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good_vibes
【綺想歌】砂漠濡れ(ファトラジー短歌、読み納め)
【一首目】
砂漠濡れ
鱒とカラスが
紡ぐ夜
鼠花火が
穴開ける空
【二首目】
罪深き
豹の滑車
山様の
翡翠の血脈
飛翔せしめし
【三首目】
セイウチの
紅いスカートを
翻す
賢者のタロットは
濡羽色の舌
【四首目】
抜け殻の
チョコレートが
獏を喰い
夏の心臓は
絹の蜜を吸う
noteでファトラジーという世界と出会ったことは、創造性を豊かにしてくれる素晴らしい出会いになりました。
ファトラジーを作るのはとても面白いです。文字をくるくる回しているうちにあっという間に時間が過ぎちゃう。語彙力は乏しいのですが、知っているけど使う機会がなかった、好きな言葉を発掘するのも楽しんでいます。
以前から自由な発想で書いている表現もあったので、むしろそのままでいいんだと肯定できる機会になりました。
紹介してくれたくいたろうさん、企画の初代王天君さん、ありがとうございました。
【きっかけとなったくいたろうさんの記事】
綺想歌について
「綺想歌」とは、美的なファトラジーの俳句や短歌のことです。
ファトラジーとは、中世フランスで流行ったナンセンスな詩で、日本では「がらくた詩」、「でたらめ詩」など訳されていたそうです。意味がよく分からなくて不思議で可笑しい詩・奇妙な発想の詩です。初代王天君様がファトラジーを「綺想詩」と超訳されました。
日本にも無心所著歌むしんしょぢゃくかと言われるファトラジーの和歌があります。#無心所著歌はナンセンスやギャグの方向性で、美的な綺想の俳句や短歌については、初代王天君様が「綺想歌」と名付けられました。
現在、#綺想歌の作品も募集しています。興味のある方は、ぜひ初代王天君様の記事を読まれてから、ご参加ください。
【わたりあめの短歌マガジン】
