましたが叶いませんでした。
核心部分は省略して、水に流せと言われました。
どうぞ覚悟して向かわれてください。
ただし、夫に離婚を突きつける“きっかけの場”としては有効かもしれない、と感じました。
この相談所が想定しているのは、
「愛し合っているのに、どうしても噛み合わない夫婦」や
「別れたくないから修復したい夫婦」です。
いわば 夫婦喧嘩の仲裁屋さん。
そして私たちのように、すでに十分すぎるほど話し合ってきた夫婦にとっては、
“すでに聞き飽きたことを、もう一度言うだけの場所”でした。
夫の回答も、予想どおりいつもの内容。
公認心理師の解説も「もう伝え済みのこと」ばかりで、根本は何も変わりません。
私たち夫婦の円満解決になる方法は、ただ一つでした。
私の認識に夫が合わせる事。
そして、復縁プログラムに進むと、認知行動療法を行うとの事。
いわば「矯正所でトレーニングを積む」ような雰囲気です。
あと10年20年のために、自分の性格や思考の癖を変える……。
よほど強い愛情がなければ続きません。
簡単に言うと、**「考え方のクセを見直して、行動を変えていく」**療法です。
たとえば——
「どうせ自分はダメだ」という思い込みに気づいて、「本当にそうか?」と検証し、少しずつ別の見方ができるようにトレーニングしていくイメージです。
うつ病や不安障害などによく使われていて、効果のエビデンスが豊富なため、今は心理療法の中でも主流のひとつです。
そして夫は、自分の正当性を証明したいという目的で、この相談を利用したことが分かりました。
予想したとおりでした。
ここは本来“復縁を目指す場所”のはずなのに、
夫自身は復縁する気は全くなく、
むしろ自分が望んできた離婚を私に認めさせたいだけでした。
夫は家族を大切に思っていない。
私の命も、お腹にいた子どもの命も、大切ではなかった。
大切なのは自分だけ——
それがはっきり確認でき、私は離婚を決意しました。
そして、夫が息子に離婚の話をしたと知り、私は息子を守るために、これまであった本当の話をする事ができました。
(息子と妹に伝えたときの話は別の記事でお話しします。)
夫婦相談で何を言われたのかを伝える事は、第三者の分析として、息子が判断するのにはちょうど良かったと思っています。
夫婦相談に大金をかける必要はなかったかもしれません。
けれど、第三者が夫をどう見たかを客観的にまとめてもらえたことは、
私にとって大きな収穫でした。
一生変えられない人について
特に——
自分に問題があると思っていない人
変わるメリットを感じていない人
モラハラ・自己愛傾向が強い人
は、認知行動療法の効果が出にくいとされています。
夫のケースは、まさにこれに当てはまる可能性が高いです。
■ 3回コースの実態
・3回分の料金(66,000円+心理分析料3,000円=69,000円)
・個人ヒアリング(110分 × 妻・夫)+夫婦対面相談(110分)=合計330分。
内容としては、復縁プログラムに進む前の「単なる聞き取り」に近いものでした。
“問題をより理解している側”が先に受けた方が良いとのことで、
私 → 夫 → 夫婦 の順に進行。初回に全額・現金払いのみ。お釣りは出ないと言われ、正直この時点で不安になりました。
1. 予約段階での違和感
予約時、「ホームページとブログを熟読してから来てください」と言われました。
正直、この時点で理解が難しかったです。
文章だけで説明されており、図やイラストもなし。
ここで脱落する人は多いと感じました。
2. 個別ヒアリング
入室後、流れの説明はほとんどありません。
カウンセリングではないため、丁寧な聞き取りはなく、
公認心理師の質問に答えるとマイクで拾った音声がそのまま文字化され、
それを修正しながら進むという作業がメイン。
そのため——
「え?これで何十年分の問題を拾えるの?」
という不安が最初からありました。
案の定、誤変換の修正に時間を取られ、
言いたいことの半分も伝えられませんでした。
3. 夫婦相談とエゴグラム
2人でエゴグラム(3,000円×2)を受け、簡単な説明を受けました。
率直に言うと、ChatGPTやGoogle geminiの方がよほど精度が高いと思う内容でした。
設問数も少なく、MBTI診断(16タイプ)の方の設問の方がまだ濃い。
夫の結果は「思いやりのNPが高い」など、明らかに外向けの回答。
結果を見られることを意識した結果、本当の自分を隠してしまったのです。
思わず笑ってしまいました。
■ 公認心理師からの“結婚観”の指摘
公認心理師からは以下のように言われました。
「結婚は“この人でなければ”と思った相手とするもの」
「相手がこうしてくれた、という思い出が自然と湧いてくるもの」
「2人とも思い出が“自分主体”なのは、未熟なまま結婚した証拠」
要するに、
私たちは、結婚する相手としてはそもそも不適合だった。
という結論です。
私は条件で結婚した自覚があり、これは理解できました。
ただ、夫もまた“恋をしていただけ”だったことが、ここではっきりしました。
私にとっては、出産時の出来事が唯一、夫との思い出でした。
一方で、夫には私の言動にまつわる思い出は一つもなく、彼は私を愛していなかったのです。
●夫の心の闇
夫婦相談後に、息子や妹、新しく出会った友達に話をしたところ、夫についてまとめる事ができました。
幼少期から愛情に飢えていた夫にとって、この結婚は“ただ親に怒られないための結婚”だった。
子供が産まれてすぐに離婚したら、親に怒られるから離婚しなかった。
結婚継続の条件のパチンコをやめる約束は、
低収入でも、周りに迷惑をかけても、約束は平気で破り、隠れて続けていた。
親が怖くて、妻子を守れない。----自分だけを守る数々の言動。
今度は、親に離婚しろと言われたから、私に何度も離婚を突きつけるようになったのではないか?と結論が出ました。
■ 公認心理師が“夫の外面”に騙される
ここで痛感したのは、
公認心理師ですら夫の外面の良さに完全に騙されていたということです。
モラハラ気質の人は
対外的には礼儀正しく
丁寧に話し
反省しているふりが上手く
自分に不利な事実を巧妙に隠す
ため、専門家であっても本性を見抜きにくいのです。
夫が都合よく脚色した話を、公認心理師はそのまま信じ、分析していました。
私は横で聞いていて「また外面で取り繕っている」とすぐ分かりましたが、公認心理師には見抜けていませんでした。
この瞬間、
この相談形式では、夫のようなタイプは絶対に見抜けない
という限界を強く感じました。
■ 夫の嘘の発覚
そして夫婦相談の最後、
過去の出来事に関する夫の回答で嘘が次々と発覚しました。
● 借金返済の件
1度目の離婚危機後の復縁 姑からの電話
夫のパチンコでお金を使い込んだと思われる母親への借金を『返済してくれない』と私が姑から聞かされたこと。
そしてそれを夫に伝えると、『パチンコをやめる条件で借金をチャラにしてもらった』と、夫から聞いていたが、
すぐにパチンコをやったことを見つけたため、
私が『10万円返済してくるように』と渡した話。
→ 夫「記憶にない、結婚前の話』
……私は使い込んだのだと気付きました。
● 流産前の温泉旅行の件
姑からの提案で温泉旅行に連れて行ってくれと言われた。私は無下にされてきたから行きたくなかったが、夫が連れて行けば絶対に私の株は上がる。良くしてもらえるようになるからと説得をされた。
その後、妊娠発覚。
私が妊娠初期で風邪で点滴をしたからキャンセルしてもらえるように姑と話してくれと頼んだのに、キャンセルにならなかった。
そもそも妊娠初期は温泉はNGなのに、姑と夫に温泉へ連れていかれた時の出来事。
夫に『破水したかも。どうしよう』と不安を伝えると『姑には黙っておいて』と夫に口止めされました。
この出来事が、回答では完全に削除されていました。
20年見ないふりをしてきたけれど、
私が心の底で“離婚の決定打”としていたのはこの件だと気づきました。
夫は、あの子を守れなかった。
そして、夫と姑は流産した私に謝罪も反省もなく、話をすり替えて私を責めた。
誰にも言えないまま、私だけが蓋をして生きてきた出来事でした。
■ 夫の問題点(心理師視点)
夫は
責任感がない
受容がない
「他人事」で生きている
仕事の自負を“免罪符”にしている
と分析されました。
まさにその通りだと思いました。
公認心理師から夫の回答として
「パチンコは小遣いの範囲だから良い」
と言われましたが、23年前に“結婚を続ける条件”はパチンコをやめることだったのでは?
月収19万で家賃を払ったら10万ちょっとの生活費。それでパチンコをして良いのか?
つい最近まで仕送りや教育費で私が働かないと大変だったのに?
別居する際、復縁努力目標の確認書に記載した第一条件だったのに?
疑問しかありませんでした。
■ 心理師からの私への指摘
私は
感情的に動く
他責的
根に持つ
と言われました。
しかし、流産の痛みやその後の扱いに蓋をした結果、
私は体調を崩したのです。
“辛いことは忘れろ”と言われても、和解できないでいるのに、それは人間には無理です。
そして、なぜかこの流産の話が省略されていました。
私にはとても大切なことです。
夫からの言葉が欲しかったです。
一体、どう思っていたのか。本心を聞かずに終わりました。
■ そして、私の結論
解決策は、
「夫が私の気持ちや認識を合わせること。」
元々無性の愛を継承する気のなかった人は、愛のない結婚だったと言っていた。
認知行動療法を用いてお互いを変える必要があるが(特に夫)、夫を変えるのに何十万何百万とお金を掛けて、効果が得られず結局離婚ではないか?と一瞬で理解できました。
最後に、心理師から「プログラムに進みたいか」「何か決まっていることはあるか」と問われました。
私は、夫が8年前から離婚を望んでいたことを踏まえ、離婚を受け入れることにしたと伝えました。
夫の嘘も明らかになり、
私とやり直し努力する気がないこと、
そして私を大切に思っていないこともはっきりしました。
一緒にいる意味はなく、離婚を決意しました。
夫は“治すつもりがない”。
私は“もうこれ以上、心をすり減らせない”。
モラハラは専門家でも見抜けない
モラハラの怖さは、被害者だけでなく第三者さえも簡単に騙してしまうことです。
だからこそ、被害者は長い間「自分が悪いのかもしれない」と思い続けてしまいます。
怪しげな夫婦相談を受けて見えてきたのは、
修復の道ではなく、別々の人生を選ぶ方が自然だという現実でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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