ブランドカラー 黒を基調とした色彩設計
黒衣の思想を表す色彩設計
これまでの記事では、カスタマークラウドのブランド哲学や、
ラップ・モデルという事業構造、そしてそれを形にしたシンボルについて紹介してきました。
ブランドガイドラインでは、こうした思想はシンボルの形だけでなく、
色彩の設計にも反映されています。
基本となるコーポレートカラー
カスタマークラウドのコーポレートカラーは、
黒を基調とした中立的な色彩体系です。
ブランドガイドラインでは、この配色は
「黒衣」の美学に基づいていると説明されています。
黒衣とは、日本の伝統芸能において舞台を支える存在です。
主役は役者であり、黒衣はその背景として舞台を成立させます。
カスタマークラウドのブランドも同じ考え方で設計されています。
主役は常に顧客であり、
カスタマークラウドはその価値を引き立てる背景として機能します。
そのため、コーポレートカラーは
ブラック
ダークグレー
ホワイト
というシンプルな色構成になっています。
ブラック
ブラックはブランドの基盤を象徴する色です。
シンボルの左側のCやロゴタイプ、
本文テキストや見出しなど、
ブランドの基本的な表現に使用されます。

ダークグレー
ダークグレーは、コーポレート表現において
シンボルの右側のCに使用されます。
ブラックとの明度差によって、
シンボルの左右を視覚的に区別する役割を持っています。
ホワイト
ホワイトはシンボルの中心にある
コアを表す色です。
ブランドガイドラインでは、このコアは
主権
創業精神
歴史
といった顧客の聖域として位置づけられています。
そのため、このコアは
常に白で表現される要素として設計されています。
事業ドメインごとのカラー
カスタマークラウドでは、事業ドメインごとに
シンボルの右側のCの色を変える仕組みが採用されています。
それぞれの色は、
その事業領域が持つ意味を表しています。
AI / AGI ドメイン(スカイブルー)
広大なデータの流れの中で生まれる知性を、澄んだ青で表現しています。
金融ドメイン(ロイヤルブルー)
国家や社会の基盤を支える金融の信頼性を、深い青で表現しています。
都市開発ドメイン(コーラルオレンジ)
都市に流れる人々の営みや土地の温もりを、暖色で表現しています。
環境ドメイン(エメラルドグリーン)
自然の循環や生命の持続を象徴する色として、緑が用いられています。

色が表すもの
ブランドガイドラインでは、これらの色の役割も
シンボルの構造と同じ考え方で説明されています。
左側のCは常に黒。
コアは常に白。
そして右側のCだけが、
事業の文脈に応じて色を変えます。
この構造によって、
ブランドの基盤は変わらず、
事業は文脈に応じて広がっていく
という関係が表現されています。
次の記事では、ブランドのメッセージを言葉で表現する
タグラインについて紹介します。
