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シュタルクの曲を作ってみた—アオハル風『ジャンボベリースペシャル』|葬送のフリーレン

小難しい考察ではなく、軽めのコンテンツを投稿したいという目的で始めたSunoのボツネタ曲放出シリーズ。
しかし気づけば、考察めいたことを書いてしまう。

我ながらどういう癖なのかと不思議だ。

フランメデンケンヴィアベルにつづき、今回は、シュタルクについての曲を紹介したいと思う。

『葬送のフリーレン』のキャラクターをイメージして作った曲は、今のところこれがすべてだ。

シュタルクは、「強さ」「弱さ」「優しさ」が密接に描かれているキャラクターだ。

歴史に名を残す戦士アイゼンの一番弟子で、師匠をも超える強さを持ちながら、自分の中の弱さを常に認識し、恐怖と戦っている。

私はシュタルクのその内なる葛藤と、葛藤する時にいつも彼の心にいるアイゼンとの関係性がとても好きだ。

師弟関係でありながらも家族であり、友人でもある。
シュタルクの強さの後ろ盾となりつつ、弱さを強さの一部として取り込むことを教えてくれる存在が、アイゼンであるように思う。

ということで、この2人の関係性を軸に、歌を作った。
何やらアオハルな感じの一曲となった。
よろしければ、お聴きください。

『ジャンボベリースペシャル』

※Sunoの無料アカウントにて、非商用目的で制作した楽曲です。


歌詞

ジャンボベリースペシャル
歌詞:ぽていとぽたあと

なぁ師匠 教えてもらったんだ
師匠だって 本当は怖かったって

なぁ師匠 オレは思ってたんだ
自分はひどく弱い 失敗作だって

震える自分は 臆病なんだって
逃げ出す自分は ダメな戦士だって
ずっとそう思って 生きてきたんだ

でも今の仲間は 言ってくれるんだ
オレはもう逃げないって そう言い切るんだ

仲間がいるんだ
オレはもっと戦える

一緒に行こうって
言ってくれるんだ

師匠が昔 食べさせてくれた
あの大きな ジャンボベリースペシャル

あの時のオレは 食べきれなかった
今見るとこんなにも 小さいんだ

追いかけていた その背中を
すごく大きく見えた あの背中を

もしかしてもう 越えちまったのか
気づけばこんなに 小さくなった

嬉しいようで 少し切ないって
伝えたら 師匠はなんて言うかな

くだらない冒険譚を
今度はオレが届ける

師匠が楽しそうに
話してくれたみたいに

ほんとは兄貴も言ってくれてた
お前はいい戦士になるって

でもオレの耳には 届かなかったんだ

故郷を捨てたことが
一緒に戦えなかったことが
ずっと胸につかえてたんだ

でも今はただ 一生懸命で
そして毎日が 楽しくて
戦ったり くだらないことに笑った日々を

師匠のもとに
持ち帰りたいんだ

『葬送のフリーレン』のシュタルクをイメージした歌詞


「守れなかったものがある」という過去の後悔が「戦う今」につながっていく

『葬送のフリーレン』に出てくる登場人物のほとんどは、天涯孤独だ。

魔族によって、すべてを奪われたフリーレン。
幼い頃に、戦争孤児になったフェルン。
魔族に襲われた村を捨て、子どもながらに1人で逃げたシュタルク。

フランメも同様に、魔族にすべてを奪われた。
ヒンメルとハイターは、同じ孤児院で育った。
アイゼンも、魔族に襲われた自分の村を捨てて生き延びた。

彼らは皆、心の中に「守れなかった」「逃げてしまった」「全てを奪われた」という後悔や虚しさを抱えている。
それを原動力に、恐怖に抗いながら、日々戦っている。

そしてそれぞれの凸凹を補い合うように、人間関係が連鎖していく。

自分の村を守れなかった代わりに、ほかの誰かの村を守る。
自分が孤児院で育ててもらったように、自分も見ず知らずの子どもを育てる。

こういう心の葛藤や人間関係の連鎖が、シュタルクとアイゼンの間柄にはよく出ていると思う。

ともすると、重く暗くなってしまうような数々のテーマを、あの穏やかな空気感で語る『葬送のフリーレン』に、私は見るたびに心を打たれる。

と、結局また考察を書いてしまった。

『葬送のフリーレン』を見たことがない方にも、何か伝わるものがあると良いな、と思う。


余談:「フリーレンを見始めました」が嬉しすぎる

ここ最近、私のフリーレンの記事を読んで「フリーレンを見始めました」と言ってくださる方が複数人いらっしゃいました。
本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。

フリーレンの考察は、自分の思考整理も兼ねて、マガジンにまとめています。

人によって、物語から感じ取るメッセージや浮かび上がってくるテーマはさまざまだと思います。

これらはあくまで私の読み解き方ですが、『葬送のフリーレン』をより多面的に見るヒントになるかもしれないと思い、ここで紹介します。


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